[FHC2015]参加レポート1(前日~スタートまで)
まさか,まさかの雨スタートでした。
SONY DSC-TX10富士ヒルクライム(FHC)参加報告の第1回目は,例年の記事と同様,「レース前日~スタート」までを紹介します。
第1話は要するにこんなお話です(^^)
- レース前日の準備や練習~当日スタートまで紹介
- 今年は色々と「我慢」のFHC
- 前日のお買物は「交換タイヤ」と「ボトル」だけ
- まさかの雨で,ウェア&アクセサリに悩む
- 直前に雨は止んだので,すべての雨&寒さ対策グッズは下山用に割り当てる
- 8500人の巨大レースがスタート(でか過ぎてスタート遅い・・・)
今年のキーワードは「我慢」!
今回で6回目の参加になるFHC。
おいらの,今年のキーワードは「我慢」です。
具体的に何を我慢するかというと・・・?
- 【前日】自転車関係全財産を車載するのを,我慢
- 【前日】エントリー会場の出店で怪しいパーツを買わないよう,我慢
- 【前日】猛練習してクタクタにならないように,我慢
- 【レース】序盤で300W超で頑張ってしまわないように,我慢
- 【全般】ポカを量産しないよう,我慢
5.はやりたくて多発しているわけではないですが(笑),量産しないように,いつもより慎重に行動です。
【前日】エントリー会場
お昼ごろにNoguさん,panpanさんと一緒に会場入りしたのですが,ここのレイアウトが極悪(?)で,入口~エントリー受付場所までの間に,各ショップの出店が並んでいるため,どうしても目が行ってしまいます・・・。
仏門の心境に達していた昨年(FHC2014)は何も買わないことに成功したのですが,今年は「ボトル」と,格安で売られていた「Vittoria CORSA CX2」の2つだけ購入してしまいました。(それぞれ,600円&5800円)
普通の「ボトル」。なんか,哺乳瓶っぽいけど。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9ひと世代前の「CX2」だけど,5800円は安いなぁ~!
SONY NEX-5N + Carl Zeiss Vario Tessar T* E 16-70mm F4 ZAボトルについては,長年愛用しているPOLARの保冷ボトルが,「重い」「固い」「カビてきた」という理由から,軽くて柔らかい普通のボトル(カビてない)を購入しました。
まぁ,これくらいなら許容範囲でしょう。無事に我慢できました(^^)
本当は,KASKのヘルメットや,ZIPPのホイールや,KOMのフレームが欲しかったんですから(笑)
【前日】夕方から猛練習!
途中で合流した,きゅーまるさんも一緒に山中湖畔の宿に到着したのが15時ごろ。
晩御飯までは時間がたっぷりあったので,4人(Noguさん,panpanさん,きゅーまるさん,おいら)で山中湖畔をゆっくりと走って,体をほぐすことにしました。
しかし,湖畔を一周する道路に出て4人で列車を組んだところまでは良かったのですが,先頭車両(きゅーまるさんだ!)が故障したらしく,45km/hで巡航し始めます。
この後,先頭車両が故障し(?),45km/hで巡航することになる御一行様。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9おいらは,一度最後尾から千切れてしまい,一人で追いつくのに膨大なパワーを使ってしまいました。
その後,少しは先頭を引いたり,記念写真を撮ったりしながら,山中湖を一周。
我慢どころか,本番以上にキツかった気がしないでもないですが,いい刺激になりました(^^)
左から,Shiroさん号(595),panpanさん号(BOMA),きゅーまるさん号(Tarmac),Noguさん号(Tarmac)
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9【当日】まさかの雨!
