猛暑の動画撮影 in ヤビツ峠

1件新しい記事(ザ・土砂降り) 1件古い記事(ヤビツアタック参加標準記録をクリアしました!)
2ボトル体制なので,珍しく,サドルバッグをつけています。

2ボトル体制なので,珍しく,サドルバッグをつけています。

SONY DSC-TX10

行ってきました,ヤビツアタック in 真夏。

暑さで外を走る気にならないので,室内練習ばかりしていた8月。

それにも飽きてきたので,ヤビツアタックの動画を撮りに行ってきたのですが,とにかく,ものすごい暑さでした・・・。

暑さを避けるための室内練習だったはずが,結局,ぐるぐる回って,暑い思いをすることになりました(泣)

やっぱり,あつはなついですなぁ~(おやじギャグ)

いつものようにいろいろポカ三昧(^^)

この日は,藤沢→名古木までの30kmは自走で行きました。

6時(本当は5時に出たかった・・・)に家を出た時は雲が多い曇り空だったので,「ひょっとすると涼しいのでは?ムフっ♪」という淡い期待もあったのですが,茅ヶ崎に差し掛かった頃にはすっかり真夏の空になってきていました。

花水川からヤビツ峠方面を望む。超快晴じゃん・・・。

花水川からヤビツ峠方面を望む。超快晴じゃん・・・。

SONY DSC-TX10

いかにも暑くなりそうな夏の空。空は快晴ですが,心境は暗雲が垂れ込めています(笑)

途中,コンビニで2回も補給して水分を蓄え,名古木の交差点に到着したのは朝7時半。

ヤビツアタック起点の名古木交差点。早くスタートしようよ・・・。

ヤビツアタック起点の名古木交差点。早くスタートしようよ・・・。

SONY DSC-TX10

しかし! いつものことですが,ミス無し(ネタ無し?)でスタートできるはずが無いのがおいらです。

1回目は,サイコンはスタートしたものの,肝心な動画撮影のスタートを忘れてしまい,200mくらい進んだところでやり直し。

2回目は,これもいつものことですが,豆腐屋さんの前の坂を上りきったあたりで,シューズのバックルを全く締めていないことに気づき,またもやり直し。

同じところを行ったり来たりで,「ウォームアップでもやっているのか!?」と思われたかもしれませんが,もう,必要以上にカラダは温まっているので,早くちゃんととスタートがしたいところです(むしろ,クールダウンしたい・・・)。


ようやくスタート!

結局,2回もウォームアップ(違うけど)したり,カメラの設定をやり直したりしているうちに,時計は8時になってしまいました。

8時ともなると太陽はかなり高いところまで来ていて,キツイ直射日光を頭上に浴びながら,3度目の正直でようやくスタートし,名古木の交差点を後にしました。

え~と,このシーンを見るのは3回目ですが・・・。

え~と,このシーンを見るのは3回目ですが・・・。

SONY DSC-TX10



前半(名古木交差点~菜の花台)

今回の主目的は「室内練習用の動画撮影」ですが,せっかく,数少ないヤビツアタックのチャンスですから,DNFにならない程度には頑張って走りました。

序盤のデイリーストアまでは快調に飛ばすことができた(それでもベストより10秒以上遅い)のですが,そこから先,蓑毛の激坂は,意識が朦朧(もうろう)としてしまうような暑さ。

速度を落とすと周囲の熱気が「モワッ」としてくるし,速度を上げると体が熱くなって気持ち悪くなる。

とにかく,過去,自転車では経験したことが無い,苦しくなるような暑さでした。

その後,森林区間に入ると直射日光がない分,暑さは幾分解消されてきますが,カラダの熱さはどうにもならず,ペースを上げると吐き気がしてきてしまうので,「吐くか,吐かないか,ギリギリのペースでがんばる」という,接待中のサラリーマンのような状態(?)で走り続けました。

普段のおいらは,心肺系よりも先に脚がヘタってしまうのですが,この日ばかりは,先に心肺系がメロメロでペースを抑制せざるを得ない状況でした。

いやはや,暑かったな~



後半(菜の花台~峠ゴール)

菜の花台までは,センターラインの無い細い道のりでしたが,菜の花台以降は急に道が太くなり,対面通行ができる立派な道路になります。

となると,また日差しが回復してしまい,直射日光が容赦なく頭上から降り注ぐことになります。

この日は500mlボトル2本(CCDと真水)を持っていったのですが,CCD側は残り100mlくらい,真水はカラダに掛けまくってほぼ空になってきました。

そして,最後の2kmくらいになった地点で,先に抜いていったバスが下りの自動車とすれ違うのに手こずって立ち往生していました。

そこで,おいらも減速&一時停止となり,ほんの少し(15秒くらいかな?)足を着いて待つことに。

この,僅かな休憩が体調に激変をもたらし,残りの区間はほとんどでダンシングをしまくり,それまでの12km/h台から18km/h台まであげた速度をキープし,最後は31km/hというバカパワーでゴールすることができました。

ごーるしたら,まず,命のコーラです(笑)

ごーるしたら,まず,命のコーラです(笑)

