Where is my lovely Yabitsu Pass ? (愛するヤビツ峠はどこ?)

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一番でかいのが「大山」というのは分かるのだけど,ヤビツ峠はどこらへんなの?

一番でかいのが「大山」というのは分かるのだけど,ヤビツ峠はどこらへんなの?

iPhone 5

初めてヤビツに挑戦したのは,2010年5月のこと(そのときの感動はこちらを!

それから4年とちょっと。ず~~~っと疑問に思い続けてきたことがあります。

それは,「ヤビツっていったいどこにあるんだ?」ということ。

Where is my lovely Yabitsu Pass?

もちろん,地図を見ればヤビツ峠の場所はすぐに分かるのですが,遠くから丹沢の山並みを見たときに,「どこら辺がヤビツ峠なのか」が全然分からないのです。

でっかい山が,文字通り「大山」とは分かるのですが,ヤビツ峠はどこらへんなのか。

もともと東京生まれで東北各地を転々としてきた身としては,神奈川の地理はもともと詳しくないので,なんとも恥ずかしながら分からんのです。

「こんな悩みを抱えたままだからタイム更新ができないんだ!」ということに気が付いたので,真面目に場所を特定してみることにしました。

【方法1】「山カメラ」を使ってみよう!

スマホ(iPhone。たぶんAndroidも?)に「山カメラ」という素晴らしいアプリがあります。

これは,カメラに写る実際の風景の上に,山やランドマークの名前を合成表示してくれる,AR(仮想現実)アプリです。

コレを使って,ヤビツ峠があるであろう方面を撮影すればいいはず。

で,やってみたのがコレ。

ちょっとタグの位置が高すぎるけど,大体の位置がわかったぞ!

ちょっとタグの位置が高すぎるけど,大体の位置がわかったぞ!

iPhone 5

ん~,タグの位置が上の方にあるので,ちとアヤフヤ感もありますが,大体の位置が分かりました!

なんとなく,大山の「左肩あたり」を予想していたのですが,もっともっと左(西)の低いところなんですね。

ちっと残念(苦しさから想像して,もっと高いかと思っていた)。

【方法2】自分の足で走った跡をたどる!

良く考えたら,もう何十回も上っているんだから,そのときのGPSデータを見てみればいいのです。

まさに,自分の足で走った軌跡をたどるという,ロードバイク版の伊能忠敬方式です(そうか?)

GARMINの純正ソフト,Training Centerには記録したGPSデータをGoogle Earthで表示する機能があるのです。

なんか,いきなり答え一発で悲しい気もしますが,やってみるとこんな風になりました。

おぉ~,あっさりとできた! 相模湾上空から見たヤビツ峠(を上った,おいらの軌跡)

おぉ~,あっさりとできた! 相模湾上空から見たヤビツ峠(を上った,おいらの軌跡)

これだけだと,身近な場所から見たヤビツの位置と照合しにくいので,実際に撮ったヤビツ峠を含む写真と,Google Earthで同じ場所から見た様子を比べてみました。

■湘南平から見たヤビツの位置

今年の5月に湘南平に上った時に,展望台からヤビツ方面を撮っていました。

望遠を持っていなかったので,ちょっと写真が遠いですが・・・。

湘南平の展望台からヤビツ峠方面を撮った写真。

湘南平の展望台からヤビツ峠方面を撮った写真。

Panasonic LUMIX GM1 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9

Google Earthで湘南平まで移動して,ヤビツ方面を見たのがこちらの画像。

赤いのが(ゼーハー言いながら)上ったヤビツ峠への軌跡。

赤いのが(ゼーハー言いながら)上ったヤビツ峠への軌跡。



■吾妻山から見たヤビツの位置

こちらは,同様に,二宮町の吾妻山公園から撮ったヤビツ峠の写真。

吾妻山から撮った大山方面。望遠があるので大きめに撮れています。

吾妻山から撮った大山方面。望遠があるので大きめに撮れています。

Nikon D600 + Nikkor VR 24-120mm

で,こちらも同様にGoogle Earthで見たヤビツ峠。

やっぱり,大山よりかなり低いところがヤビツ峠なんですね。

やっぱり,大山よりかなり低いところがヤビツ峠なんですね。



おぉ~,分かりやすい!

やっぱり,大山よりもだいぶ低いところを通っているんですね。

まぁ,良く考えたら,峠道作ってるのはヒルクライムバカじゃないですから,好きで高いところ通すわけが無く,なるべく通りやすい・作りやすいところに峠道を作りますよね・・・(笑)

というわけで,「あんな高いところ登ってるんだぜ!」と家族や合コンで(?)自慢するには,ちょっとだけ寂しい結果になりましたが,逆に言えば,「あんな小さな峠,楽勝だぜ!」と自分を奮い立たせることもできるでしょう。

低~!(笑) 来年の春は軽々と上っちゃいますぜ!

低~!(笑) 来年の春は軽々と上っちゃいますぜ!

もう,この秋は登る気は全然無いのですが,春になったら,この心意気でガンガン上りましょう!

It's too small to crimb!(笑)


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2014年10月13日 | カテゴリ:  ヤビツ峠 | ID: 11207
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