My ガングリオン2.0

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去年の手術前のガングリオン。手術から8ヶ月,今はどうなっているのかナ?

去年の手術前のガングリオン。手術から8ヶ月,今はどうなっているのかナ?

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

本ブログ内の紹介記事へ去年10月のガングリオン手術から8ヶ月。

今日,経過観察のために都内の整形外科に行ってきました。20分にわたるMRI(Magnetic Resonance Imaging, 核磁気共鳴画像)撮影から見えてきたものは・・・。

白い玉ころが・・・

轟音のMRI撮影を終えた後,診察室に通されて主治医の先生から「痛みはどうですか?」と聞かれました。

痛くないといえばウソですが,去年のように我慢できないほど痛いわけではないので,その旨を伝えました。

すると,主治医の先生は「そうですか・・・」といい,MRI撮影結果を写すモニターの電源を入れました。

そこには2枚の映像が映っており,一目見ただけで,慣れ親しんだ(?)おいらの左膝の断層写真であることが分かりました。

左側の膝の写真には小さな白い固まりが,右の写真には大きな白い固まりが写っていました。

見た瞬間,「げげっ,やっぱり再発していやがったか! どうりで痛いわけだ。でも,まだ小さいな…」と思いました。

が,その後の先生の言葉を聞き,おいらは絶句しました。なんと,左側の写真は去年の手術前,右側の巨大な白玉写真が今日撮影した写真だったのです!!

去年のガングリオンは3cm程度だったのですが,今年のは(毎年採れるものではないのですが)なんと5cmを超える巨大なガングリオンでした・・・。

今日の左膝を横から見たところ。巨大なガングリオン2.0が蘇ってやがる・・・。

今日の左膝を横から見たところ。巨大なガングリオン2.0が蘇ってやがる・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D


今の左足の状況

去年の2倍近いサイズのガングリオンが住んでいることが判明した,おいらの左膝。

去年は激痛に耐えられずに手術に踏み切りましたが,今年は,そこまで痛くはなっていません。

ただ,それはおそらく,季節によるものと思われます。

おいらの場合,例年,秋~冬にかけて痛み,春~夏にかけて痛みが無くなっていきます。だから,リューマチかなんかかと思っていたのですが,とにかく,暖かい季節には痛みが引いていく性質があります。(すべてのガングリオンに言えるわけではなく,むしろ珍しい症例のようですが)

というわけで,今は死ぬほど痛いわけではないのですが,なんせサイズが巨大化しているわけですから,今年の秋にはものすごい激痛に見舞われることが予想されます・・・。

ひぇ~,勘弁してくれよ~(T_T)


で,どうしたら?

おいらのガングリ野郎は,左膝のお皿の真後ろに住んでいます。

ここは,血管,神経が狭い範囲に集まっている部分であり,その隙間をねらってガングリオンだけを取り除くのはなかなか難しい手術になります。

住んでいる場所は去年と同じ。骨と血管,神経に守られた位置に安住していやがります・・・。

住んでいる場所は去年と同じ。骨と血管,神経に守られた位置に安住していやがります・・・。

Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D

去年は,そのリスクを回避するため,とりあえずはガングリオンの液体を吸いだし,可能な範囲で,ガングリオンの袋も除去したのでした。「袋」の方は1/3しか除去することができず,とりあえずは様子を見ようということにしていたのですが,結果として,今回の再発となってしまいました。

となると,根本的に治療するためには,多少のリスクを背負いながらも,血管や神経の隙間をかきわけてガングリ野郎の本体(袋)を根こそぎ撤去する必要があります。

しかし,現状ではそこまで痛いわけではないので,とりあえずは秋までは様子を見て,寒い季節になって激痛におそわれるようになったら,再度来院して,治療方針を検討することとなりました。


自転車は?ヤビツは?

巨大なガングリオンが再発し,左膝より下の部分が常に痛い状態となっていますが,幸い,我慢できないほどの痛みではありません。

気になるのは,「何かをすることで,悪化してしまわないか」ということなので,その点を聞いてみました。

すると,本人が痛みに我慢できているのであれば,何をやってもかまわないとのことでした。言い換えれば,何をやっても悪化することはないし,逆に,何をやっても改善することもない(涙),とのことです。

一番気になっている点も聞いてみました。「月に1回はヤビツにアタックしたいのだけど,大丈夫でしょうか?」についても,ぜんぜん問題ないとのこと。

ついでに「どうやったらタイムを縮められるのでしょうか?」や「右足だけのペダリングなので,とっても疲れるのですがどうしたらいいでしょうか?」も聞こうと思いましたが,ぐっとこらえました(笑)

こういうコトをするのは全然問題ないとのこと。ほっ,一安心(^^)<br />だけど,タイムには影響するよな~(涙)

こういうコトをするのは全然問題ないとのこと。ほっ,一安心(^^)
だけど,タイムには影響するよな~(涙)

RICOH Caplio GX100

気をつけなければいけないのは,飲酒と長風呂くらい。膝の血行が良くなりすぎると,ガングリオンに圧迫されてる分,痛みが出てきます。

飲酒の方の効果(?)はてきめんで,中ジョッキ1杯飲むと,じわじわ・ズキズキと痛くなってきます。まぁ,もともと限りなく下戸に近いので,あまり問題ではありませんが・・・。

とにかく,ヤビツアタックについてGOサインが出た(?)のがせめてもの救いです。

ただ,やっぱり,左足の力がぜんぜん出せないのは困ったもんです。去年のFHCの時と同じですが,「これで左足さえ治ったら,ものすごいタイム出せるんだけどな~♪」と言い訳し続ける日々になりそうです(笑)

あと4ヶ月ほど,迫りくるガングリ痛におびえつつ,乗れるだけ乗っておこう!と思います。




【おまけ1】
MRI撮影はもの凄い轟音なので,耳栓を貸して貰えます。また,極端に狭いトンネルに入っていくので,人によっては恐怖心に駆られてしまうこともあります。

おいらは,,,熟睡してしまいました。

撮影は20分かかったのですが,最初の数分で爆睡状態に陥り,撮影が終わった後に技師さんに体を揺すられて(耳栓してるし),ようやく起きました。

MRIで寝てしまうバカモノも珍しいかと思います・・・(笑)



【おまけ2】
去年の激痛ほどではないですが,やはり,左脚は痛い。

このまま秋を迎えると,おそらく,左脚のクリート着脱が難しくなると思われます。
今使っているのは,SPD-SL(PD-5600)ですが,もの凄く着脱が緩いと評判(?)の,Keo Classicに換えてみようかな?と,病院帰りに思い始めました。


■「日々の戦い」カテゴリー内の前後記事
2010年06月23日 | カテゴリ:  日々の戦い | ID: 9810
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