ヤビツ初アタック2014
半年ぶりに,約束の地へ帰ってきました(^^)
SONY DSC-TX10例年,3月に富士ヒルクライム(FHC)のエントリー作業を完了すると,急にヒルクライム熱が高まり,ヤビツ峠アタックに行きたくなります。
もう条件反射のようなものなのですが,今年も,エントリー完了の翌日(!)の3月29日に今年初のヤビツ峠アタックに出かけてきました。
単純よねぇ・・・(笑)
例年のタイムアタック初めと比べると・・・?
前述の通り,毎年3月のエントリ作業が終わるとクロイツフェルト・ヤビツ病(なんか,それっぽい病名でしょう?)が発症していて,過去4年間の初ヤビツはこんな風になっています。
年 | 初日 | タイム | 心拍(平均/最大) |
---|---|---|---|
2013年 | 4月27日 | 44分14秒 | 179/187bpm |
2012年 | 3月25日 | 46分53秒 | 179/190bpm |
2011年 | 4月15日 | 41分38秒 | 183/189bpm |
2010年 | 5月2日 | 44分32秒 | 157/222bpm |
ヤビツ通いを始めた2010年は富士ヒルクライムには不参加でしたから,それ以降の3年間は3月または4月の早い段階でヤビツ通いを始めています。
ただ,2011年はいきなり41分台をたたき出しているのですが,それ以降の初ヤビツでは44分や46分(!)というていたらくなタイムしか出せていません。
今年も,2~3月に走りや装備を強化した覚えはないので,そんなにタイムは出ないような気もしますが,やる気だけは十分にありますから,とりあえず,行ってみましょう!
また,毎回,アタックの条件をダラダラ書くとなんですので,今回からは表形式にしてみました。
項目 | データ |
---|---|
挑戦日時 | 3月29日9時ごろ |
天候 | 晴れ,かなり暖かい |
名古木までの アプローチ | 自走(金目川沿いルート) |
同伴者(車?) | ソロ |
ホイール | Reynolds MV32T(現Thirty Two) |
タイヤ | VELOFLEX Reccord Tubular |
ウェア(上) | 長袖ジャージ+夏ネックウォーマー |
ウェア(下) | 加圧レギンス+ビブショーツ |
新兵器 | 無し(ツールボトルくらい?) |
主な作戦 | 急勾配ではサドルの前部分に乗るくらい |
主なポカ | マスクをしたままスタートして,苦しくてやり直し(笑) |
体調 | 左脚に少しだけ違和感(ガングリ) |
小さなポカはあったりしましたが,いつもに比べたらなんでもありません。
さて,2014年のヒルクライムシーズンをを占う,初ヤビツの結果は!?
アタックの様子
まったくいつもと同じ写真ですが,今日もここからスタート!
SONY DSC-TX10雨の影響もあり,屋内・屋外ともにろくに走っていなかったのですが,そのおかげで筋肉痛は皆無でしたので,割と軽快に脚が回る状態でスタートを切ることができました。
前半部分(スタート~菜の花台)
序盤の「豆腐屋さんの坂」は全然苦もなく上りきり,また,2箇所ある信号も両方とも「青」で通過。非常に幸先の良いスタートです(^^)
蓑毛のスーパーストレート激坂。やる気出る~(バカ?)
SONY DSC-TX10その後,一気に勾配が10%以上になる「蓑毛の激坂」に入りますが,竹谷賢二さん直伝(本読んだだけ)の「急勾配は重心を前に!」を心がけ,サドルの先っぽに座ってみると,面白いように脚が軽く回ってくれました。
脚は片方で10kgもありますから,せっかくなら,一番効率よく落下させるのが良かろうということで,急勾配ではなるべく前乗りにせよとの師匠の教えです。
この日は多くの方が走っていました。いい目標,励みになります!
