鞄に囲まれた朝

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ハイチュー 青リンゴ味,村上春樹『象の消滅』,江國香織『泣かない子ども』,ハービー山口『日曜日の陽だまり』,1GBフラッシュメモリ,財布・定期。


本日の,おいらの鞄の中の主要用品です。

なんで,突然,こんな事を書いているかというと,今朝の通勤電車内で,おいらの周りに立ったサラリーマン(と思われる方々)達が,そろいも揃って巨大な鞄を肩から提げていて,人数の割にはとても狭く,また痛い(角がぶつかる)思いをしたからです。

別に,狭い&痛いから怒っているわけではなく,純粋に「一体,みんな,何を入れているんだろう?」と思ったのです。

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おいらの鞄は,背広を着て仕事をするようになった時に,奥さまが奮発してくれたBurberryの小さな鞄。「小さな」と言っても,A4サイズの書類は入るし,単行本だって3~4冊は入る,普通の大きさです。

一方,今日,電車で僕を囲んでいた方々の鞄は,厚さ20cmはあるアタッシュケース,うちなら2泊3日分の旅行に相当するボストンバック,「あんたはでんでん虫か?」と聞きたくなるくらい巨大なリュックなどなど。

みなさん背広姿なのですが,不自然なくらい本当に荷物が大きかったのです。やっぱり,「何を入れているんだろう?」と思わずにはいられません。

でも,まぁ,その方々のまじめそうな姿からすると,書類やノートPCなどを持ち帰り,家で仕事をしているんだろうなぁ,と思われます。

僕は,去年までのちょっと長かった本社勤務で,一つのことを教訓として学びました。

それは「家に仕事を持ち帰らないこと」。

本当に,もう,どうにもならない時は持って帰ることもありますが,基本的には,会社の門を出たら,次に門をくぐって入るまで仕事のことはまったく考えません。

仕事は,控えめに言っても,正月の川崎大師のように忙しい方なので,一日中,ほとんど休む暇なく頭をフル回転してデスクワークをしています。でも,PCを閉じて,会社の門を出たとたんに,「AF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G欲しいよなぁ・・・」「今週末の幼稚園納涼祭,楽しみだなぁ~」となり,翌朝,会社の門をくぐる瞬間まで,ずっと頭の中はこんな感じです。

まぁ,よくここまでドライ(?)に切り替えられるもんだなぁ,と我ながら感心します。見た目はひょろっとしているし,明らかに精神的に弱そうに見えるんだけど,かなりの激務の本社勤務でも,体も心も壊さずに過ごせてきました。


帰りの電車でも巨大な鞄を持ち運ぶサラリーマンがちらほら。みなさん,お体と,自分と家族の時間をお大事に。

追伸:
数年前,1泊出張で名古屋に行きました。おいらは普段よりちょっと大きい鞄にワイシャツを入れて行きました。一緒に行く人と駅で待ち合わせたら,遠くから「ゴロゴロゴロゴロ・・・」という音が!

なんと,1週間はもちそうな巨大スーツケースで登場でした。(しかも,別にボストンバックまで持っていた)

いったい,なにが入っていたんだろう・・・


■「くらし」カテゴリー内の前後記事
2005年07月15日 | カテゴリ:  くらし | ID: 167
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