自家用ヘリを導入しました(しかも2機)
我が家のリビングを飛行中の自家用ヘリ,ネオファルコン4。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA去年の年末,Shiro家は2機の自家用ヘリを配備しました。
これで,朝の通勤ラッシュを避けて会社までひとっ飛び・・・,とはいきません(^^;)
写真のとおり,電動のラジコンヘリコプター(巷では「トイヘリ」と呼ぶそうです)がやってきたのでした。
自家用ヘリ配備の様子
配備したトイヘリは2機ですが,残念ながらどちらもおいらのではなく,2匹のチビたちのものです。
左がコプターイーグル,右がネオファルコン4。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA写真左のちょっと大き目のトイヘリは東京マルイの「コプターイーグル」という機種で,次男坊の誕生日プレゼント。
写真右の小さい方はCCPの「ジャイロメタル ネオファルコン4」という機種で,次男坊の誕生日から遅れること10日,クリスマスイブの晩に北欧のご老人が長男坊に届けてくれました(ということになっています)。
大雑把に言うと,コプターイーグルの方はラジオコントロール(ラジコン)で室内・屋外兼用,ネオファルコンの方は赤外線コントロールで室内専用という違いがあります。
両者の主なスペックは以下のとおりです。
項目 | コプターイーグル | ネオファルコン4 |
---|---|---|
チャンネル | 3チャンネル (上下・旋回・前後) | 4チャンネル (上下・旋回・前後・左右) |
操縦 | ラジコン | 赤外線 |
屋外・屋内 | 屋内・屋外ともに可 | 屋内専用 |
全長 | 242mm | 200mm |
充電時間 | 45分 | 45分 |
飛行時間 | 5分 | 5分 |
価格 | 6400円 | 7500円 |
メーカー | 東京マルイ | CCP |
どちらも,2重反転式のメインローターで浮上し,左右の旋回量もメインローターで制御しています。
ちょっと見にくいですが,上下2つのローターが回っています。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA前後への推進は,テールローターを回して機体全体を前後に傾けることで実現しています。
さらに,ネオファルコンは左右への「スライド」もできるようになっていますが,ここだけは本物のヘリと同じように,メインローターを左右に傾けてスライドさせています。
このように,スライド以外は本物のヘリコプターとは異なる原理で飛行・操縦するのですが,実際の飛行はどんなものでしょうか・・・?
飛ばしてみたよ(コプターイーグル編)
Shiro家初の自家用ヘリフライトは,「ぶつけて壊すと大変」という危惧から,寝室の布団の上で行われました。
スロットルを上げて,機体が浮上した瞬間,パイロット達(おいら,長男&次男)は,飛行の安定さに驚きました。
この手のトイヘリでは,数年前にCCP社の「ハニービー(Honey Bee)」という製品があったのですが,上昇・下降,左右旋回のわずか2チャンネルしかないし,ジャイロもないので,まともに上昇することすらできないけど,「とりあえず空中に舞うので面白い」というおもちゃでした。
一方,コプターイーグルには(ネオファルコンも)ジャイロが搭載されていて,左右の旋回を精密にコントロールしてくれます。リモコンのレバーを左右に倒せば旋回し,レバーから手を離した瞬間に完全に静止します。
旋回方向の「当てハンドル」(でいいのか?)をする必要が無いので,ホバリングだけなら誰でもできます。十数年前,ジャイロ無しのエンジンヘリラジコンなんて,完全にホバリング停止できる技術は半年くらいかかったものですが(休日に会社の駐車場で飛ばして損壊経験あり・・・)
ただ,後述のネオファルコンに比べて重量があるせいか,前進・後進をすると,高度がかなり下がる傾向にあります。この辺は,同時にスロットルも開けてあげる操作が必要になります(ひょっとすると,垂直方向の推力減少分を補償するスタビライザーの働きが悪いのかもしれません)。
総じて,コプターイーグルの操作性は「ホバリングだけなら超簡単だけど,前進・後進をやるととたんに難しくなる」という感じです。
