Mt.FUJI ECO CYCLING(富士エコサイクリング)初参加!

先週の日曜日,「Mt.FUJI ECO CYCLING」に参加してきました。

山中湖をスタートして富士山を一周する120kmのイベントです。このコース,どこかで見た気がしますが・・・。

そう! 3年前,LGS RHC号で臨んだ,本ブログ内の紹介記事へひとりツール・ド・富士山一周と同じコースなのです。

当時は,レーパンやウィンドブレーカーもなく,さらには携帯食も無くてハンガーノックになるなど,さんざんなツーリングでありました。

それから3年。自転車もウェア類も(一応本人も)パワーアップしました。リベンジはなったのでしょうか・・・?

Mt.FUJI ECO CYCLING

本ブログ内の紹介記事へMt.FUJI ECO CYCLING(以下,富士エコ)は,「レース」である富士ヒルクライムとは違って,みんなでのんびり走る「イベント」「サイクリング」です。

今回は,会社の人たちと一緒の参加で,みなさん,こんな自転車に乗って走りました。

  • GHISALLO
  • PINARELLO F13:3
  • GIANT TCR
  • COLNAGO PRIMAVERA
  • LOOK 566
  • LOOK 585
  • LOOK 595(おいら)

妙にLOOK率が高い(3/7≒43%)のがウレシイ驚きです(^^)。一般的には,GIANTやPINARELLOの方が多い気がするのですが・・・。

富士エコ走行の様子

初めての富士エコ参加。制限時間内に,無事に富士山を一周できたのでしょうか?



早朝(深夜?)の出発

富士エコのスタートは早朝6時なのですが,前泊をしなかったため,なんと2時半起きでLOOK号を積んで車で山中湖を目指します。

「早朝」というより「うしみつどき」という感じです。さぁ,出発~

「早朝」というより「うしみつどき」という感じです。さぁ,出発~

RICOH Caplio GX100

早朝って言うか,夜じゃん・・・。



スタート地点集合&スタート!(6:00)

今年の富士エコの参加者は1700人とのこと。スタート地点の山中湖交流プラザには,5時半に到着したのですが,もの凄い数の自転車&人・・・。

メッカに向かう殉教者のような,長~~~い自転車の列。

メッカに向かう殉教者のような,長~~~い自転車の列。

RICOH Caplio GX100

タイムを競うレースではないので,後方からのスタートでも問題ないのですが,最後尾では1時間くらいスタートを待たされるとのこと。おいら達は早めに着いたため,20分程度待っただけでスタートすることができました。

いよいよ,スタート!

いよいよ,スタート!

RICOH Caplio GX100



前半(山名湖~さくらの園AS:約65km)

富士エコは一般道を交通規制無しで開催されるため,基本的には車道の左端を一列に並んで走ることになります。

また,のんびりと富士山を一周するイベントであるため,抜いたり抜かれたり,という状況はあまりありません。

スタートして最初の10kmくらいは,R138を隊列を組んで走りますが,たいしたアップダウンもなく,また気温も低めなため(20℃),快適なサイクリングになります。

早朝(6時半),気温も低く,快適なサイクリングです(^^)

早朝(6時半),気温も低く,快適なサイクリングです(^^)

RICOH Caplio GX100
朝のうちだけ,富士山も見ることができました。去年はあの中腹まで登ったんだよなぁ・・・。

朝のうちだけ,富士山も見ることができました。去年はあの中腹まで登ったんだよなぁ・・・。

RICOH Caplio GX100

約15km地点で最初のエイドステーション(AS)に入りますが,さすがにわずか15kmで補給は必要ないので,水だけをもらって再スタート。

道の駅「なるさわ」をちょっとすぎたあたりに,第2AS「精進湖」があるので,ここでバナナ休憩(^^) 富士エコのほとんどすべてのASではバナナを無料でもらうことができるので,まずはここで1個目のバナナをゲットします。

フジエコと言えばバナナ!

フジエコと言えばバナナ!

RICOH Caplio GX100

第2ASを出ると,朝霧高原の長~~~いダウンヒルが始まります。だいたい,標高差500m・距離25kmを県道71号を走って下るダウンヒルです。

ダウンヒルが苦手なおいらにとって,文字通り注意しなければならない区間の始まり。

ダウンヒルが苦手なおいらにとって,文字通り注意しなければならない区間の始まり。

RICOH Caplio GX100

ご存じの通り(?),おいらは登りは好きですが,ダウンヒルは苦手です。

もちろん,やる気になれば(かつ,直線なら)60km/hでも80km/hでも出せるとは思うのですが,どちらかというと,「危険にならないようにブレーキをかけながら走らなければならない道」という認識です。

下りはイマイチ好きじゃないけど,景色が良いので許す!(^^)

下りはイマイチ好きじゃないけど,景色が良いので許す!(^^)

RICOH Caplio GX100


ですが,朝霧高原周辺のダウンヒルは,森林地帯を走ったかと思えば視界が開けて富士の裾野を感じられたり,変化に富んでいてなかなかに爽快です。

この区間は,チェーンステイを痛めないように,アウター×ローの組み合わせで,ほとんどまったく漕がないで下っては写真を撮っていました。

しかし,どこまでも,下る,下る。

しかし,どこまでも,下る,下る。

RICOH Caplio GX100

途中,第3ASの「富士ハーネス」でどらやきを補給(自前です)したのち,県道72号をぬけ,R469に入ると,登りを基調としたアップダウンが始まります。

バナナに飽き始め,自前の「餅ドラ」を食す。うまい~

バナナに飽き始め,自前の「餅ドラ」を食す。うまい~

RICOH Caplio GX100

本格的なアップダウンが始まる前に,第4ASの「さくらの園」にて休憩します(セカンドバナナをゲット)。



後半(さくらの園AS~須走AS:約40km)

