はじめての望遠(?)ズームレンズ
我が家のD70の交換レンズは,レンズキットで購入した,AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G (IF)(ニコンの製品紹介ページ),一本だけでした(一本しかないから,「交換」ではなく「専用」かもですが…)。
このレンズは,35mm判換算で27-105mmという,室内や屋外の至近距離で子供を撮るには,とっても便利な焦点距離をカバーしています。また,DXシリーズということで,小さなボディ(といっても390g)だし,普段のスナップにはとても便利です。
しか~し,大きな大きな問題がありました。
それは,遠くの子供を撮影できないことです。105mmでは届かないんです(T_T)。
以前は「望遠」の必要って,あまり感じたことは無かったのですが,幼稚園に入ってから,やっぱり欲しくなってきました。
運動会,学芸会,どうしても遠くから撮らざるを得ない状況が増えてきました。しかも,暗かったり,子供がすごい速さで動いているという悪条件でもきちんと撮れるレンズが,我が家の危機(?)を救うのには,どうしても必要だったのです。
という,もっともらしい理由の元,望遠寄りのズームレンズを購入することになり,迷うことなくニコンの定番レンズ,
AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G (IF)(ニコンの製品紹介ページ)
という,やたらと長い名前のレンズを購入したのでした。
やたらと長い名前ですが,
- AF-S
- 超音波モーターによるオートフォーカス。やっぱり早いです。
- VR
- Vibration Reduction. 手ぶれ防止機構付き。公称,約3段分の効果有り。
- Zoom Nikkor
- ニコンのズームレンズ。当たり前のような…。
- ED
- 特殊低分散ガラス使用。
- 24-120mm
- 焦点距離。35mm判換算で36-180mm。
- F3.5-5.6
- 開放絞り。望遠側の5.6は暗いなぁ…
- G
- レンズ本体には絞りリングがない。なんで「G」なのかは不明。
- (IF)
- インナーフォーカス式。フォーカシングでフィルターが回転しません。
という意味を,全部つなげた名前です。もともとの焦点距離は,24-120mmということで,どちらかというと,「広角形」に分類されるズームなのですが,撮像素子がAPSサイズのD70では,焦点距離が1.5倍になるので,36-180mmという,「望遠寄り」のズームになります。
このレンズの特徴は,なんと言っても,手ぶれ補正(VR, Vibration Reduction)です。
望遠側は180mmもある上に開放絞りは暗くてF5.6ですが,かなり暗い状況でもぶれずに撮影できます。使ってみた感じでは,だいたい,1/60sもあればぶれずに撮影できます。
これは,本当にうれしいなぁ。
とりあえず,子供達と公園に出かけてたくさん撮ってみましたが,とても便利です。(写真はこちらのアルバムページ)屋外では無敵のレンズです。おかげで,我が家の危機は回避できました。もう,しばらくはカメラ関係は何も買わなくても大丈夫そうです。
たぶん…,
きっと…,,,
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