LGS RHC号1周年記念(前編)
今月の末でLGS RHC号でロードデビューしてから,ちょうど1年になります。
当時はLGS SIX号での鎌倉散歩がメインでしたが,どうしても,もっともっと遠くまで行きたい気持ちが抑えきれず,「やっぱりロードだ!」ということで,とっても無理をしてLGS RHC号を購入したのでした。
それから1年,鎌倉はおろか城ヶ島や大観山,果ては富士山1周までこなすようになりました。そんなLGS RHC号の感想についてまとめてみました。
最初の数週間
LGS RHC号に乗る前,ロードバイクの経験はゼロ。なので,近所のプロショップMARSHさんに注文して1週間後に届いたLGS RHC号に,はやる気持ちを抑えながら乗った「ロード初体験」は,ひどいものでした。
- 操縦できない
- これは,ほぼドロップハンドルのせいです。誰でも簡単に運転できるMTB(LGS SIX)のようにはいかず,握る場所は分からないし,ブレーキレバーはやるか彼方(オーバー?)にあり,ノーブレーキで突っ走ってしまいます。そんなこんなで,家の周りをノロノロ徐行するのが精一杯でした。
- 堅い
- 一方,これはサドル・フレーム・タイヤ,すべてが犯人です。これらがカチカチに堅かったのです。それまでは,LGS SIX号ですから,ほぼ直立の姿勢でシートに座っていましたが,太いタイヤ・フロントサス・シートポストサス・柔らかシートのフワフワ4点セットのおかげで,どんなに走っても尻が痛くなることはありませんでした。それが,LGS RHC号になったら,細いカチカチタイヤ・カチカチフォーク・カチカチシート・カチカチフレーム,とすべてが逆のカチカチセットであり,その反動がすべて尻に集中してすぐに走れなくなっていました。(本当に痛かったなぁ……。)
- 高い
- とにかくシート位置が高かったです。現在のセッティングから見ると低いくらいなのですが,当時は竹馬かよ!と思えるくらい高く,乗車姿勢は相変わらずMTBスタイルですから,どうしたって尻に体重が集中して痛くなります。とにかく,ほんの少し走っただけで尻が痛くて涙が出ていました。
と,こんな惨憺たるありさまで,買って1週間後には「失敗だ…。早いところオークションで売った方がいいかもしれない」と思うようになり,続いて,ツールドフランスなどの選手達のことを「こんな乗り心地の悪い乗物に乗っていること自体がすごい…」と変に尊敬していました。
唯一,苦労しなかったのはペダルシステム。LGS SIX号でビンディングになれていたせいで,ロードバイクの高いハードルの一つである「ビンディング」は早々にクリアできていました。これも初挑戦だったら,たぶん,断念していたなぁ……。
でも,尻の痛みはおよそ1ヶ月位して,ウソのようにに無くなりました。原因は,高すぎたシート位置とフォームの悪さ。シートポストを常識的な高さ(股下×0.893)にして,きちんと骨盤を立てて尻への荷重を減らしたところ,痛みは完全に消えました。それから冬になるまで走りまくりましたが,なんと「パッド」や「レーパン」は使わず,ずっと普通の短パンで乗っていました。それでも痛くないんだから,ずいぶん進歩したものです
(^^)
というところで,LGS RHC号購入1周年(というか,ロードデビュー1周年)記念の前編はおしまい。明日は,LGS RHC号の気に入っている点・イマイチな点を紹介しましょう。
- ■「その他」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:LGS RHC号1周年記念(後編)
- 1件古い記事 :第1回 江ノ電バトル?結果報告