フレームサイズ探しの森の中で

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一見,難しい仕事をしているように見えるけど,パパは遊んでいるのであります(笑)

一見,難しい仕事をしているように見えるけど,パパは遊んでいるのであります(笑)

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

昨年末から悩みっぱなし(笑)ですが,いまだにフレームサイズが決められません。

普通なら,今乗っている自転車(=LGS RHC号)のサイズを元にフレームサイズを決めればいいのですが,実はLGS RHC号はかなりバカでかい車体を選んでしまっているので,あまり参考にならなかったりします・・・。

LGS RHC号のサイズ

LGS RHC号の前はLGS SIX号に乗っていたのですが,もともとSIXは女性用ということもあり,とても小さな車体でした。

「自転車は大きめのサイズの方が格好良く見える」という自然法則(?)がありますから,LGS RHC号を買うときには,可能な限り大きサイズを選ぶという方針で,ショップが勧める520mmを蹴って,550mmフレームを購入しました(RHC号はホリゾンタルフレームで,トップチューブも550mm)。

ルイガノカタログでRHCのフレームジオメトリ確認中

ルイガノカタログでRHCのフレームジオメトリ確認中

Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8

が,はっきり言ってデカいです(笑)

おいらは身長175cm,股下80cmですから一般的な推奨サイズは520mm(80cm×0.65=52cm)と思われます。それに対して,550mmフレームですから3cmもシート長が長いフレームに乗っていたのです。おかげで,シートポストの突き出し量が非常に短く,本ブログ内の紹介記事へポストの「LOUIS GARNEAU」ロゴも,「LOUIS GARNE」くらいが限界でした(涙)

ただ,やっぱりデカサイズだけあって,写真写りがとってもいい感じなところは取り柄でした。まぁ,普通,そこに取り柄を見いだす人は少ないかと思いますが・・・(笑)


LOOKのフレームサイズ展開

現時点の最有力候補LOOK586サマ

年末頃から検討に検討を重ねている新フレームですが,今の最有力候補は年式落ち(08年)のLOOK 586。全然モデルチェンジしないLOOKですから,数年さかのぼっても同じですし,カラーは08年の「PRO TEAM」カラーが一番好きです。

モデルとしてはほぼ決めているのですが,難しいのがフレームサイズ。

RHC号の経験を生かし,今度は素直に520mmサイズのフレームにすべきと思われます。が,ホリゾンタルなRHC号に対し,LOOK586はスローピングフレーム(しかもISP)。直接比較ができないので,トップチューブ長での比較をしてみます。

07年のルイガノカタログを引っ張り出してきて,RHC号のフレームジオメトリを見ると,520mmサイズだとトップチューブ長は535mmとなっています。ということは,LOOK586の方もトップチューブ長で535mm近辺のサイズがよろしいことになります。

ということで,今度はLOOKのカタログでLOOK586の535mmを探してみると・・・,発見しました!

フレームサイズ510mmで,トップチューブ長(仮想ホリゾンタル換算値)が530mmです。おぉ,これでイケルではないかと思ったのですが,カタログをよく見ると,これは「Sサイズ」ということになっています。

身長175cmで「Sサイズ」の自転車に乗るというのが,どうにも合点がいきません。そんなにフランス人は巨大なんだろうか? ちなみに,LOOK586のサイズ展開はXS,S,M,L,XLの5サイズ。Sは下から2番目ですが,「一番デカイXLなんて,どんな巨人が乗るねん?」という疑問があります(笑) LOOK585には「XXL」なんていう関取サイズまであります。

計算としては合っていると思うのですが,どこかで大きな過ちを犯していそうで怖くなっています。が,ネットで見ると,多くの方が「S」や「M」に乗られているようです。やっぱり,日本人ではこのくらいのサイズが適正なのかな?

となると,170cm未満の人は乗れなくなってしまうような気もするが・・・。謎は深まるばかりです。

また,「Mサイズ(トップチューブ540mm)」という手もあるのですが,購入を考えているbellatiの在庫は「S」しかないのです・・・。う~む。

他社のも見てみる

「身長175cmでS」という事実に衝撃を受けたため,試しに他ブランドも見てみました。

GIANT

同じような計算を外部サイトへTCRシリーズのジオメトリ表を元にしてみると,トップチューブ長535mmはやっぱり「S」サイズに相当します。そして,GIANTは適応身長表が付いていて,それによると165~180cmという身長に適応できるようです。

というわけで,GIANTでもやっぱり「S」でした。

そもそも日本国内ではXS,S,Mしか輸入されていないようです。やっぱり,「巨人」だ(笑)

ANCHOR

おいらは典型的な日本人体型ですので,ここは一つ,日本自転車界の雄,ブリヂストンANCHORも調べてみることにしました。

外部サイトへANCHORのジオメトリ表は親切にも股下長からも適正サイズを求められるようになっています。

で,身長175cm,股下80cmからスローピングフレームでの適正サイズを選んでみると,トップチューブ長(ホリゾンタル換算値)が550mmとなりました。

むほ~,デカイ!! これでは,今のRHC号がまさに適切サイズになってしまう! 悩む~~~


まとめ(まとまってないけど)

というわけで,やらなきゃ良かった他社比較。悩みは尽きません。

なんとなく,SとMの間のような感じです。Sの方が,ポストやステムで調整がきくから便利のような気もしますが(軽いし),ハンドルが低すぎることになる可能性も捨て切れません(シートポストが高くなりすぎる)。う~む。

あんまり好きではないのですが,エンゾ早川氏のこんな本まで買ってきて,密かに勉強中であります。(同書ではネット購入=死刑となっていますが・・・)

やっぱり,試乗しなきゃだめかな・・・?



■今回調べてみた各社のサイズ
(身長175cm,股下80cmの妻子持ちサラリーマンを想定)

RHCRHCLOOK586LOOK586TCRANCHOR
フレームサイズ550520S (510)M (530)S520
トップチューブ550535530540535550

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2010年01月16日 | カテゴリ:  LOOK | ID: 9696
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