超久しぶり! SHAMALでヤビツ!
3年ぶりにSHAMALで上る,蓑毛の激坂。クソ重いけど,楽しい~(バカ?)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9痛恨のMV32T全損事故から5日。
先週は,ローラー台も含めてとうとう1回も自転車に乗りませんでした。
しかし,いつまでも喪に服しているわけにはいきません。
目前(6月1日)に迫った富士ヒルクライムを前に,1週間も乗らないでサボっていたら,あっというまにカラダやアタマは非ヒルクライマーモードに戻ってしまいます。
というわけで,超久しぶりにMV32Tではなく,アルミのSHAMALでヤビツに行ってきました。
今回のアタック仕様
冒頭にも書いたとおり,今回のアタックでは超久しぶりに,アルミホイールのCampagnolo SHAMAL Ultraで行ってきました。
どれくらい久しぶりなのかと言うと,2011年4月以来ですから,なんと,3年ぶりということになります。
この間,実に23回もヤビツ詣をしているのですが,その全てでReynolds MV32Tを使ってきましたので,本当~に久しぶりのSHAMALの出番です。
SHAMALもアルミとしては重いホイールではないのですが,比べる相手が悪い。MV32Tと比べると,なんと705gも重たくなってしまうのです。
フレームの700gくらいならいいですが,ホイールだけで700gはデカイ・・・。
項目 | データ |
---|---|
挑戦日時 | 5月17日9時ごろ |
天候 | 晴れ |
名古木までの アプローチ | 伊勢原総合運動公園に駐車して,そこから自走。FUSION3 TLが磨耗しきっているので,あまり長距離走りたくない・・・。 |
同伴者(車?) | Noguさん |
ホイール | Campagnolo SHAMAL Ultra |
タイヤ | Hutchinson FUSION3 TL |
ウェア(上) | 半そでジャージのみ |
ウェア(下) | ビブショーツのみ |
新兵器 | SHAMALだけど,新兵器ではないか・・・ |
主な作戦 | 特になし。気を楽~に行こう! |
主なポカ | 25Tのままで来ちゃったよ・・・ |
体調 | 好調(^^) |
今回のポカ
最大のポカは,なんといってもMV32T全損事故@リビングですが,本日に限定すれば,ギア(スプロケ)を付け間違えたところ。
Shiro家のホイールとスプロケは,いつもこういう組み合わせになっています。
ホイール | スプロケット | 備考 |
---|---|---|
MV32T | 12-27T DURA-ACE | 最軽量で,かつ,軽いギア |
SHAMAL | 12-25T 105 | 平地巡航なので27Tはいらない |
超久しぶりにSHAMALでヤビツにきたのですが,うっかり,スプロケのことを忘れていて,12-25Tのまま来てしまいました。
平地なら問題ないですが,最大で15%くらいの勾配があるヤビツを「25T」なんかで上れるのか,不安と期待でいっぱいです。
間違って,25Tを付けてきちゃった。ヤビツなのに・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9MV32T事故現場。両手を合わせて黙祷・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
タイムアタックの様子
今回は,富士ヒル&ロングライド仲間のNoguさんと一緒。
二人とも富士ヒルを前に,あんまり無理せず,「山の感覚を覚えておきたい」くらいのノリでタイムアタックです。
いつもより700gも重いホイールで,かつ,重いギアで走ってタイム更新はないでしょうから,ほどほどに,です。
軽快なダンシングで発射していくNoguさん。がんばって~
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9Noguさんより,信号3回分くらい待ってからスタート!
計測開始地点(名古木信号)を過ぎたと同時に踏み込みますが,漕ぎ出しがめちゃ重い!
とにかく,漕ぎ出しがMV32Tと違って,が~んと重いです!