SONY DSC-TX10

まぁ,後でタイム結果を見てみると,焼け石に水でしたが・・・(笑)



結果

とにかく,暑さと吐き気との戦いでしたが,タイムはどうだったかというと・・・。

全23回のアタック中,15位というダメダメタイム。本当に暑さのせいだけなんでしょうねぇ?(笑)

全23回のアタック中,15位というダメダメタイム。本当に暑さのせいだけなんでしょうねぇ?(笑)

SONY DSC-TX10


【本日の走行データ】
 コース :名古木→菜の花台→ヤビツ峠
 スタート:8時13分
 走行距離:11.84km
 走行時間:43分15秒
 最高速度:36km/h
 平均心拍:181bpm
 最大心拍:195bpm(死ぬ~)
 平均ケイデンス:68rpm
 消費エネ:917kcal


まぁ,モチベーションの問題(動画撮影が主)もあるでしょうし,暑さの問題もあるでしょうし,この時期のタイムとしてはこんなもんでしょう?(いやいや,この猛暑の夏に,毎週のように自己ベストを更新しているSHIGEさんとかもいるか・・・)

主目的だった動画撮影の方は,こちらも暑さでやられたのか,仕様上の最長撮影時間(29分)になる前に動画が止まってしまっていました。

あわてて再開してつないだのですが,スーパースパートが見られた肝心のラスト2km,ゴールは映像として残すことができませんでした。室内トレーニング時のモチベーション維持には最高の映像だったと思われるだけに残念。
(FHCの時も似たような状態だったような・・・)

映像はものすごく長い(どうせそうですよ,ケッ)ので,とりあえず,16倍速バージョンと2倍速バージョンの2つをYouTubeにアップしてみました。



■16倍速バージョン(お忙しい人向き。約3分)




■2倍速バージョン(暇な人向き。約20分)


もし,等倍速の映像も欲しいよ~,というニーズがありましたら,コメント欄にてご用命ください~(43分もありますが・・・。)

ついでに,いつもの簡易パワー分析もやってみました。

赤は自己ベスト(40分12秒),青が今回のパワー出力。ラスト1区間のバカみたいな頑張りはいったいどこから・・・。

赤は自己ベスト(40分12秒),青が今回のパワー出力。ラスト1区間のバカみたいな頑張りはいったいどこから・・・。

蓑毛(4km地点)以降,どんどんパワーダウンしていって,最後になって,自己ベストすら上回る大パワーでゴールしていることが分かります。

ゴールスピードが31km/hですから,途中をどれだけセーブして走ってたんだか?(笑)

次は,もう少し涼しくなるまで,この動画を見ながら室内トレーニングに励む所存であります(^^)

おしまい。


【おまけ】過去最大級のポカ発生

動画を見てもらうと分かるのですが,せっかく3本ローラー練習をやったにもかかわらず,かなり左右にぶれています。

というか,今までよりも左右のブレが顕著になっています。

これには,本文中では触れてなかった,「第3の巨大ポカ」が関係しています。

ハンドルを傾けた状態で車体を持ち上げても,ハンドルは動かない。玉当たり調整が重すぎです・・・。

ハンドルを傾けた状態で車体を持ち上げても,ハンドルは動かない。玉当たり調整が重すぎです・・・。

SONY DSC-TX10

実は,アタック前日に,初のヘッドセット分解清掃をしてみました。

LOOK595は「HEAD FIT」という特殊な構造のヘッドをしていて,今まで分解清掃はしたことが無かったのですが,先日の藤沢→諏訪湖200kmアタック(甲府140kmだけど)以来,ヘッドからコツコツと異音がしてきていたので,意を決して分解清掃したのでした。

フォークの分解清掃の様子。こちらも,いろいろな事件が頻発しました・・・。

フォークの分解清掃の様子。こちらも,いろいろな事件が頻発しました・・・。

SONY NEX-5N + E24mm

こちらの件に関しては,また別途紹介します(こちらも,いろんなコトが起きました・・・)が,分解清掃の最後の手順で,ステアリングの玉アタリ調整をしました。

HEAD FITの玉アタリ調整は超簡単で,トップのキャップをシマノのBBツール(TL-FC32)で回すだけです。

が,3本ローラーの手放し運転時に,「ステアリングがもう少し固ければ左右のブレが少なくなるのでは?」と浅はかなアイデアをひらめいてしまったため,玉アタリ調整をかなりきつめにしてしまったのです。

その結果が,上記の写真のとおりであり,ステアリングが,信じられないくらい固い状態になっていたのでした。

普段なら,細かい左右の揺れはステアリングと体のバランスで補正しながら走れますが,ステアリングが相当力をかけないと左右に切れない状態なので,いつも以上にブレが大きくなってしまいました。

とはいえ,出先でTL-FC32を持ち歩いているわけも無く,家に帰ってからの修理となりました(普通のアヘッドならアーレンでできるのに・・・)

ど素人の思いつきアイデアは本当に怖いですね。気をつけないと・・・。


■「ヤビツ峠」カテゴリー内の前後記事
2012年08月30日 | カテゴリ:  ヤビツ峠 | ID: 10440
トラックバック: 0
http://garneau.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/7123