ケースをたずねて三千里(VAIO Pケース探しの旅)
この鮮やか(すぎる?)な袋はいったいなんでしょう・・・?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D先代のpomeraを引き継ぎ,フォトポタ日記の主力執筆マシンとして活躍してくれているSONY VAIO P。
テキストの作成から写真の加工,ブログへのアップまで全部できてしまうという便利さに大満足状態なのですが,ただひとつ,「いいケースが無い」という問題がありました。
昨年10月の導入から,いろんなケースを探し続けて早5ヶ月,予想外のジャンルからジャストサイズのケースが登場しました(^^)
ケースをたずねて三千里
おいらは,いつも薄っぺらい通勤カバンにVAIO Pを入れて通勤しています(で,スタバでフォトポタ日記を書いている。笑)
なので,ケースに求めるスペックはこんな感じ。
- 可能な限り薄く! ぶ厚いケースはカバンが膨らんじゃいます・・・
- 強度はあまり求めない。 幸いにも通勤電車は座っていけるので,ラッシュで押されて破損!みたいな心配はありません。
本当はSONY純正の薄型ケースがよかったのですが,残念ながらVAIO Pは昨年2月に多くのファンに惜しまれながら(?)製造中止となっているため,関連アクセサリ類も市場から姿を消してしまっています(涙)
そこで,純正外でジャストフィットの薄型ケースを探す,長い旅(5ヶ月)が始まりました・・・。
キーボードのカバー
ずっと前に買った,Microsoftのワイヤレスキーボード(Arc Keyboard)に付属してきたカバー。
ちょっと大きめ(ということは,VAIO Pは単体キーボードより小さいというコト)ですが,生地が薄いので包むようにしてしまえば,なんとかなります。
ワイヤレスキーボードの運搬用袋よりも小さいVAIO P。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dが,いくらなんでも生地が薄すぎ,カバンの中にほんの小さな異物(文房具や財布)があっただけで,VAIO Pが壊れてしまいそう。
やっぱり,「カバー」に「ケース」の大役は果たせなかったかぁ・・・
サイズはなんとかなるけど,生地の薄さ(約0.4mm)はいくらなんでも薄すぎ。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
エレコムのVAIO P専用ケース
次に登場したのが,エレコムのVAIO P専用ケース。
VAIO P専用設計ということで,サイズはぴったりでうれしいのですが,おいら的には必要以上に頑丈なところが残念。
耐衝撃能力を最優先して作られているようで,ほぼハードケースと言っていい頑丈さを持っています(メーカーは「セミハードケース」と呼んでいます)。
この頑丈さ確保のために,ケースはかなり分厚く作られていて,おいらの要求仕様の「可能な限り薄く」が満たせませんでした。
専用設計なので,もちろん,ジャストサイズです。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dケースが立派すぎ,VAIO P本体の厚み(20mm)の2倍の厚みに膨らんでしまいます。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dただ,通勤以外の,旅行や図書館お出かけなど,あまり大きさを気にしなくていいときには,このケースを愛用しています。
もうちょっと,薄いといいんだけどな~
無印良品の「フェルト製 丸留め付きケース」
ダメもとで試してみたのが,無印良品のフェルト製封筒(50%OFFセールで購入。600円)
名前のとおり,フェルト素材で作られた封筒なのですが,iPadにジャストフィットするサイズに作られています(内寸24cm×26cm)。
VAIO Pは,iPadと幅が同じで奥行きが半分くらいですので,余裕で収納することができます。
ちょうど2倍のサイズだけど,フェルト素材は薄っぺらいのでなんとかなります。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dフェルト素材は,おいらが求めるちょうど良い強度(カバンの中での擦れによる傷防止)を満たし,さらに,生地も薄いので理想的なケースが作れそうです。
こんな感じに収まります。余った部分は折り曲げることなく,A4の書類としてカバンに収めます。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D残念ながらiPad用のサイズのため大きすぎるのが難点ですが,カバンにはとても入れやすいので,しばらく使っていました。
これで,VAIO Pジャストサイズ版が出てくれればいいんだけどなぁ・・・(無理か)
真打登場! builtの「1ボトルトート」
こんな風に,理想のVAIO P用ケースを求めて,世界中をさまよい続けていたのですが,予想外のところに答えはありました。
