サイクルチャレンジカップ藤沢参戦記(最終回:ふりかえり)
朝6時すぎ。これから受付,トイレ,移動などしているうちに,スタート時刻(7:45)ギリギリに!
SONY DSC-TX10前回の予告どおり,CCCF(サイクルチャレンジカップ藤沢)の総集編。
主催者にとっては,藤沢市初の公道を閉鎖しての自転車レース,おいらにとっても,初めての平地・チーム・耐久レース参加。
「初」だらけだった,CCCFを振り返ります。
おいらの部
とにかく楽しい自転車イベントでした。
初めての集団走行,チーム走行,仲間の応援,なにもかも楽しかったです。
来年の参加(もう決めてる)に備え,今年のCCCFを振り返ってみます。
【山岳仕様?でもいける】
今回の595号は,「カーボンホイール」+「12-27Tスプロケ」という,ほぼいつもの山岳仕様。
平地レースを走るのはいかがなものか?と思ったのですが,コーナー立ち上がりの加速や,短いながらも10%勾配などを乗り切るには,この軽さが役に立ってくれました。
ディープリムなら,もっとストレートでの伸びが良かったのかもしれませんが,贅沢は言わないようにしましょう(^^)
悩んだけど,結局はカーボンホイールセット(MV32T & F4R)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
【ドリンクはたくさん必要】
普段はドリンクはあまり飲まない方で,下手すると脱水症状に陥ることがあるのですが,今回は合計1.5リットルほど飲みました(普通のスポーツドリンクです)。
これは,チームメイト(Noguさん)が走っている間の休憩時間(約20分)にたくさん飲んでいたからです。
ヒルクライムのように「休む間もなく180bpm」という状態だと,そんなに飲めないのですが,チーム参加だと飲む時間がたくさんあり,脱水症状にならず助かりました。
【補給食はそんなに食べられない】
ドリンクはたくさん飲めたのですが,大量に持っていった各種補給食はあまり食べられませんでした。
アンパン(5個)や羊羹(6本),カロリーメイト(4本)にはほとんど手を付けられず,ジェル飲料(ウィダー)だけ2本ほど飲み込みました。
疲労時にパサパサのカロリーメイトを食べるチカラは無く,ジェル飲料の方が手軽に補給できました。
【20分程度の交代がちょうどいい】
当初は,1周3700mのコースを4周で選手交代しようと考えていましたが,直前の打ち合わせ(@コメダ)で3周交代にトーンダウン。
実際に走ってみると疲労度と回復時間の関係で,3周(約20分)が最適でした。
4周だと走るのも辛いし,30分も休憩すると次の選手交代で走り出せなくなるかもしれません。
【2チーム合同参加が素晴らしい】
選手交代では,脚につけた計測用アンクルバンドを次の選手に付け替えます(駅伝の「たすき」みたいな感じ)。
2名チームの場合には,「今走ってきた人」と「これから走る人」以外に居ませんから,アンクルバンド着脱は自転車を立てかけて作業するなど大変な手間です。
今回は,おいら&Noguさんの「チームOB」と,仲間3人の「チームAB」の2チーム合同参加だったので,手が空いているメンバー同士で協力してスムーズに選手交代できました。
なにより,疾走するチームメイトを大声で応援したり,雄姿写真を撮ったり,お祭り騒ぎの楽しさでした。
必ずしも2チーム合同でなくても,だれか,応援の方が来てくれても同じかと思います(今回は,応援の方々もたくさん来てくれました。何人居たんだろう・・・?)
