貧乏スマホデビュー!(解決編1/2)
幾多の障害を乗り越え,ようやく無事にスマホ生活を始めることができました(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D前回の記事では,貧乏でありながらスマホ生活を送るための「貧乏スマホ宣言」をしたものの,課題ばかりが山積みでした。
花火ばかり打ち上げ解決は全部次回記事にお任せ,というどこかの国の政権みたいですが,ちゃんと公約(?)は守って解決編を書いてみました(^^)
結論から言ってしまえば,「ネット接続は『快適』とまではいかないものの,スマホの多彩なアプリの恩恵は十分受けられる(しかも安い)」といったところです。
課題の整理・契約内容
前回記事の通り,「貧乏スマホ宣言」により,3G回線は使わずWi-Fiのみで生活していくことにしたのですが,以下の3つの課題がありました。
- 勝手にネット接続するアプリがたくさんいる
(うかつに3G回線をONにできない) - 3G回線じゃないとできないことがある
(キャリアメール送受信,Cメール送信) 3G回線を切っているとメールの着信が分からん
(すんごく困る)
3G回線を切っていても,メールの着信を表すアイコンがステータスバーに出ることを発見しました!
なんと,課題3は最初から解決済みなのでした・・・。
左上の通知領域にある小さなアイコン(時計の左)が,「未読メールがあるよ」という合図。
INFOBAR A01スクリーンショットこれらの課題を解決するための契約内容(料金メニュー)を考えなければいけません。
一番悩んだのは「ダブル定額」。完全定額の「ISフラット」の6,000円に比べれば格安の2,000円。このオプションも止めてしまうことも考えたのですが,下記の理由から選択することにしました。
- 毎月割(INFOBARでは月々1381円)はダブル定額加入が条件
- 出先で3Gを使うこともあるので,パケット単価の安いダブル定額は保険になる
毎月割が1,381円ですから,実質,2,000-1381=619円でダブル定額に入ったのと同じと思えば,まぁ,いいかな?
悩んだ結果の契約内容はこうなりました。
項目 | 単価 | 備考 |
---|---|---|
基本(シンプルSS) | 934円 | 家族割50%OFF後 |
IS NET | 300円 | ネット接続の基本料 |
ダブル定額 | 2,000円 | |
ユニバーサルサービス | 7円 | |
端末代 | 2843円 | 24回払いです・・・ |
毎月割 | -1,381円 | 24ヶ月続きます |
【合計】 | 4,703円 | 許せる範囲? |
端末支払いこみで月々4703円(端末抜きなら1860円)です。
さて,この契約状況で課題1~3へはどうやって対応しているのか紹介しましょう。
課題1・2への対応
聞くとがっかりですが,基本対策は「3G回線をブッタ切っておく」というものです。
こうすれば,バックグラウンドで(3G回線経由で)ネット接続しようとするアプリを封じることができます。
確かに,常に最新の情報を得るためにバックグラウンドで通信させておけば,次回起動したときに最新の天気予報や電車運行状況が表示されているのは便利なのですが,「必須か?」と言われれば,それほどではありません(少なくともおいらは)。
家,会社,スタバ等,Wi-Fiエリアに入ってから更新すれば十分だと考えています(一瞬で更新できますし♪)
キャリアのメールを見るときは一瞬だけ3GをONに
キャリアのメール(auの場合は「EZwebメール」)を見るには,3G回線接続が必要です。
なので,キャリアメールを読みたいときは,下記の手順で見ることにしています(発信も同様)
- メーラーを起動する
- 3G回線をONにする
- 送受信する
- 可及的速やかに3G回線をOFFにする
特に4.が大事です(^^)
パケット料金に飢えた亡者アプリたちがバックグラウンドで通信を始める前に切らなければなりません。
なので,上司に話しかけられようが,お客様から電話が来ようが,妻から風呂掃除を命じられようが,3GをOFFにするまでは完全無視。
「赤子泣いても3GをONにし続けるな!」,です。
3Gでネット接続するときは専用アプリで(^^)
「江戸っ子はWi-Fiしか使わねぇゼ」と見得を切っても,出かけた先で,ネット接続したいことだってあります。(っていうか,普通,外出先で使いたいんですよね)
たとえば,電車の路線を調べたいときには,スマートフォンはフルブラウザを装備していますから,「Yahoo!路線案内」や「駅探」「乗換案内」などのインターネットサイトを使うことができます。
インターネットサイト「駅探」はこんな感じ。これだけ画像があれば,通信量食うわけです。
