Heart or Legs ?
去年の富士ヒルクライム。みんな,好きねぇ(^^)
RICOH Caplio GX100先日のヤビツアタックで感じたのですが,ああいう,過酷な運動をしたときに,先にへばってしまうのは「心臓」なのか「脚」なのか,どちらなのでしょうか?
個人の体質や体力によるのでしょうが,おいらの場合は,明らかに「脚」が先にへばります。まれに,「心」が先に折れてしまうこともありますが・・・。
今年中にはなんとかして,ヤビツ40分切りを達成したいのですが,「脚」の方を鍛えないとちょっと厳しいかもしれないなぁ・・・。
Heart(心臓)
マラソンをやっていた頃からそうですが,時給持久系のスポーツをやっていて,心臓がネックになってしまったことは,ほとんどありません。
小さい頃から,犬の散歩や,やたらと遠い小・中・高校のおかげで,鍛えられていたせいかもしれません。
富士ヒルクライムの時も,ヤビツの時も,いつも180bpmくらいで平気で走れます。本当はもっと1回あたりの吐出量が多くなれば(=心臓が大きくなる),もっともっと低い心拍で走れるのでしょうけど・・・。
去年の富士ヒルクラの時の心拍(赤い線)。だいたい185bpmくらいを推移しています。
POLAR CS400で作成有名な年齢・心拍公式,「最大心拍=220-年齢」によれば,おいらの最大心拍は180bpmなのですが,実際に過去の走行ログによると,だいたい195~200の間にありそうです。
ヤビツで目一杯がんばっているときの180bpmは最大心拍に対して90%と高めですが,ヒルクライムは時間が短い(長くても1時間半ですもんね)ので,なんとかなっちゃうようです。
ただ,過去6回のヤビツアタックでは,心臓がネックになったことが2回ほどあります。
ラスト付近でペースがあげられない(4回目アタックの時)
7月に行った通算4回目の挑戦の時,菜の花台を過ぎた9km付近からぐんぐんペースが落ちてしまいました。
このときは,脚はまだ回せたのに,心臓がネックになってしまって,それ以上力を出すことができませんでした。
心臓がネックになってしまう,初めての経験でした。
序盤でエンジンが始動しない(5回目アタックの時)
これは,先日の2連チャンアタックの初日の時の話。
この日は菜の花台に駐車したので,一度,名古木までダウンヒルしてからのアタックになりました。ウォーミングアップどころか,たっぷりとクールダウンしてからのタイムアタック開始です。
そうしたら,序盤(名古木~豆腐屋さん~デイリー山崎)はまったくエンジン(心臓)が回ってくれませんでした。
スタートで180付近まで上昇するも,すぐに低下してしまいました。エンジンがかかってきたのは7km地点以降。遅すぎ!
GARMIN EDGE705で作成翌日。スタートで180まで立ち上がった後は,下がることなく185bpm程度を維持。よく回ってくれました(^^)
GARMIN EDGE705で作成いつもは,スタート同時に180bpmまで吹け上がるのに,ずっと140~150bpmくらいでうろうろしていました。
なんか,変な表現ですが「疲れていないのに,頑張れない」のです。
疲れていなくても,ウォーミングアップを十分にしてからじゃないと,心臓は回ってくれないということを知りました。
Legs(脚)
こちらは,いつもネックになります(「脚がネック」になる,という日本語もすごいですが・・・笑)。
どこの山を登っていても,たいていは「心肺能力の方には余裕があるのに,脚が回ってくれない」という状態になります。
体重が軽いせいもあり,序盤はひょいひょいと走っていきますし,ダンシングも軽やかです(笑)
が,ヤビツで言えば9kmあたりで「脚が売り切れ」ます。いつもそうです・・・。
心肺の方には余裕があるのですが,脚に乳酸がたっぷりたまって動かなくなります。このときの「動かなさ度合い」はかなりのものです。
精神力が足りなかったり,戦略でセーブしているのではなく,なにをどうやっても動かないのです。仮に50m先に100万円が置いてあって,他人に持って行かれそうでもダッシュはできないくらいです(変なたとえだけど・・・)
しかも,左足はガングリ野郎のせいで低出力ですから,頼りきってしまっている右足が先に動かなくなります(涙)
ガングリ爆弾(?)を抱えた左脚。困ったにゃ~
RICOH Caplio GX100これは,単純に,文字通りの「脚力不足」なのだと思います。
普段から,脚力を付けるための負荷トレーニングをしてあげる必要があります。そうやって,出力をあげ,さらに対乳酸耐力も付けてあげる必要があります。
これからの予定
おいらの年間走行距離は2000kmそこそこです。仮にすべての週末に乗っていたとすると,一日20kmしか走っていないことになります。(実際,そんなもんです・・・)
これでは,課題の脚力が付くわけがありません。
ヒルクライムはわりと得意な方ですが,これはひとえに軽い体重の恩恵としか思えません。なんせ,75kgの人に比べて20kg軽量化しているのですから(^^)
というわけで,ヤビツの年内40分切り目標を達成するために,いつまでも「低体重」の恩恵に甘えることなく,日々,少し脚に負担をかけた重めギアでのトレーニングをしていかなければなりません。
去年の富士ヒルクラ直前の様子。よく頑張っていたなぁ~(^^)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8ちょうど,季節も涼しくなってきて,ローラー台をやっても汗をかきにくくなってきました(いや,汗だくになるか・・・)。
せめて,年末までの間はローラー台も併用して,Shiro家一族悲願の「ヤビツ40分切り」を達成する所存であります。
おしまい(^^)
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