【パワー分析②】ヤビツで去年からの成長を測ろう
我が人生で初,毎朝,体重を測っています(^^)
おぉ! ちょうど,LOOK 595!
またまた,「簡易パワー計算」ネタです。
既に報告の通り,今年のおいらは46年の人生で初めて体重が60kgを突破し,一時期は62kgの巨漢にまで成長してしまいました(現在は59kg前後)。
これだけ体重が増加してしまうと,自称ヒルクライマーとしては峠でのタイム悪化が懸念されますが,これまた既報の通り,最近のヤビツでは過去数年と似た通ったかの(しょぼい)レベルを維持しています。
これはどういうことを意味しているのでしょうか・・・?
ひょっとして脚力の大幅アップ!?
具体的な数字で比較しましょう。
昨年のベストタイムは40分55秒(5月4日),現時点での今年のベストは41分41秒(4月18日)です。
また,それぞれの体重は58kgと62kgです。
表にすると(最初からしろよ),こんな感じになります。
年 | 記録日 | タイム | 体重 |
---|---|---|---|
2015年 | 4月18日 | 41分41秒 | 62kg |
2014年 | 5月4日 | 40分55秒 | 58kg |
つまり,去年に比べると体重は激増(+4kg)しているものの,タイムは微増(46秒)で済んでいます。
これは,ひょっとすると「体重は激増したものの,増大した脚力でカバーしている」と言ってもイイのではないでしょうか?
いや,わざわざ記事にして書くくらいですから,イイに決まっています!(笑)
具体的に脚力を算出してみましょう
毎度のことながら,パワーメーターがあれば一発なのですが,今回も原始的に手計算(Excelだけど)でいきましょう。
前フリが長い割には,実は計算はすごく簡単です。
いつもの・簡易パワー計算のExcelシート(元記事はこちら♪)は,ヤビツの12kmの行程を1kmごとの区間(ラップ)に分け,それぞれの区間での標高差とタイムから,パワー(脚力)を算出しています。
簡易パワー計算シート
たぶん,大丈夫だとは思うのですが,自己責任で使ってみてくださいね(^^)
この12分割の区間をやめて,12kmの1区間にしてしまえば,ヤビツ1回アタックでの平均パワーが出ます。
で,やってみたのがこれです。
2015年のおいらと,2014年のおいらのパワー比較。
昨年のおいら(Shiro2014)が197Wだったのに対して,今年のおいら(Shiro2015)の出力は205W。
密かに,超大幅パワーアップ!を期待していたのですが,わずか8W,率にして4.1%のパワーアップに収まっているようです。
残念・・・
いや,待てよ?
年明けからあんなにたくさんのHIIT(High Intensity Interval Training)やESD(Everyday Shonan Daira)をこなしてきたのに,たった4.1%のパワーアップしかできなかったのは,少し寂しい。
しかし,ここで考えを改めてみましょう。
仮にこのパワー(平均205W)を維持したまま,体重を去年の最低体重(56kg)まで落とせたとしたら,タイムはどこまで出せるのでしょうか?
さっそく,アシスタント(=おいら)に計算させてみます。
カタカタ・・・
ドン! 出ました,
38分40秒!!
脅威の高速タイムです!
目標としている「40分」を1分20秒も上回る,底知れぬおいらの脚力! 恐るべし!
ついでですから,FHCでも同じ計算をしてみたところ,こちらも脅威の
75分10秒!!
シルバーリング(75分)には僅かに届きませんが,そこは大会前1週間を絶食すれば,数kgは痩せられるでしょう。わっはっは!!
いや,待てよ?(その2)
もちろん,こんなにうまく行くわけがないんですよね・・・。
脚力だけ残して体重を簡単に減らせるなら,誰も苦労しないですよね。
きっと,体重の減少といっしょに,脚力も下がっていってしまうのではないかと思われます(涙)
しかし,脚力低下に歯止めをかけるように日々のHIITを怠らなければ,また,いっきに目標の大幅クリア(ヤビツ38分)なんていう贅沢を求めずに,39分59秒を目標にすれば,ダイエット目標は,現状マイナス3kg(=59kg)で済みますから,これならいけそうです
とりあえず,体重だけは順調に減ってきているので,あとは忘れていたHIIT(5月はまだ1回しかやってない)を繰り返して,脚力の同時低下を防止する作戦でいきましょう。
4月から付け始めた体重変化グラフ。
もともと気を抜くとすぐに痩せる人なので,あっという間に減ってきている(^^;
あとは,3 Days Boy(3日坊主)のこの性格さえ直せば完璧です・・・(笑)
おしまい。
(おまけ)
なんだかんだ言って,結局,FTPを測っているだけの気がしてきた・・・。
- ■「ヤビツ峠」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件新しい記事:ついに(もう?)次男坊,ヤビツ初登頂
- 1件古い記事 :【パワー分析①】標高差データに黄色信号!