MTBメンテナンスのための,おいら的バイブル2冊
おいらは割と機械いじりが好きです。いや,むしろ大好きです。
でも,始めたばかりの自転車の仕組みはさっぱり分からないので,とりあえず買ってみたのがこの2冊。
さっぱり分からないまま買ったのですが,とっても役に立っています(^^)
自転車に興味がない人(数ヶ月前までのおいら)にとって,自転車を修理したりパーツをグレードアップするなんて,思いつきもしないことかもしれません。
昔,長野の山奥に住んでいた時は,通学路の山道が急すぎで毎月のようにブレーキワイヤが切れていました。で,今となっては驚くべきことですが,毎回,麓の自転車屋さんで1000円くらい払ってワイヤを張って貰っていました。
今なら,ワイヤリングぐらい自分でやるのに・・・。毎回1000円ってどんなワイヤ使ってるねん?
でも,趣味で自転車をやるようになると,やはり根っからの機械好きだけあって,やっぱりやりたくなるのが自転車いじり。
でも,車やバイクほどスピードが出ないとは言え,あんまり適当にメンテナンスしたら自転車だって事故になりかねないし,そもそも,外し方すら分からない部品が多すぎです(クランク,チェーン,ハンドル・・・)。
そこで買ったのがこの2冊(書名に個性が感じられない2冊ではありますが…)。
呼び分けづらいですが,「…Book」のほうは,MTB業界(?)では有名らしい丹羽隆志さんの本。どちらかというと初心者向けのようで,非常に丁寧に書かれていて,MTBメンテナンスを始めてみようとする人にはちょうど良いレベルだと思います。
クイックの着脱やワイヤの張り直しといった超基本から,サスのメンテナンスまで一応広範囲に網羅しています。やりなれている人には当たり前のことまで書かれている(ワイヤの初期伸ばしとか)ので助かります。
一方,「…Book」じゃない方の本も,これまた有名な永井隆正さんの本。こちらは,かなり細かいところまで書かれていて,「…Book」より上級レベルな本です。
「ディレイラの調整」だけじゃなく,「ディレイラの取り付け」まで載っていて,LGS SIXの9速化の時にはとても役立ちました。
最後の方にシマノやSRAMパーツの互換性が書かれているページがあり,「こりゃ助かる!」と思ったのですが,意外と中途半端で,実は自転車「あさひ」とかのサイトを見た方が分かりやすかったりするのが残念ではありました。
でも,おいらレベルの人(買って1~2年?)の人が読むにはちょうど良い内容の2冊。おかげで,すっかり自転車いじりが大好きになってしまい,ご近所からはすっかり「あそこのうちの旦那さん,自転車屋さんなの?」と思われ始めています・・・。
(^^)
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