シッティングで定速運転に入れば気にならなくなりますが,ダンシングで加速したりすると,その重さ・加速の悪さに驚きます。
もう少しで緩斜面だ! んが,ペダルが重い・・・
SONY アクションカムなんか,変な表現ですが,ペダルに押し返されるような?感覚です。
ただ,今回は「どうせタイム悪くても俺のせいじゃないし~♪」みたいな,おおらか(横柄か?)な態度で走っているので,多少重たくても,速度が乗らなくても,あまりに気にせず地道に上っていきました。
激坂区間は25Tの重さにやられましたが,緩斜面区間は好きなギアを選べますし,ホイールの重さもそんなに気にならずに走れました。
苦ではないけど,蓑毛の坂は長いよな~
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9また,中盤に何度か現れる,ほぼ勾配0%の左カーブ(なんとか橋と,かんとか橋?)では,慣性が働くのかとても気持ちよく速度を維持することができました。
バーチャルトレーナーを表示し忘れるポカがあったせいで,どれくらい走ったらゴールなのかさっぱり分からない状態でしたが(いまだにコース覚えられず),最後は思いっきりダンシングで上る楽しいゴールでした。
本日の結果は?
700gも重いホイール,重い25Tと,自己ハンディキャップ満載の走りでしたが,タイムはまずまずでした。
なぜか,カメラが「絵画モード」に・・・
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.942分47秒
項目 | 5月17日 (今回) | 5月4日 | 4月27日 | 3月29日 |
---|---|---|---|---|
タイム | 42分47秒 | 40分55秒 | 41分27秒 | 44分10秒 |
走行距離 | 11.74km | 11.63km | 11.72km | 11.73km |
平均速度 | 16.5km/h | 16.9km/h | 16.9km/h | 15.9km/h |
最高速度 | 37.1km/h | 35.8km/h | 35.9km/h | 33.1km/h |
平均心拍 | 175bpm | 177bpm | 179bpm | 177bpm |
最大心拍 | 185bpm | 187bpm | 192bpm | 190bpm |
平均ケイデンス | 82rpm | 83rpm | 85rpm | 79rpm |
消費エネルギー | 441kcal | 421kcal | 442kcal | 1015kcal |
前回(5月4日)より2分のタイム落ちですが,3月29日の今年1回目(もちろんMV32T)よりは2分早い。
前回に比べたら疲労度は全然少ないですし,ある程度気を抜いて走ったのが良かったかもしれません。
世界一うまいコーラ@ヤビツ峠
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
まとめと今後
久しぶりのSHAMAL(と25T)でのヤビツアタックでしたが,その感想はこんな感じ。
- 加速は悪い・・・。緩斜面へ入る際がもどかしい。
- 緩斜面に入れば気持ちよく走れる。やっぱり慣性が大きい。
- 中くらいの勾配はMV32Tの差は少ないかもしれない。
- 激坂はキツイ~。25Tのせいでもありそう。
- ペダルに跳ね返される感覚。アルミの固さ?重さ? 結構脚にこたえる。
- 熱の心配をしなくて良いので下りはブレーキかけ放題。安心して下れます(^^)
予想してたより遅くなく,意外とスイスイと上れたことに驚きました。
良く考えれば,SHAMALだって素晴らしいホイールなんだから,当たり前といえば当たり前なんですけどね・・・(^^)
あとは,心の持ちようが全然違いました。
カーボンフレーム(一昔前だけど,一応はフラッグシップだし),DURA-ACE,超軽量ホイール・タイヤなどで固めてしまうと,タイムが悪いのは全部おいらのせい(涙)
しかし,今回は「遅くても俺のせいじゃないし~♪」という気楽さがありました。
せっかくの記念写真も,なぜか,絵画モード。だれやねん?
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9富士ヒルクライムでは,練習と本番では10分くらいのタイム短縮になりますが,そのほとんどは気の持ちよう(いわゆる,メンタル面)。
フィジカル面はいまさら変わらないでしょうから,本番(富士ヒルクライム)も,これくらいのメンタルで走れるといいなぁ~。
新緑のヤビツを超低速で下るNoguさん。気持ちよか~
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9あと,10日でこの山を登るんだよね。自転車で・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9- ■「ヤビツ峠」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:富士ヒル後初! ヤビツアタックに行ってきました(^^)
- 1件古い記事 :今シーズン3回目のヤビツ!(Elite Jet<160g最高気圧編)