SONY DSC-TX10この日は多数のライダーが走っていたのですが,菜の花台展望台まではちょうど良く先行者が次々と現れてくれたおかげでモチベーションを高く維持し,どんどん追い抜いてタイムを稼ぎました。
後半(菜の花台~ゴール)
軽快に脚を回し,ダンシングで加速を繰り返して前半は好タイムで上ってくることができました。
が!! これがいつもの命取り・・・。
菜の花台を超えてから,もう,急速にパワーダウン。
途中までは自己ベスト(40分12秒)に迫るタイムだったのに,残り4kmの大幅なペースダウンで見る見るタイムを失っていきます。
後半の激坂区間。もう,まるでダメダメ・・・。
SONY DSC-TX10
結局,ゴール手前数百メートルで,自己ベストのバーチャルトレーナー君がゴールする悲しい音楽を聞くことになりました・・・。
初ヤビツ2014の結果は?
息も絶え絶え(血の味がしていました)でのゴール。結果は以下の通りです。
ま~た,44分かぁ。縁起悪い数字だしなぁ・・・。
SONY DSC-TX1044分10秒
そのほかのデータは以下の通り。
項目 | 結果 | 備考 |
---|---|---|
タイム | 44分10秒 | 去年の秋より3秒だけ早いけど,ここのところ,ずっと44分台が続いています・・・。 |
走行距離 | 11.73km | コース取りが悪く,最短より200mくらい長い。誤差か? |
平均速度 | 15.9km/h | |
最高速度 | 33.1km/h | コンビニ先の下り坂で記録 |
平均心拍 | 177bpm | |
最大心拍 | 190bpm | 今年も190bpmは回せそう。加齢でもあんまり変化してないような・・・? |
平均ケイデンス | 79rpm | 意外とケイデンス高い |
消費エネルギー | 1015kcal |
昨年の最後のヤビツでは44分13秒でしたから,ほぼ同じタイムでのゴールです。
「全然進歩してないじゃん」ととらえるか,「シーズン初にしてはいいじゃん?」ととらえるか微妙なところではあります。
一応,いつもの簡易パワー解析(GARMINデータから強引にExcelで計算するヤツ)をやってみたのが,以下のグラフ。
凸凹はあるものの,総じて後半にしぼんでいきます(涙)
走っていて感じたとおり,序盤では高いパワーを維持し,蓑毛の激坂が終わる6km地点から菜の花台までは調子に乗ってかなりパワーを出しています(女性ライダーとかいたしねぇ・・・)。
そして,8.5kmを過ぎたあたりからガタガタと不規則にパワーダウンしています。
全般的に,がんばる→休むを繰り返しつつ,後半に向けてぐんぐんパワーダウンです(涙)
相変わらずの課題ですなぁ・・・。
裏ヤビツへ,そして今後
この日はあまり時間が無かったので,頂上での「世界一うまいコーラ」を飲むことなく,滞在5分ほどですぐに裏ヤビツ側に下っていきました。
日のあたる表ヤビツとは違い,裏ヤビツはまだ雪がところどころに残っていて,あちこちで路面がウェットになっていてすごく走りにくかったです。
裏ヤビツにはどっさりと雪が残っていました(驚!)
SONY DSC-TX10雪解け水が路面を流れて,もう走りにくいのなんのって・・・。
SONY DSC-TX10ここのところの陽気で融けてくれるといいのですが,しばらくは表側だけを走ったほうが良さそう。
途中,一部で夫婦漫才ライダーとして人気のお二人に出会ったりしつつ(^^),決戦タイヤであるRecordを100km近く酷使し続けていたのですが,厚木付近の幹線道路(R129)を走っていたところでちょっとした事件に遭遇。
要約すると「3年も酷使していたRecordがパンクしかけたけどパンクしなかった」という事件なのですが,こちらはまた後日紹介です!
次回のアタックからは,普通にSHAMAL+FUSIONで挑戦し,決戦用ホイール&タイヤは富士ヒル試走までとっておくことにしましょう。
次回のヤビツアタックは,たぶん,GW中に2~3回っていうところかな?
それまでに,ローラー台でもやって鍛えておかないと!(^^)
おしまい。
血反吐を吐きながら,心拍180bpmで,後ろを振り向きながら一枚。そこまでして撮る必要があったのかは微妙ですが・・・。
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