前夜から怪しい空模様だったのですが,朝3時半に起床すると天気は雨。
時間が経つにつれて好転するとの予報でしたが,それでも会場となる富士吉田付近は9時ごろまでは雨が降り続けそうな感じです・・・。
どび~ん,雨じゃん。
SONY DSC-RX100m2 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
悩む雨対策グッズ・・・
悪天候時のFHCはウェア&アクセサリをどうするのか,本当に悩ましい。
時系列的に考えると,こうなります。
シーン | 状況 | ウェア類 |
---|---|---|
レース前 | 雨が降る中ずっと立って待つだけ | カッパやレインキャップが欲しい |
レース中 | 猛烈に発熱する | 普段のウェア(半袖ジャージ,レーパン)に戻したい |
レース後 | 地獄の激寒ダウンヒルが始まる・・・ | 最大限の雨対策&寒さ対策が必要 |
簡単に書けば,フル装備→最軽量→フル装備,です。
FHC2013までは,レース後の下山まで荷物を会場で預かってくれたので,スタート直前まで着込んでいたウェアを預けてスタートすることができました。
しかし,このサービスはFHC2014からなくなってしまったので,レース前に着込んでいた場合は,そのままレース中も着ている必要があります。
下界で待っていてくれるようなアリガタイ人がいてくれれば別なのですが・・・。
悩んだ末,雨は止む方向であることに賭け,パールのコンパクトなウィンドブレーカーだけを着用し,レースが始まったら背中のポケットに入れて登ることにしました。
これ(真ん中の)。ものすご~くコンパクトだし,重さも84gしかありません(^^)
Nikon D600 + Nikkor 24-70mm F2.8雨対策は,「レース前」「レース中」は無し,「レース後」用にすべての雨&寒さ対策グッズを下山荷物に入れて運ぶことにしました。
FHC名物? 朝のトイレ事情
ウェアと並んで,おいらをいつも悩ませるのが朝のトイレ。
朝,ホテルでしっかりと用を足してきても,会場に入るのは2時間後くらいですからどうしても,もよおしてきます。
しかし,数千人のおっさん達が殺到するために,いつもトイレは大混雑で,数十人が並んでしまうのが普通です。
どこがトイレの列の始まりで,どこが終わりだか,全然わからないです(FHC2012)
SONY DSC-TX10そこで,今年は指定駐車場に入る前に,沿道のコンビニに寄ってトイレをお借りすることで,いろんな意味でスッキリ解決(^^)
もちろん,いつもの「ミニ羊羹」を購入して,エネルギー補給もしておきます。
今年の駐車場は「富士急ハイランド」だったのですが,およそ30分かけて自転車を準備しているうちに,雨はうっすらと降るだけの小雨になってくれました。
雨も止んで,いよいよスタート! しないな・・・
会場に入ったのが6時半ごろで,不安なことに,少し雨が強くなってきました。
このままでは頭がずぶ濡れになってしまうということで,panpanから,ホテルで手に入れたシャワーキャップを貰ってヘルメットにかぶせて,雨をしのぎます。
スタート直前まで小雨が降っていました・・・。
SONY DSC-TX10久しぶりにお会いした人達とお話したりしながら待つこと40分,いよいよ,7時10分の第1枠からスタートです!
この頃から空に明るさが戻ってきて,雨は完全に止んでくれました。
・・・しかし,昨年の無謀な自己申告(第3枠)とは異なり,今年は正直にタイム申告したために第6枠スタートとかなり後方です。
今年は全部で15枠(!)もあり,参加人数は8500人くらいですから,1枠あたり500人以上という膨大な人数。
どこまでも続くトイレの列,じゃなくて,スタートを待つ列。なげ~
SONY DSC-TX10小さなヒルクライムレースなら,1枠で全参加者に相当するくらいの規模です。
これだけの人数が,1枠5分ずつスタートしていくのですが,当然,そんなにキッチリいくわけがなく,なんとなくダラダラと会場内を歩いているうちになし崩し的にスタートという感じでした。
ようやく,ゆっくりとスタート! しばらくはパレードランです。
SONY アクションカムつづく
雨が降るのか止むのか,う○こはできるのか,自分たちのスタートはいつになったら来るのか,ハラハラドキドキ(?)ですが,例年よりも遥かに落ち着いてスタートをすることができました。
今のところポカゼロですし(すでに種は蒔いてしまったのですが・・・)
次回はレース本番編です(^^)
ちなみに今回の車重は意外と重くて6.92kg。湿ってるから!?
どこでも測れる重量計,便利です(^^)
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