読書,アイス,風呂,そして象
季節は読書の秋。(秋以外も読んでいますが・・・)
本当は書斎かなんかで,ロッキングチェアーに腰掛け,横にレトリーバーを寝かせて,パイプをふかしながら,ゆっくりと『老人と海』かなんかを読み耽りたいところなんですが,残念ながら,我が家にはロッキングチェアーもレトリーバーも居ません(もちろん,パイプも)。
しかも,レトリーバーどころか,やたらと元気なチビ達が走り回っているので,とてものんびり読書をする時間はありません。
・・・の割には,1ヶ月で5~10冊くらいの小説を読み続けています。一体,いつ,どこで読んでいるのでしょう?
わざわざ,答えを隠した割にはたいしたことはなく,おいらが本を読むのは会社帰りの電車と家の風呂です。
まぁ,電車で本を読む人は多いので珍しくは無いかもしれませんが,風呂で本を読む人は意外と少ないかもしれません。
しかし,風呂で読む本は格別です。
風呂のふたを半分だけ開けて,そこに本を載せて,ゆっくりと暖まりながら本を読むのです。でも,手をお湯の中に入れていると,本を押さえることができないと言う,大きな障害(おーばー?)があります。
そこで活躍するのが,写真の「象」です。
これは,マックのハッピーセットのおまけで貰った水鉄砲なのですが,その,びよ~んと伸びた鼻が,本のページを押さえるのちょうど良いのです。
風呂は本を読む場所としては最適です(特に秋から冬。夏は暑い・・・)。なぜなら,風呂とお湯の他になにもない空間なので,本の世界に没頭できるからです。
なにもないし,なにも聞こえなく,あるのは本だけ。理想の読書空間だったりします(本当か?)
さぁ,この狭く心地よい空間から,遙か遠い世界にまで,船や飛行機,時にはドラゴンに乗って,旅立って行きましょう。
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