D70再びの傾き(原因発見編)
D70の一部のロットには,「CCDが微妙に傾いて取り付けられてしまっている」という初期不良がありました。
おいらのD70も該当していたようで,水平に撮っても画像は右に1度ほど傾いていました。保証期間内だった昨年,修理をしてもらいました。
しかし,最近,やっぱり傾いているような気がしていました。どう撮ってもなかなか水平出しができず,やむを得ず,角度を変えて何枚も撮る,「角度ブラケット撮影(PAT. PEND)」をやっていました・・・。
「やっぱりCCDが傾いているのかなぁ・・・」と暗い気持ちになりながら,どの程度傾いているのかをチェックすることにしました。
D70には,ものすごーく便利な機能として,ファインダー内に格子線を出したり消したりすることができます。
廉価機種なのでファインダースクリーンの交換はできないのですが,代わりに,格子線をスーパーインポーズでファインダー内に表示することができるのです。
とりあえずは,この格子線に水平を合わせて撮影してみました。
その結果,驚愕の事実が!!(おーばー)
なんと,きっちりと水平が出ているのです! 色んな物を色んな焦点距離で試してみたのですが,なんの問題も無し。
「じゃ,やっぱり傾いていたのはおいらの頭か?」と思いつつも,ふと,ファインダーの枠を見て,再度驚愕の事実を発見!
ファインダーの周りは,当然,黒い枠で囲まれています。今度はこの枠に水平を合わせて撮影してみました。その結果,やっぱり,右に傾いているのです!!
Nikon Capture4を使って測ったところ,左におよそ0.58度ほど傾いていることが判明。
CCDにも,ファインダーにも格子線にも問題はなく,ただファインダー周りの枠が傾いていることが分かりました。
なんとなく修理代金も安そうな気がして,ほっとしています。なんせ,CCD絡みのことになると,すぐウン万円となってしまうデジ一眼。数千円レベルの修理でできそうな気がします。
来週あたり,新宿のニコンセンターにでも持ち込んで修理をしてもらおうっと。
ようやく,これで枕を高くして眠れる・・。(本当,気になっていたのよ)
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