銀輪 or 炭輪?

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なんで,こう,次から次へとカーボンに・・・。あきれるお母さん。

なんで,こう,次から次へとカーボンに・・・。あきれるお母さん。

Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8

以前,『銀輪の覇者』という,すごく面白い自転車冒険小説を紹介したことがあります。

この小説を読んだのは2012年2月。

そのちょうど1年前から,カーボンホイール Reynolds MV32T ULを使い始めていたので,すでに「銀輪」じゃなかったのですが,今の595号を見ると,もう金属部分がシマノ製パーツくらいにしか残っていないことに気が付きます。

もはや,「銀輪」ではなくて「炭輪」かもしれませんね・・・(笑)

おいらがロードデューを果たしたときの相棒,LGS RHC号はアルミ製のフレームをはじめとして,ほぼ100%が金属製の「銀輪」でした。

唯一,フロントフォークだけがカーボン製で,わざわざフォークに「Carbon」と明記してありました(原材料を明記するセンスもどうかと思いますが・・・)

LGS RHC号。フォークだけがカーボンでした。

LGS RHC号。フォークだけがカーボンでした。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8
車体に,材料名を書くってのはどうなん?

車体に,材料名を書くってのはどうなん?

Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8

その3年後に登場したLOOK 595号はカーボン製のフレームでしたが,当初はすべてのパーツをLGS RHC号から移植したため,80%くらいは「銀輪」という感じでした(LGS RHC号だと言い張っていたし・・・)

誕生直後の595号。フレーム・フォーク以外は全部アルミだ。

誕生直後の595号。フレーム・フォーク以外は全部アルミだ。

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

デビューから3年が経過し,だいぶカーボン化が進んできたおいらの595号。

そこで,銀輪代表のLGS RHC号と炭輪代表の現595号の,主な構成パーツの素材を書き出してみました。

部位(パーツ)炭輪代表
LOOK 595
銀輪代表
LGS RHC
備考
フレームカーボンアルミ
フォークカーボンRHCのフォークは重いけど・・・。
ホイール(前)カーボンアルミ
ハンドルバーカーボンアルミ
ステムアルミ
STIアルミ595はレバーだけカーボン
ブレーキ(前)アルミ
シートポストカーボンアルミ
サドル(レール)カーボンアルミ
クランクアルミ
ペダルカーボンアルミ
フロントディレイラアルミ
チェーンザ・鉄
ホイール(後)カーボンアルミ
ブレーキ(後)アルミ
ディレイラ(後)アルミ595はプレートだけカーボン
ボトルケージカーボンアルミ
最近のRHC号。あらかたカーボン化されてしまいました。

最近のRHC号。あらかたカーボン化されてしまいました。

SONY NEX-5N + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZA


こうやって書き出してみると,コンポパーツを除けばほとんどカーボン化されてしまっています。

追加でカーボン化できそうなのはステムくらいでしょうけど,絶対にカーボン化したくないパーツなので,たぶん,一生アルミのままでしょう(ほとんど軽量化効果が無いのに,高いし・壊しそう・・・)。

あ,思い出した。

695以降のLOOKであれば,クランクが専用のカーボン製(外部サイトへZEDクランク)になるんでした。

コレに乗り換えれば,さらに炭輪化が進むじゃないですか~!



まぁ,そんなことしたら,財布が燃え尽きて炭になりそうですのでやめておきます(笑)

という,詰まんないオチですが,本日はこれにて。

おしまい。



(補足)
なんで,こんなしょうもないことを書こうと思いついたかというと,以前,静かな山の中で自転車数台の列車とすれ違った際,銀輪っぽい「シャー」ではなく,炭輪の「コー」という音だけを聞いたことがきっかけです。

でも,595号は古風なラグフレームなんです。ほぼホリゾンタルだし(^^)

でも,595号は古風なラグフレームなんです。ほぼホリゾンタルだし(^^)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

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2014年10月18日 | カテゴリ:  自転車コラム | ID: 11212
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