フォトポタ日記用 新筆記用具登場（VAIO Pなのだ！）

２代目筆記用具に求めること

「フォトポタ日記を書く」という用途に限定し，次の筆記用具に求める仕様をまとめてみました。

【条件１】（文章の全体像がわかる程度に）画面が大きいこと

15インチなどの巨大画面は必要としません。

自分で書いた文章の量がどの程度か，ちょっと遡って見ることができる程度のサイズで十分です。

【条件２】もちろん，行番号表示ができること

家のメインPC（VAIO type E）では行番号つきのテキストエディタ（EmEditor）を使っています。

どんな形でもいいのですが，行番号表示ができることが必須条件です。

【条件３】小さくて軽いこと

ポメラと同じサイズ・重量のデバイスは難しいとは思いますが，可能な限り小さくて軽いデバイスが希望です。

一般的なネットブックでは上記２つの条件は余裕でクリアできますが，意外と重量があるので×です。たいてい，1kg以上，ポメラの３台分もあるのです・・・。

【条件４】お安いこと（＾＾）

ポメラの実売価格は2万円程度です。

e-mobileなどの付帯契約なしでこれより安いデバイスを探すのは難しいですが，クランクやらBBをそろえた今秋は極貧状態ですので，可能な限りお安く仕上げたいところです。

フォトポタ日記用 ２代目筆記用具 SONY VAIO P（VPCP11AKJ）

上に示した入札要項を見て，多数のパソコンメーカーが応札してきました（うそ）。

各社の提案書（カタログとも言う）を一生懸命見比べたり，ネット上の情報を調べたりした上で，２代目筆記用具は，SONYのVAIO P（VPCP11AKJ）に決まりました！

VAIO Pの主な仕様は以下のとおりです。

機種名	SONY VAIO P
型式	VPCP11AKJ
ディスプレイ	8型ウルトラワイド UWXGA 1600x768
CPU	Intel ATOM Z530（1.6GHz）
HDD	SSD 64GB
メモリ	2GB
カードスロット	SD，MS
稼働時間	約3時間
重量	595g

VAIO Pは超横長な形状をしたノートPCです。

まず先に入力しやすいキーボードのサイズを決めて，それにぴったり合わせる形でディスプレー，本体サイズが決まってきたみたいです。

まぁ，「ディスプレー付キーボード」といった感じがぴったりの超小型PCです。

そのディスプレーは超高解像度で，このサイズにもかかわらず，横1600ドットもあります。

本体は比較的軽量（600g弱）だし，ディスプレーはでかいし，キーボードも快適というわけで，若干CPUの非力さが気になりますが，ブログ記事を書くには十分かなと思われます。

でも・・・，どこにも売ってないぞ！

「決まりました！」とか華々しく騒いでいるところ，大変申し訳ないのですが（笑），実はVAIO Pシリーズは今年の２月で生産終了となっていました・・・。

どうも，スマートフォン（やタブレットPC)の台頭によって，この手の「超モバイルなPC」の人気はガタ落ちになってきていたようで，惜しまれながらも（？）生産終了になったようです。

そこで，ご近所のHARD OFFやNojimaの中古ショップをめぐり続けて約２ヶ月。ようやく，夢にまで見た（オーバー）VAIO Pの美品中古と出会うことができました。

前のオーナーがとても丁寧に扱ってくれたようで傷は皆無，カラーはフォトポタ日記にぴったりの「オレンジ」。

購入したお店が元値を知っているのかいないのか，ほぼポメラと同じ価格でお安く仕入れることができたしだいです（＾＾）

使い勝手はどうでしょう？

まだ使い始めて1ヶ月ちょいですが，非常に満足しています。

この間に，フォトポタ日記の記事やコメントはすべてVAIO Pで書いていますが，きわめて快適な環境になりました。

打ちやすいキーボード

キーピッチは16.5mm確保されているので，手が小さいおいらでは十分なサイズ（むしろ，メインPCのVAIO Eはでかすぎです）。

一方，キーストロークは非常に浅いので好みが分かれるところでしょうけど，おいらはあまりこだわらない人なので，問題はありません。

ただ，打鍵音はかなりうるさいので，図書館等，静かな場所で使うときは少し気を使う必要があります。

最近のVAIOのように，キーボードウェア（非常に薄いシリコン製キーボードカバー）が出てくれるとうれしいんだけどな。探せばあるのかな・・・？

画面はかな～り小さい（っていうか高解像度すぎる）

この画面サイズで，横1600ドットですから，相当な緻密さです。

会社で24インチディスプレーを使っていますが，これも同じく1600ドット。同じドット数を，こんな小さな画面に押し込んでいますから，画面に表示される文字やアイコンは豆のように小さくなってしまいます。

幸い，この世代のVAIO Pには，ワンプッシュで解像度を1600ドット⇔1280ドットに切り替えられるスイッチが付いていますので，「う～む，見えん」というときは迷わず解像度を下げています。

また，文章を書くときは，EmEditorを使っていますが，表示フォントはなんと16ptです。それでも，縦方向に30行以上表示できますし，ブラウザと横並び表示もできるくらい広いので，便利です。

やっぱり軽いです（＾＾）

ポメラより200gほど重くなってしまいますが，それでも，一通りのことができるパソコンとしてみると，600gはとても軽いです。

ポメラと違って折りたたまないため，厚さが薄いのでカバンに入れても気にならない点も◎です。

ポインティングデバイスは厳しい

マウスポインタを操縦するには，キーボードのど真ん中にくっ付いている，スティック方のポインティングデバイスを使います。

が，なかなか慣れないですねぇ。

もともと，ほとんどの操作をキーボードで行う人なのでポインティングデバイスを触る機会が少なく，ますます，慣れが遅くなりそうです。

最近ではBluetoothマウスを持ち出してきてしまいました。ますます訓練が遠のきます・・・。

そんなにモッサリではないです（＾＾）

CPUがIntel ATOMということで，かなりのモッサリ感が心配されいましたが，杞憂でした。

２次記憶がハードディスクではなく，SSD（フラッシュメモリでできた半導体ディスク）を採用しているところが大きいと思われます。

また，Vistaに比べれば比較的軽く動いてくれるWindows7を載せているところと，メモリも2GBあることが幸いしているようです。

手持ちのPC達でベンチマークをやってみると，メインで使っているVAIO Eに比べると，大体1/5程度の性能のようです。

が，画像や動画をいじっているわけではなく，単純にテキスト書きとブラウザくらいですから，この程度のスペックでも十分のようです。

結構長持ちするバッテリー

カタログ上は３時間程度のはずですが，テキスト打ちに特化しているせいか，４～５時間くらい動いている感じです。

そこいらに置いといて，蓋を開けたらすぐに動いてネットにつながり，閉めればスリープ。

ちょっとした隙間時間でも，ネットを見たり，ネタを書いたり，気軽にできるようになりました。

まとめ

まだ１ヶ月しか使っていないので，こんなくらいしか書くことはできませんでしたが，とにかく便利に使っています。

前述のとおり，バッテリーを気にする必要がほとんど無いので，どこに行くにもACアダプタは不要。

いつでも蓋を開ければ使える気軽さ，まるでiPadやタブレットPCのようで，とても快適です。

もちろん，カフェや図書館での原稿打ちもポメラ同様，継続中です（＾＾）

紹介した以外の付加価値機能（モーションセンサー，磁気コンパスなど）はまったく使っていませんが，そのうち試してみようかな？と思っています。

それでは，数ヵ月後にまたお会いしましょう～（＾＾）

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