【続報】スバルライン試走2015
4合目通過中。ここら辺から辛くなってくる~!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9昨日紹介したとおり,先週末にスバルラインの試走を終えてきました。
走り自体はいつもと同じような体たらくでしたが,家に帰ってみて,とんでもないポカ(っていうか被害者?)をしてしまっていたことに気が付き,愕然としました。
それは,また後ほど・・・。
スバルライン試走スペック
2009年の初挑戦以来,今回で6回目の挑戦(2009,2011,2012,2013,2014,2015)となる富士ヒルクライム。
もう6回になるんですねぇ・・・(遠い目)
現実に戻りましょう。
今回の試走と,至近2回との差異をまとめてみました。全然代わり映えがしないのね・・・。
項目 | 今回 | 2014年試走 | 2013年試走 | 備考 |
---|---|---|---|---|
年齢 | 46歳 | 45歳 | 44歳 | 年齢増加が止まらない |
体重 | 60kg | 59kg | 56kg | 体重増加が止まらない |
脚 | ツルツル | カミソリ負けで出血 | ボーボー | ようやく安定して剃れるようになった(笑) |
ホイール (前) | Reynolds MV32T UL | Reynolds MV32T UL | Reynolds MV32T UL | |
タイヤ (前) | Vittoria CORSA CX3 | TUFO EliteJet<160g | VELOFLEX Record | 本番はTUFOにしようかな・・・ |
ホイール (後) | FFWD F4R | Reynolds MV32T UL | Reynolds MV32T UL | 去年の試走後にReynoldsは他界 |
タイヤ (後) | VELOFLEX Record | TUFO EliteJet<160g | VELOFLEX Record (試走直後に他界) | 一昨年,フロントで使っていた残り |
フロントギア | ROTAR 楕円リング | ROTAR 楕円リング | シマノ純正 | |
車載カメラ | オリジナルの 軽量マウント | オリジナルの 軽量マウント | SONY純正マウント(本番の下りで大破) | |
体調 | 左脚が・・・ | ふつう | ふつう | 左脚のガングリオン痛みはかなりマズイ |
去年との違いはリアホイールがFFWDになったくらいですが,これは本番では実証済みなので,ほんと,何にも変化の無い年になりました。
去年とほとんど変わりません(^^;)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9そのほかの条件は以下の通りです。
項目 | 今回 | 備考 |
---|---|---|
出走日時 | 5月23日(土) 8:00ごろ | Noguツマさんは先行して7時スタート |
目標タイム | 1時間30分 | 無難にこんなもんでしょう |
天気 | 快晴! | |
荷物 | ウィンドブレーカー,冬タイツ,ネックウォーマー,セーター(!),冬グローブなど,合計2.5kg | いくらなんでもセーターはやりすぎ・・・ |
駐車場 | 富士北麓公園 | 小さなヒルクライム大会並みに,たくさんの試走ライダーが来ていました |
同行 | Noguさん夫妻,きゅーまるさん | きゅーまるさんだけ,べらぼうに速い・・・。 |
試走の様子
結果から言うと,まぁ,普段どおりです。過去5回とあんまり変わりありません(笑)
「だったら出かけないで家事をせい!」というツマの怒りが飛び出しそうなので,ちゃんと,成果を書いておきましょう。
序盤のキツさは慣れた
料金所~1合目までは,スバルライン全線平均に比べ勾配がきつくなっています。
それなのに,例年,レース特有の高揚感や周囲のライダー達に飲まれて,序盤がオーバーペースになってしまいます。
今年は,Noguさんと同時スタートし,途中まで喋りながら走ったおかげもあり,試走・本番あわせて11回目にして,初めて「序盤を抑えた走り」ができました。
「うぉりゃ~」と行きたくなるところを,我慢,我慢(^^)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9一緒にスタートした,きゅーまるさんが,2コーナーもしないうちに見えなくなってしまいましたが,ガムシャラに追いかけなかった自分を褒めてあげたいところです(追っても追いつかないし・・・)
おいおい,またお前かよ・・・
去年の本番では,「コースアウト」の表示とともにどこかに消えてしまった,Edge810Jのバーチャルトレーナー。
過去の自分の走りを基にしたペースメーカーとして便利なのですが,今回も途中からどこかに行っちまいました・・・。
料金所を出てしばらくは一緒に走っていたはずなのですが,3kmあたりで「コースアウト」との注意喚起メッセージが。
スバルラインは一本道だからコースアウトのしようがないし,そもそも,コースの外は樹海です・・・。
こんな分かりやすい1本道で,どうやったら「コースアウト」できるんだ・・・。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9このメッセージは,自由奔放なバーチャルトレーナー君が,「コースアウトして,そこら辺を走ってくるよ♪」という意味なんでしょう。
今年も,また一人旅です・・・。
淡々とラップを刻むけど,左脚が・・・(><)
去年までの走りと少し違うのは,竹谷賢治先生の教えに従い,「勾配にあわせて重心を前後」させて走りました。
勾配が5%くらいなら前傾を深く,6%を超えたらサドル位置も前方に,8%になったらダンシングも混ぜて,くらいの間隔ですが,スバルラインで多数登場する6%前後の勾配では,前重心にすることでだいぶ軽く足を踏みおろすことができて,他界高いケイデンスを維持できました(80~85rpm)。
が,後半,8%程度の勾配がちょいちょい出るに従い,左脚の痛みが酷くなってきました。
これについては別記事で紹介しようと思うのですが,今までは「痛み」主体だったおいらの左脚ガングリオンですが,新たに足首の「しびれ」という,武器を導入してきたようです。
どこまでパワーをかけていいのか,ちょっと怖かった(攣ったりするんじゃ・・・)のですが,痺れて力が入りにくいものの,強引に回せばとりあえず走れることは検証できました。いいのかな,これで・・・?