選手,応援の方々のバイク達。ざっくり,1000万相当くらい?(ひぇ~)
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8
【集団走行はそんなに怖くない】
初めての平地レースで,集団走行にはかなりの抵抗感がありましたし,レース序盤の落車事故で救急車も出動したりして緊張感は高まりました。
しかし,それはごく一部のトップレベル選手のお話。
おいら達のようなアマチュアレベルでは,激しい牽制やコーナーでの追い越しなんかは無く,「同じくらいの脚力の人が,なんとなくまとまって走る」というレベルです。
直線部分では,前者に最短5~10cm程度の間隔で走っていましたが,コーナーが近づけば自然と集団はバラけて,安全に曲がることができます。
初のトレイン体験!(^^)
SONY アクションカム平地を45km/h巡航なんていう,単独走行では味わうことのできない走りができるのは,平地レース最大の魅力かもしれません。
逆に,単独走行時の35km/hがカメのように遅く感じて辛いのですが・・・(^^;)
大会運営面での振り返り
別においらが主催しているわけではないので(^^;)大会運営側に,「これは改善して欲しいなぁ」という点をいくつか。
【事前の情報告知不足】
フォトポタ日記でも何度か紹介しています(その1,その2)が,直前までレースの詳細に関する情報が公開されず,一部では「ミステリーレース」とまで呼ばれていました。
実際に参加してみると,大きな問題は無くて楽しめるレースだったのですが,いかんせん,事前情報が無さ過ぎでした。
ちょいちょいっとブログ更新すれば済む話なので,できれば来年はちゃんとしてほしいなぁ。
【会場レイアウトがイマイチ】
会場は慶応大学藤沢キャンパス構内ですが,選手交代エリアは1.5kmほど離れたコース上にあります。
当日朝には,選手受付の後に選手交代エリアに行って場所を決めたり,荷物を置いたりするので,朝の選手動線は以下のようになります。
会場入口→(徒歩500m)→バイク置場→(徒歩300m)→選手受付→(徒歩300m)→バイク置場→(徒歩700m・バイク700m)→選手交代エリア→(バイク700m・徒歩700m)→スタート地点
上記のように,とにかくよく歩かされるんです(計2.5kmほど)。
ほぼゴムが磨耗しきったクリートでこの距離を歩くのはかなりキツかったです・・・。
選手交代エリア到着! で,荷物を置いたら,会場に戻る・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9とにかく歩く。歩くと言ったら,歩く!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
【ゼッケンやナンバーなどの扱い】
参加選手はヘルメット・バイクへのシール貼り付けと,ウェアへのゼッケン縫い付け(安全ピン)が義務付けられています。
他の大会も同じだと思いますが,当日朝の受付で配布されると,特にゼッケンは取り付けに結構手間がかかります。
今回はゼッケンが2枚入っていて,その付け方にも悩んじゃったりしました(前後?左右?安全ピン8か所!)し,前日にバリアスコートでコーティングした595号にはシールは一切貼りつかなくなっていました(スベスベしすぎ。笑)
できれば,事前の書類送付時にゼッケンやシールも同封してもらえると助かります。
当日,忘れていってしまうリスクも生まれるのですが,それはまた,ネタになるということで・・・(絶対にやるだろうな,笑)
【パレードラン速すぎ(笑)】
大学構内を出て,本コースに入って最初の1周は「パレードラン」ということになっていましたが,最初こそ20km/hくらいでしたが,すぐに30km/hになり,やがて40km/hにまで高速化していきました。
周囲の空気を読めなかったおいらは置いてけぼりになり,1周目はかなり寂しい,みちのく一人旅になりました。
ペースカーを入れてゆっくり走るか,パレードランを廃止して1周目から本気レースにした方が良かったような・・・?
【できれば,スタート&ゴールはみんなで(^^)】
スタート地点と選手交代エリアが離れているため,スタート時には2番手以降の選手は選手交代エリアに居て,誰もスタートの様子を見ることができません。
同様に,選手交代エリアとゴール地点も離れているので,ゴールシーンをチームメイトは見ることができません。
これは,大会会場のレイアウト上,やむをえないとは思うのですが,せめて,ゴールシーンだけでも見たかったなぁ。難しいか・・・。
まとめ
以上,大会運営面での改善要望もつらつら書いてしまいましたが,どれも全然致命的なものではなく,「こうなってくれたら,より良いな」というレベルです。
正直言って,初めて,このようなイベントを企画して,告知して,参加募集して,事前準備していくのは本当に大変なことだと思います。
富士ヒルもそうですが,何百人,何千人という人が集まって行動するわけですから,ちょっとした手違いで大混乱にもなるでしょうし,逆に僅かな改善でもスムーズに運営が進むかもしれません。
今回参加した仲間,応援してくれたみなさんは一様に「とにかく楽しかった~♪」と口をそろえて話しています。
来年も,ここで(場所変更?)でお会いしましょう~!
SONY DSC-TX10来年も,同じように,みんなで笑って参加できるよう,大会運営事務局にはお願いしたいところです。
ありがとうございました~!
ようやく,長かったCCCFシリーズは今回で終わり,次回からは通常のフォトポタ日記に戻ります~(^^)
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