会社帰り,Queen's ISETANで買物をしていたら,ワインボトル用の手提げ袋(紙製)が目に入りました。
そして,このとき,電撃的に「VAIO Pサイズだぞ!」という神のお告げがありました。
半年近くも探し続けていますから,VAIO Pのサイズ(24.5cm×12cm)は数字としても,イメージとしても頭に叩き込まれていますので,瞬時に(笑)VAIO Pが収納可能なサイズであることが判りました。
実際は,こんなサイズです(^^)
さすがに紙製だと保護性能的に問題がありそうなので,家に帰って,Amazonでワインボトルのケースを探してみました。
で,発見したのが,builtというメーカーの「1ボトルトート」。
伸縮するネオプレーン素材(ウェットスーツと同じ)でできていて,持ちやすいようにハンドルが一体化されているのが目印。
酒を飲まないので分からないのですが,どうもこの業界(VAIO P業界ではなく,ワイン好き業界)では,わりと有名な商品・メーカーのようで,楽天なんかで探そうものなら,実に多くのお店で扱う人気商品のようです。
本当は実物を見てサイズ合わせしてみたかったのですが,世界中を歩き回って疲れきっていたので,軟弱にもAmazonでポチッとしてしまいました。
(実際には,会社のある桜木町コレットマーレの直営店に行ったのですが,2週間前に閉店になっていました・・・)
ダンボールでかすぎるよ! 10リットル級のワインボトルか!?
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dポチッた翌日に,実に巨大なダンボールで届いたボトルトート。
「やべっ,ワインボトルってこんなにデカイのもあるんだけっけ!?」と発注ミスがあたまによぎりましたが,いつもの,AMAZON流超過剰包装でした。(こんなの,本体に直接切手貼って送れないもんですかね・・・無理?)
右側の丸い部分は,「取っ手」です。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D
まさにジャストサイズ,VAIO P専用設計だ!
で,さっそくVAIO Pを入れてみると,,,お~,まさにジャストサイズ!!
おぉ,ピッタリの幅です。ネオプレーン素材を若干伸ばしながら入れます。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D丈もピッタリ(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dこんな風に持ち歩けます。おしゃれ~(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D完全にVAIO P専用に設計されたとしか思えないピッタリぶりです。
逆さにしても落っこちないし,ハンドルが付いているので持ち運びも簡単だワ~(なんか,TVショッピングっぽくなってきたな)。
気になる分厚さの方は,いつもの格安超精密ノギスに測定してみて,わずか27mmでした。
おぉ,わずか27mm。本体+7mmに収まりました(^^)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dフェルト素材には負けますが,これで,少しはカバンの中で場所をとらなくなってくれそうです。
一応,普段はカバンの中に陣取りますが,ハンドルを持って,VAIO Pだけを持ち歩くことも余裕で可能です(本来,そういう使い方を想定しているでしょう)
もともとボトルの保護が目的ですから,保護性能も十分すぎるくらいあります。
家にワインが無いので,料理酒とサイズ比較(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D一応,自転車ブログですので(笑),パーツを買ったら重量測定!の定石に従い,各ケースの重量も測ってみました。
ケース | 重量 |
---|---|
キーボードカバー | 13g |
エレコムのセミハードケース | 184g |
無印良品のフェルトケース | 68g |
1ボトルトート | 112g |
超軽量!とまではいきませんが,セミハードケースに比べたらかなり軽量になっています。
VAIO Pを持っているけど適当なケースが見つからなくて,三千里も四千里も探し続けているあなた(すごく少ないと思いますが・・・),朗報ですよ~!
おしまい。(^^)
(おまけ)
カラーはどうだったかな・・・。
素直に,ブラックにしておけばよかったかも。目立ちすぎる(笑)
一応,リバーシブルでも使えるのだけど,今度は「真っ赤」だし・・・。
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D- 【2011.02.27追記】
- 手で持った時の写真,各ケースの重量一覧表を追加しました。
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