毎年のように心(とペース)が乱れるオバカさん
今年もたくさんのライダーがスバルラインを試走していました。
で,途中,何人もの女性ライダーを追い抜くことになりましたが,当然のように(?)そのときだけは,最大心拍数に迫る猛ダッシュを見せ(たぶん見てくれてない),無駄にペースを乱していました(笑)
今年も一緒だったNoguツマさんとは3合目付近で出会ったのですが,ケイデンス40くらい,速度1桁km/hになっていたので,完走自体が心配な状態。
1時間前スタートのNoguツマさんに追いつく。がんばって~!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9本人は明るく「きつい~」「休みながら行きます~」と言っていたので,2~3分話してからお別れした後は,もちろん無駄に猛ダッシュです。
今年も無事にゴールイン!
同時にスタートした男3人衆は,キューマルさん→10分後おいら→5分後Noguさんの順番でゴール。
ゴールしたら,まずはこれだ!
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9毎年のように「長い,長い,長い・・・」と呪文を唱えてきたおかげもあり,今年はスバルライン最大の特徴である「長さ」はあんまり感じられませんでした。
あるとしたら,12kmポストを越えたあたりで,「ヤビツの2倍か・・・」とゲンナリした時だけです。
バーチャルトレーナーに逃亡され,一人で淡々と走った結果のタイムは,
1時間35分(95分)でした。
う~む,1時間35分台か・・・
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
過去5回と比較すると2番目に遅く,595号に乗り換えてからはワーストです。
が,途中,Noguツマさんと1桁km/hで話し込んだりしていたから,たぶん,去年(93分)と同じようなもんだと思います。
過去の経験では,試走→本番で10分程度短縮しているのですが,去年は例外的に4分しか縮まりませんでした。
過去11回のタイム比較。年々,遅くなってきているような・・・。
最初の4大会のように,「10分短縮」が発動すれば85分。
そこに,何らかの不思議な現象が発生してさらに「10分短縮」すると,夢のシルバーリングが叶います。
いくら本番効果って,今から20分短縮は無理だよなぁ・・・(^^;
過去最大級のポカ発生!
過去のスバルラインでは本番・試走を含めると,色んなポカが発生しています(いつものことですが)
- バーチャルトレーナーがどこかに行ってしまった(2014本番)
- ウェアラブルカメラが落下して大破(2013本番)
- 決戦ホイールReynolds MV32T ULがスポーク破損していた(2014試走)
- 決戦タイヤTUFO Recordが25km走っただけで他界した(2013試走)
- 頂上名物(?)ソフトクリームを購入直後に落とした(2014年試走)
などが有名どころ(?)ですが,今年のは家に帰って初めて分かる,しかもわりと重大なポカでした。
その証拠がこれです。
な,スバルラインって,たったの3.6kmだっけ!?
Edge810Jに記録された,今回の試走データですが,驚いたことにコレだけ,3.6km分しか残っていないんです!
あんなに苦しい思いをした24kmのヒルクライムのうち,21km分のデータが記録されていないんです。
なので,いつもの簡易パワー分析もできないですし,序盤のクレバーな走りもお見せできません・・・
う~む,なんのために試走に行ったのやら!?
3km先でデータが途切れたところを見ると,その頃,行方不明になったバーチャルトレーナーを探すために,バーチャルトレーナーのリセットや,コースの再設定など,いろいろやっているうちに動きがおかしくなってしまったのだと思われます。
メモリへのログ機能は失われたものの,奇跡的に,普通のサイコンのようにタイムや速度,ケイデンスを画面表示だけはできていたので,逆に気が付くことができませんでした。
今日も不安定な動き。HIITをやったら,突然,全機能がリセットに。言葉すら忘れたらしい・・・。
Nikon D90 + Nikkor Micro 60mm F2.8「試走に行ってデータが取れない」という,致命的なミス・ポカではありますが,まぁ,カラダで感じた「辛さ」や「長さ」は記憶に残っているので,これを頼りに,本番もがんばるとしましょう。
本番こそ,バーチャルトレーナーちゃんと動いてくれよ・・・。
いや,信用できないから「ステムに貼るラップ表」も3年ぶりくらいに復活させようかな(^^)
おしまい。
5合目から見る絶景。本番も快晴だといいなぁ・・・。
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