Monitor vs. Finder
昨夜の雨は上がり,今日は曇り空。
出かける気にならないので,みんなで家の片づけをしました。
その途中,久しぶりに,フィルム一眼レフのCONTAXをいじってみました。フィルムは入ってないんだけど,一応ちゃんと構えて,空シャッターを切ってみると,なんともいい感じがしました。なんで,「いい感じ」なんだろう?ちょっと考えてみました。
ユウキチが生まれたときにデジカメを買い,それから数年間,ずっとデジカメばかり使い続けました。
その間,主に使っていたのは光学ファインダーではなく,液晶モニターです。
なぜかと言えば,「便利だから」です。特にめがねを掛けている僕にとっては,カメラから離して見られる液晶モニターはとっても便利です。
でも,,,CONTAXを手にして空シャッターを切った感じは,忘れていた感動,というか快感がわき起こります。
光学ファインダーをのぞく,シャッターを半押し,全押し,ミラーアップ,シャッターが切れる,フィルムが巻上がる,,,
この一連のシーケンスが,たまらなく気持ちいいです。メカニカルな音も良いのですが,特に「光学ファインダーを通して被写体を見つめる」のは,やっぱりいい感じです。
液晶モニターは確かに便利。だけど,光学ファインダーは,僕のようなド素人カメラマンでさえ,きちんと被写体と向き合い,「今,僕は,ちゃんと写真を撮っている」という心構えができるような気がします。そこが気持ちいいのだと思います。
2匹のチビ達はすごい勢いで走り回り,奥さまと僕らは子供の荷物を背負い,とても落ち着いて撮影できる状況ではないのですが,そんな悪い条件下であってさえ,「ちゃんと撮っている」感はわき起こります。ちゃんと撮っているつもりでも,出来映えとはあまり関係ないんですけどね…。トホホホ
これからも,きちんとファインダーをのぞいて写真を撮っていこう,と思うこのごろです。(となると,*ist Dsとかが欲しくなっちゃんだけど。D70は本当に狭い…。)
- ■「その他」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:画素にまつわるマメチシキ