第4ASを出ると,いよいよ,最大10%以上の上り坂を含む,アップダウンの激しい道になります。

ようやく,いい感じの上り坂登場♪

ようやく,いい感じの上り坂登場♪

RICOH Caplio GX100

特に,「富士山こどもの国」までの間のアップダウンは結構激しく,多くの方が自転車を降りて押していたりしました。

おいらも,3年前にはこの区間で,食料も飲料も尽き(食料は最初から無いけど),プチハンガーノックになって倒れ込んでいた経験があります。

3年前はここで力尽き,民家でお水を貰いました。懐かしい・・・。

3年前はここで力尽き,民家でお水を貰いました。懐かしい・・・。

RICOH Caplio GX100

しかし,今回は,十分すぎるくらい休憩していますし,自転車も体も少しは進化したようで,この区間での上り坂ではまったく苦痛を感じることはありませんでした(この区間は心拍も平均132bpm)。

途中,わずかながら下り坂もあります。写真を撮ると,なぜかムンク風に(謎)

途中,わずかながら下り坂もあります。写真を撮ると,なぜかムンク風に(謎)

RICOH Caplio GX100

そして,第5AS「こどもの国」ではパンとサードバナナを,第6AS「さくら公園」ではファイナルバナナ,第7AS「須走」ではアミノバイタルをいただき,いよいよ,最後の難所,籠坂峠を残すだけになりました。

途中,精肉店でコロッケを頂きます。実によく食べるサイクリングです(^^)

途中,精肉店でコロッケを頂きます。実によく食べるサイクリングです(^^)

RICOH Caplio GX100
最後のASでは,amino VITALを貰いました。うまかですたい!

最後のASでは,amino VITALを貰いました。うまかですたい!

RICOH Caplio GX100




ラストスパート(籠坂峠)

いよいよ,本日最後の上り坂,籠坂峠の登りに入ります。

ここまで約100kmほど,ずっとのんびりペースで走ってきていたのですが,やはり,「峠」となると生来の(?)ヒルクライム魂を押さえきれず,峠の途中から思いっきり走ってしまいました。

なだらかに上る籠坂峠。え~い,一気に上ってしまおう!

なだらかに上る籠坂峠。え~い,一気に上ってしまおう!

RICOH Caplio GX100

富士エコのコースは,前半は平坦やダウンヒルが続いた後,後半から上りが増えてきて,最後の最後には籠坂峠で標高差500mを登り切らなければならない,割とイジワルな設定です。

ここまででスタミナを使い果たしてしまった人は,ラスト数kmの籠坂峠を越えるのが大変で,多くの方が押して歩いていました。

が,やはり,どこにでもいるのが,おいらみたいなヒルクライムバカ,坂大好きバカです(^^)

富士エコ参加者だけでなく,普通に籠坂峠に挑戦中のライダーも含め,何人ものヒルクライマーがかっ飛ばして走っており,おいらもこの区間だけは全力で走ってしまいました。

ここまでの区間の最大心拍は152bpmだったのに,籠坂峠だけ198bpmです(笑)

でも,頂上までは数kmしかないので,楽しいヒルクライムもすぐにおしまい。この日のメインイベント(?)が終了しました。

山梨県に帰ってきました。あ~,楽しかった!

山梨県に帰ってきました。あ~,楽しかった!

RICOH Caplio GX100



ゴール!

最後の楽しみの籠坂峠を越えてしまうと,あとはゆっくりと流してスタート地点である山中湖畔に戻ってゴールとなります。

途中,苦手なダウンヒルでみんなに置いて行かれますが,平地で追いついて,締め切り時間1時間前の15時ちょうどにゴールインでした。

締め切り1時間前に,全員無事にゴールに到着~

締め切り1時間前に,全員無事にゴールに到着~

RICOH Caplio GX100

6時に出発して,9時間走って15時に到着です。が,実は休憩は3時間もあったので,実走時間は6時間ちょうどでした。。

しっかし,暑い一日だったな~。

まとめ

初めて参加した富士エコでしたが,実にのんびりした楽しいサイクリングイベントでした。

3年前のプチハンガーノック体験がトラウマになっていた,富士山一周ですが,こうやって挑戦してみると,実にあっけないくらい簡単でした。

坂バカとしては,累積上昇が1600mしかないので多少物足りないところもありましたが,気温が凄く高かったせいで,予想外に疲れもしました。

帰るころになって,ようやく富士山が少しだけ顔を出しました。また来るよ~!

帰るころになって,ようやく富士山が少しだけ顔を出しました。また来るよ~!

RICOH Caplio GX100

最後になりますが,坂を見るたびに飛ばしてしまうバカタレ(^^)と一緒に走っていただいたメンバーの皆さま,ありがとうございました!!

コレに懲りず,次回は是非,能登一周にお誘い下さい!!


富士エコフォトアルバムはこちら~


【本日の走行データ】
 所要時間:6時20分~14時55分
 走行距離:114km(途中,サイコン押し忘れアリ)
 走行時間:5時間50分
 平均速度:19.6km/h
 最高速度:50.4km/h
 消費エネ:2534kcal
 平均心拍:132bpm
 ケイデンス:65rpm
 累積上昇:1612m


■「富士エコ」カテゴリー内の前後記事
2010年09月10日 | カテゴリ:  富士エコ | ID: 9854
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