コラムカット計画進行中(その2:超ミクロ改善)
自転車乗りなら見慣れた,ブレーキワイヤーのキャップですが・・・?
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8ステアリングコラムカット計画中ですが,ここで一つ,超小さな改善を。
ゴミの排出量を削減し,しかも,車体重量を軽量化することもできるという,夢のような改善です。
(ごめんなさい,煽りすぎです。本当はミクロな改善です)
課題発生
現在,ステアリングのセッティングを繰り返していることから,毎日のように,コラムスペーサーを入れたり外したりしています。
コラムが適正な長さの場合にはステムの固定ボルトをゆるめれば簡単に外れるのですが,現状ではとても長いため,前ブレーキのワイヤが突っ張っちゃって,ハンドル(ステム)を外すことができません。
そのため,前ブレーキのワイヤを外す必要があるのですが,そうなると,どうしてもこのパーツを外す必要があります。
ハンドルを外すとき,このキャップのせいでワイヤが突っ張るのです。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8そう,ワイヤの端末処理として使う「アルミキャップ」です。
我が家には軽く100個くらいありますが,毎日のようにコレを付けては外してゴミ箱,というのも,なんとも非エコ。
日に日にゴミ箱にたまっていく,使用済みアルミキャップを見ながら困っていたのでした・・・。
改善編
アルミキャップを付ける理由は,たぶん,2つ。
一つは,ワイヤのよじれが解けてしまわないようにすること。もう一つは,体やウェアが触ってしまったときに怪我や破れをおこさないように保護すること。
フロントブレーキの取り付け位置からすると,体で触ってしまう可能性はほとんど無さそうなので,ワイヤの先端が解れないように処置してあれば十分と思われます。
そこで,『MTBメンテナンス』でも紹介されていた小技ですが,ワイヤの先端を「半田付け」処理してみました。
ワイヤをコテで過熱して半田を溶かし込むのがコツです(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8作業のコツは,事前にパーツクリーナーでワイヤの油脂分を除去しておくことと,半田コテはワイヤに直接付けてワイヤ自体を加熱して半田を溶かし込むことです。
こうすれば,ブレーキキャリパーのワイヤ固定部分を少し緩めるだけで,すぐにワイヤを引き抜くことができます(^^)
それほ~~~のわずかですが,軽量化するかもしれません(アルミキャップ1コ分だから1グラムくらい?笑)
お~,美しい(^^) これで,キャップがいらなくなったヨ。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8このボルトをゆるめるだけで,すぐにワイヤが外れます(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8これで,簡単にハンドルを外すことができるようになりましたので,スペーサーを付けたり外したり,試行錯誤ができるようになります。
コラムカットへの道は少し近づきました(^^)
(追伸)
この記事を書いていて気が付きました。
ひょっとして,毎回キャップを外さなくても,キャリパーのボルトをしっかり外してしまえば良かったのでは・・・?
ま,いいか。1グラム軽量化できたし(^^)
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