INFOBAR A01 スクリーンショットしかし,これらのサイトは大量の画像,広告類にあふれており,検索だけで1,000円以上もかかってしまったりして,電車に乗るどころじゃなくなってしまいます(笑)
そこで,ブラウザは封印し,各サイトが用意している専用アプリ(例:ジョルダンの「乗換案内」アプリ)を使います。
専用アプリはスマートフォンの端末ローカルで動作し,検索をしたいときだけ,必要な文字情報をやりとりしますから,最小限のパケット消費ですみます。
ジョルダンの専用アプリ「乗換案内」。端末のローカルで動作し,「経路探索」ボタンを押して初めて,サイトと通信します。しかも,通信量は極小です(^^)
INFOBAR A01 スクリーンショット
同じ経路を探索するのに,インターネットサイト(駅探)を使った場合と,専用アプリ(乗換案内)を使った場合の通信量を比較すると,下記の通りです。
インターネットサイト (通常ブラウザ) | インターネットサイト (Operaブラウザ) | 専用アプリ (乗換案内) | |
---|---|---|---|
通信サイズ | 1040KB | 522KB | 17KB |
パケ代(通常) | 2184円 | 1096円 | 36円 |
パケ代(W定額) | 546円 | 274円 | 9円 |
Operaブラウザはサーバー側で画像を圧縮してくれるのでデータサイズを小さくでき,標準ブラウザの半分程度に収まっていますが,それでもW定額割引後で300円近くかかります。
一方,専用アプリなら,わずか9円で検索完了です(^^)
同様に,電車の運行状況を確認するのであれば,Yahoo!や各電鉄サイトではなく,一括で調べられる「鉄道運行マップ」がいいでしょう。
スマートフォンには,路線案内や天気予報,株価情報,ニュースなど多様な「専用アプリ」がリリースされていますから,特定の事柄を調べたいときには,あらかじめ専用アプリをインストールしておけば,とてもローコストに,しかも簡単に情報を得ることができます。専用アプリ万歳!です。
GoogleMapはダウンロードしておく!(^^)
スマートフォンのいろんな機能のうちで,GoogleMapに魅力を感じている人は多いのではないでしょうか?
超方向音痴のおいらは正にそのとおりで,GoogleMapのためにスマホデビューをしたと言っても過言ではないくらいです。
で,普通は3G回線につなぎっぱなしにして使うGoogleMapですが,最近のバージョンアップによって,地図情報をあらかじめダウンロードしておくことが可能になりました(超嬉!)
ダウンロードしておきたい付近を表示し,画面をロングタップするとダウンロードの選択肢が出てきます。
ダウンロードは16km×16km四方単位で行い,全部で10エリアまでダウンロードできます。
四角で囲まれた区画が16km×16km。9区画ダウンロードで,おいらの生息範囲はほぼ網羅できてしまいました(笑)
INFOBAR A01 スクリーンショットこれでどれくらいのエリアがダウンロードできるかというと,おいらの場合は,
- 富士山全域
- 神奈川の海岸全域
- 会社のある横浜周辺
- 東京中心部
を保存していますが,日常的な生活ではオーバースペックなくらい,広範囲が保存できます。
残念ながら,お店情報やナビはできませんが,単純に地図として使うだけならば十分な威力を発揮してくれます。
3GとWi-Fiをみんな切っても,ちゃんと地図は表示されます(^^)
INFOBAR A01 スクリーンショット
またもや続く・・・
え~,ここまで書いてきたら,長くなりすぎました(いつものことですが)。
とりあえず課題1・2の紹介はここまでにして,続きは次回に紹介です。
次回は以下のような内容でお届け予定です。
- 課題3(メール着信が分からない)への対応。au限定ですが秘儀,Cメール転送を紹介します。
- Wi-Fiエリアを広げるための,フレッツスポット&光ポータブルの紹介。
それではまた~!
【おまけ】
1ヶ月ぶり,超久しぶりにLOOK号に乗りました。変速レバーの使い方,忘れかけてました(笑)
関係ありませんが,土曜日には上の地図の場所に行ったら,こんな景色に会えました。富士山への日の入りです(^^)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8- 【2011.9.17追記】
- 3G回線を切っているとメール着信が分からない,と思い込んでいたのですが,ステータスバーに小さな「未読アイコン」が出ることがわかりました。これで,「課題3」は最初から解決済みとなりました。
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