動画は,初めて屋外で飛ばしてみたときのものです。ラジオコントロールなので屋外でも飛行可能なのですが,風にはすごく弱く,「飛んでいる」というより「流されている」の方が近いかもです(笑)
飛ばしてみたよ(ネオファルコン4編)
コプターイーグルから遅れること10日,北欧のフィンランドから届けられた(ことになっている)ネオファルコン4を,またも3人で飛ばしてみました。
コプターイーグルを飛ばしたときもびっくりしましたが,ネオファルコンは超びっくりでした(ボキャブラリーが貧弱・・・)
ネオファルコンは,コプターイーグルで課題だった「前進・後進時の高度低下」がほとんどありません。
機体重量が軽いこともあるかもしれませんが,前進・後進時に低下する垂直方向の推力を,スタビライザーで上手く調整しているか,または,デジタル的にメインローター出力を上げる制御をしているのかもしれません。
いずれにせよ,一度ホバリングで安定したあとは,ほとんど,自動車ラジコンを走らせるみたいに,前進・後進,左右旋回ができます。
さらに,ネオファルコンはヘリ独特の動きのひとつである,左右方向へのスライド飛行もできます。前を向いたまま,右に左にスライドできるのです。
コプターイーグルを飛ばしていて「もうちょっと右に行きたい」というときは,右旋回→前進→左旋回,の3操作が必要ですが,ネオファルコンなら右スライド操作ひとつで可能です(もちろん,左も同じ)。
これによって,特に着陸時にはとても正確に位置調整ができ,我が家のエースパイロット(長男)だと,鍋敷きや教科書などの上に精密に着陸させることができます(そして,ツマやカズボンに怒られます)。
珈琲サーバーに不時着したところ(笑) 驚いたことに,ここから離陸していきました。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA高度が安定している上に左右スライドができますから,狭い我が家でも(涙),階段を通って2階,3階まで飛んでいったり,テーブルの下をくぐったりと,狭いながらも(涙)冒険飛行を楽しんでいます。
さすが,ジャイロ付きの4チャンネルヘリです。
とにかく楽しいぞ~!
というわけで,外見は似たような2機のトイヘリ(同メーカーのOEMかも)ですが,屋外・屋内,チャンネル数,安定性などでいろんな差があることが分かりました。
が,そんな面倒なことを言っているのは,実はおいらだけでして,チビ達はほぼ毎日,家の中を無邪気に飛ばしまくっています。
しかも,飛行中の相手のヘリをスポンジ鉄砲で狙撃,撃墜したり,レゴのフィギュアをぶら下げて飛ばしたり,大人では思いつかないような遊びをしています。
誰も手が届かない高さを自由に飛び回っています。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA当初,「飛行時間が5分しかない」というのがネックかと思ったのですが,受験生の次男坊も,食事,風呂,勉強,寝る,などの隙間を見てはちょいちょい室内を飛ばしていました。
スーパーの試食がおいしく感じるように,ちょっとだけやるから,飽きずに楽しく遊び続けられるようです。
今回のクリスマスの長男坊の手紙には「プレイステーションほにゃらら(←おいらの知識不足)をください」とか書いてあったのですが,これをまったく無視してネオファルコンを持ってきくれた,北欧のご老人に親子共々感謝しています。
だって,断然面白いんだも~ん(^^)
次回は,コプターイーグルの屋外用電源工作,墜落機体の修理について紹介予定です(^^)
おいらのメインPCの上で駐機中のヘリたち。
SONY NEX-5N + Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
(おまけ)
CCPの商品紹介HPでは,親子で飛ばして楽しむ動画が載っているのですが,どの機種のを見ても操縦しているのは「お父さん」の方で,子どもは周りではしゃいでいます。
小さい子には操縦が難しいという側面もあるとは思いますが,本当のところ,一番楽しんでいるのがお父さんだからなのでは?という気がしてしまうくらい,大人が遊んでも楽しいおもちゃです。
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