Where have my pains gone?

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ダイソーで買った超高級水準器で水平を見ているところ。
ダイソーで買った超高級水準器で水平を見ているところ。
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8

「オイラノイタミハドコニイッタ?(直訳)」

ロードバイクに乗り始めて一ヶ月。最初はあんなに辛かった尻・足・肩・手・腰(要するに全部)の痛みがどこかに消えてしまいました。

GW期間中には合計で300kmほど走りましたが,走りは軽快そのもの。乗り始めた頃の,あの耐え難い痛みはどこに行ってしまったのだろう・・・?


4月にロードバイクに初めて乗った時。正直に言って,「あんが~ 失敗したかも・・・」が第一印象でした。

まずはドロップハンドルの握り方が全然分からない。極端に前傾姿勢だし,ブレーキレバーはとんでもないところに付いている上に全然効かないし,車体は軽すぎるし・・・。

「楽しく乗る」どころか,普通に乗車することすら難しい状態でした。


夕暮れまで練習してみたり・・・。
夕暮れまで練習してみたり・・・。
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8

で,境川CRなどで2週間ほど練習しているうちに,ドロップハンドルはとても使いやすくなり,ようやく楽しく乗れるようになってきました。境川CRを離れ,鎌倉や七里ヶ浜なんかにも出かけられるようなりました。


しかし,ここで新たな問題が発生。

こんな物まで使ってみました(サスペンションピラー)
こんな物まで使ってみました(サスペンションピラー)
Nikon D70 + TAMRON 17-50mm F2.8

朝,たったの20kmちょっと走っただけで体中が痛くなるのです。お尻や肩,手のひらなどですが,特にお尻の痛さはひどい状態。あまりの痛さに,LGS SIXで使っていたスペシャライズドのサスペンションシートポストさえ使ってみたりもしました。

でも,友人からは「え~,ロードにサスサドル~? だっさ~」と罵声を浴びせられ,やっぱり,ノーマルのサドルに戻すことに。確かにお尻は痛くないのですが,重量は増加するし,そもそもポジションが全く安定しません。




そこで,今までは「そんなに微妙に合わせなくて良いんじゃないの?」と気にしていなかった「セッティング」というものに手を出してみることに。とりあえず参考にしたのは,こんな本。股下の長さを測って,定数(推奨は0.893とのこと)を掛け,その長さをBB~シートの長さにセットするとのことにしました。

おいらの身長は175cm,体重は57,8kg。ひょひょろと背が高いので,何となく「股下は90cmくらいか?」と適当に思っていたのですが,奥さまに協力してもらって計ってみると,なんとたったの80cm。そして計算から求められたBB~シート長の推奨値は71cm。そして,そのときのRHC号の設定はなんと77cm。どう考えても無理ですがな。股下80cmでどうやって77cm下のペダルを漕ぐねん!

で,つまらない見栄(?)をさっさと捨てて,素直に71cmに設定。ついでに,会社帰りにダイソーで買った水準器でサドルの水平出しをして走ってみたら,魔法のように快適そのもの。

ペダリングのたびに股が擦れることも無くなったし,余裕でブラケットは握れるし,変に力がかからないから手の平も痛くないし,もう,何もかも一気に解決!!

なんとなくペダリングが窮屈な気もしないではないので,これからチビチビ微調整は必要なのでしょうか,当初の状態から比べたら本当に幸せな状態です。

LGS SIXの時はほとんど興味がなかった,自転車のセッティング。これからは,もうちょっと勉強して真面目に取り組んでみる価値あり!ととっても強く思っています。


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2007年05月10日 | カテゴリ:  自転車コラム | ID: 507
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