ついにLC-1装着!
先日紹介したCaplio GX100の自動開閉キャップ『LC-1』ですが,発売から1週間以上を経てようやく入手することができました。
GX100自体はどちらかというと,というより「かなり」マイナーなコンデジのはずなのですが,ビックやヨドバシなど,どこのカメラ屋さんに行っても「初回入荷分は売り切れました。次回入荷は未定です」という状態。
カメラの人気はほどほどなのですが,あの使いにくいレンズキャップの不人気ぶりはダントツであったようです。
「少しでも早く欲しい!」と1週間あちこち探してもダメでしたので,結局は楽天の「ヒットライン」というお店で購入したところ,水曜日深夜に注文してからわずか2日で家に到着。最初からこうすれば良かった……。
金曜日,勝手に開けたチビ達(とツマ)が,「一体,なんなのコレ?」といぶかしげるのも仕方がないです。なんせ,興味のない人から見たら,なんに使うのかさっぱり分からないアクセサリだと思います。
(この点では,多くの自転車パーツと共通点があるかもしれません)
GX100への装着は,フードやワイコンを付けるときと同じく,バヨネット式の鏡筒カバーを外し,代わりにLC-1を付けるだけです。横から見ても,特にサイズは大きくなったりもせず,今まで使っていたPanasonic LUMIXのケースにも問題なく入ります。
先ほどは不思議がっていた家族の方々ですが,GX100に装着し,電源を入れると,みんなビックリしたり笑い出したり。
どう見ても,鳩ポッポ時計です(笑)
動画で見るように,非常に滑らかに開閉してくれます。買う前は,「ガタガタ言いながら開くのかな?」と思っていたのですが,ごらんのように極めてスムーズだし,音もしません。こんな素晴らしい小物を作れる技術があるなら,「最初から沈胴式レンズにしてくれよ」という苦笑したりしています。
(^^;)
家族で笑ってみた後は,一人でもう少し詳しく見てみました。
GX100のレンズは,多くのズーム付きコンデジと同じく,大きめの鏡筒の中に小さな鏡筒が入る2段構成。小さな方の鏡筒が先端まで突き出ますから,コイツの前面(レンズ名とかが書いてあるところ)で蓋を押し開けて出てくるのかと思っていたのですが,ハズレでした。大きいの鏡筒の方で,するっと開き,その後で小さい鏡筒が出てくるようです。(GX100の電源ON時のレンズ繰り出しはべらぼうに早いので,よく見えないのですが,たぶんそうです)
一度開いてしまえば,ズームでレンズが伸び縮みしてもまったく気になりません。まぁ,もともとレンズでごり押しして開けるくらいですから,蓋のバネ強度はすごく弱いのでしょう。
また,通常の閉じている状態では,普通の扱いをしている限り,蓋が勝手に開いてしまうことはなさそうです。写真の通り,完璧に密封できているわけではなく,多少の隙間はありますが,何かに引っかかって開いてしまうことは無いと思います。
さて,新しい装備(?)を持って,さっそく朝ポタに出かけてきましたが,まさに快適そのものでした。写真を撮りたくなったら電源ボタンを押すだけ,やっぱり,コンデジにはこの簡単さが絶対に必要です!
もともと電源ON→撮影準備完了までの時間がとても短いGX100なので,かなりレスポンスが向上しました。また,外すよりもさらに面倒くさかった,キャップを付けるという重労働(?)も無くなったので,本当に快適です。
難点は,まだ「キャップを外してから電源を入れる」という習慣が捨て切れないこと。今までは,キャップを外し忘れて電源を入れると,「ウィ~ン,ンガガガガガ!」とレンズがひっかったうえに,画面には「キャップを外さんか,バカモン!」というエラーメッセージまで出ます(もう少し軟らかい表現ですが)。
メッセージはまだしも,この「ガガガガ」というのが結構気になり,「あんまりやっていると壊れてしまうのでは?」という強迫観念から,まずキャップを確認してから電源を入れる,というのが鉄則になっていました。なので,鳩ポッポキャップに代わってからも,ついついキャップを外してしまいそうになります。
まぁ,すぐに慣れると思いますので問題はないでしょう。わずか1500円ではありますが,これで一歩,GRIIに近づきました(なわけはないか…?)
【本日の作品?】
新兵器を携えて出撃した本日の朝ポタでの作品はコレ!
- 【2008.9.18追記】
- このレンズキャップを使うと,「片手でカメラを取りだして,撮影して,また仕舞う」ことができるようになります。レンズキャップの着脱が不要ですから,右手だけで全部できます。なので,普段,LGS RHC号に乗るときには,トップチューブのトライバッグに入れっぱなしにし,ちょっと気に入った風景があったときには,停まることなく片手運転で写真を撮っています。ホントはダメだけど,坂を登っている時みたいに,停まりたくないときにはとっても便利。富士山の時の写真はほとんどこのスタイルです。RICOH Caplio GX100 +
- 【2009.04.20追記】
- このキャップだけして,カバンの中なんかに無造作に入れておくと,キャップの隙間からゴミが入ってきます。普通のキャップと違い,3つの羽根が閉まっているだけなので,レンズ表面に「Y」のようなホコリの筋ができます。気を付けましょう!!
- ■「GX100」カテゴリー内の前後記事
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