MNPでiPhone5（無印）に！

MNPの戦略って一体・・・

一昔前，ガラケーの新規契約では「端末価格1円」が横行していたころがありました。

もちろん，端末価格なんて毎月の通話料ですぐ回収できるので，とりあえずは端末をプレゼントして，シェア拡大を狙っての戦略かと思います。

今は，同じことがMNPでおきています。

どうも，各キャリアとも「顧客を流出させない」戦略より，「顧客を奪い取る」戦略に傾いているようで，新規や機種変更では5～7万円もする機種が，MNPでは1万円なんてことが起きています。

で，iPhone。

新型（S,C）の登場の陰に隠れて，旧型の「5」は投売りの状態になり，0円が当たり前になっています。

しかも，毎月の割引でごまかす「実質０円」ではなく，最初から本当に０円で端末を配る「一括０円」です。

・・・という説明を粘り強くツマにし続け，おいらも5世代目にして，ようやくiPhoneデビューとなりました。

今回の契約条件はこんな感じ。

項目	金額	備考
端末代（iPhone5）	０円	一括０円です
キャッシュバック	2万円	JCB商品券でした
毎月割引	1,680円/月×2年	計40,320円の割引になります

なんだか，新規や機種変更で購入するのがバカバカしくなってしまう契約です。

毎月の請求料金は4,095円/月ですが，「キャッシュバック－MNP手数料」を２年で月割りすると，結局，3678円/月となります。

今までのauが3,398円/月ですので，わずが300円ほどの上乗せで，定価5万円ほどのiPhoneを手に入れた上，毎月パケット定額で使い放題です。

なんだか，うまく行き過ぎて騙されたような話ですが，MNPで移行したということで失うものもあります。

• キャリアメールアドレス（@ezweb.ne.jp）を失う→まったく使ってないからいいや
• ２年後にはまたMNPをやる必要がある→３年目からは毎月の割引がなくなるので，またMNPで他キャリアに移行する必要があります
• 毎月300円も高くなった！と妻が怒っている

２つ目の点は，人によっては「２年ごとに新機種に乗り換えられる♪」という人もいますが，おいらとしては若干面倒くさいかなぁ。

また，３点目はどうしたものか・・・（＾＾;）

iPhone初体験は戸惑いがち・・・

今でこそWindowsユーザーのおいらですが，実は20数年前には，Macintosh Plusから始まって，SEやLCやIIやPowerBookなど，ずっとMacintosh教を信奉しており，一時期はいくつかのアプリケーション開発までやっていました。

んが，そんなApple/Mac教から離れて10年以上，Apple社製品であるiPhoneを触るのはまったく初めての経験なので，正直言って，Androidとの差に悩みまくっているところです。

端末のつくりは，防水じゃない，FeliCaやTVが無いなど，国産Androidに比べると劣る点もありますが，今まで使っていたInfobarに比べてもまだ小さいし，工業製品としての完成度の高さにプチ感動。

そのほかでは，いろいろ悩んだり迷ったりしております。

項目	iPhone5	Infobar	備考
バックボタン	無し	あり	今のところ，コレが一番つらい！
録画地デジ鑑賞	可能	できず	「あまちゃん」は終わったから，いいか・・・。
Felica	無し	あり	マックの「かざすクーポン」くらいかな？
防水	無し	無し	最近のAndroidはみんな防水。自転車では便利。
自由度	かなり狭い	かなり広い	両者の最大の差か？
無料アプリ	すごく少ない？	すごく多い	Androidは「無料だけど広告あり」がおおいかな？

バックボタンがない～

今のところ，一番戸惑っているのがこの点。

Androidだと，どんなアプリでもバックボタンを押せば，一つ前の画面に戻れるし，最初の画面で押せばアプリを終了してホームに戻れます。

iPhoneの場合，そのようなハードボタンは無いので，「戻る」「一覧」「トップ」「検索」など，一つ前の画面に戻る小さなボタンが出ることがあるのですが，その名前や位置はバラバラで，なんかいちいち悩んでしまいます。

最悪，そういうボタンがまったく無いときもあり，たとえば「時計」アプリを起動したはいいけど，戻るボタンがないので，やむなくホームボタンで戻ります。

まぁ，それはそれでいいのですが，バックグラウンドに「時計」アプリは残ったままになっちゃって，イマイチ気分がよろしくないのですよねぇ・・・。

ユーザーが自由にできる範囲が狭い

これは，Androidと一番違うところかもしれませんね。

基本的にホーム画面は固定だし，その画面数やアイコンの並べ方も，完全に自由にはできなさそう。

Androidだと，そもそも気に入らなければ，別のホーム画面アプリを入れてしまえばいいし，どうにでもなります。

また，PCにケーブル接続したとき，Androidはメモリの内部が全部見えるので，コピーでもバックアップでも削除でもなんでもできます。

まぁ，この辺は「いじり放題だけどリスクも高い」のがAndroidなので，一長一短でしょうかねぇ。「いじり」に費やす時間も馬鹿にならないですし（笑）

今後

とりあえず，旧型ながらほぼ現行のiPhone5をパケット定額で使えるようになったのはうれしい限り。

テザリングもできるので，スタバに行かなくてもフォトポタ日記主力マシンのVAIO Pがいつでも使えるのもありがたい。

アドレス帳や音楽データの移行は完了したので，残る最大の課題は「蔵書管理アプリ」の探索。

Androidで使っていたアプリ（Bookroid）では1000件近くのデータが詰め込まれていたので，これをどうやって移行するか・・・。

ま，仮にできなくても，間違って同じ本を２冊買っちゃうだけのことだから（かなりメゲるけど），気長に考えるとしましょう（＾＾）

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