源氏山 死の行軍

1件新しい記事(鎌倉にもようやく紅葉がやってきた!(朝ポタ速報)) 1件古い記事(久しぶりの朝ポタ)

ものには限度というものがあります。

いつもの週末朝練で,くったくたになってしまいました。何事も過ぎたるは,なお及ばざるが如し・・・。

今まで大きな誤解をしていたのですが,LGS SIXはクロスバイクではなく,入門用MTBのようです。

比較的太いタイヤ,一応の前サス,やたらと太いフレーム,傾斜したトップチューブ,・・・。買う前は(今もだけど)超ド初心者であったため,これらのMTBの特徴を全て見逃し,完全に流行のクロスバイクと思いこんでいました。

山下りと歩道段差越えの必需品,前サスペンションです。
山下りと歩道段差越えの必需品,前サスペンションです。
Nikon D70 + 17-50mm, f2.8

今ごろ気が付いても遅いのですが,「じゃぁ,せっかくのMTBだし,ちょいと山道でも走ってみるか」と思い立ち,週末の朝練で源氏山公園に出かけてみました。

たまに無性に激坂を登ってみたくなった時に(変かな?)訪れる源氏山公園。今日は,源氏山公園への道ではもっとも急坂と思われる,佐助稲荷~銭洗い弁財天~源氏山のコースを選択(図書館で借りた『湘南・鎌倉 自転車散歩』を参考にしてみました)

先日付けたバーエンドバーの威力を借りつつも,スイスイと源氏山公園まで到着。

で,ちょいと脇道にそれて遊歩道を走ってみます。早朝(6時ですから)なので人は全く居ないし,道は程良いでこぼこで,とても楽しい。ちょいとした木をまたいでみたりして,初めてLGS SIXのMTBっぽさを発見したりしました。

で,コレでやめて帰ればいいのに,ついつい,「この先,ハイキングコース」の看板につられて奥まで・・・。


まぁ,結果から先に言うと,「死ぬほど疲れた」「もう,二度とやらん」でした。

平坦な遊歩道をスイスイ~っと走っているうちに,ちょっとした急坂に遭遇。乗ったままでは危なそうなので,押して下りました。

それから,スイスイ~っと走っているうちに,今度はかなりの急坂。こりゃとても無理ということで,担いでおりました。この辺で,すでに心の中には,「ひょっとして,この先やばいのでは?」と思いが芽生え始めていたのですが,なんせ相当の坂を下ってきてしまっているので,今更担いで登るのはたまりませんので,とりあえず下り続けます。

なんじゃ,この坂は? ここら辺で引き返していればなぁ・・・。
なんじゃ,この坂は? ここら辺で引き返していればなぁ・・・。
Nikon D70 + 17-50mm, f2.8

こんな坂を何個かしのぎ,くたくたになりかけていた頃,最後の難所に遭遇。

もはや,「坂」ではなく「壁」もしくは「崖」。
乗る,押す,かつぐはおろか,徒歩も難しいのでは?という状態。とりあえず,LGS SIXを置いて歩いて下りて,麓の状況を確認しに行きます。

なんじゃこりゃ? とても自転車通るところではない。徒歩ですらしんどい・・・。
なんじゃこりゃ? とても自転車通るところではない。徒歩ですらしんどい・・・。
Nikon D70 + 17-50mm, f2.8

現場検証の結果,得られた結論は「自転車をバラせば,なんとか下りられないことはない。そして,たぶん,それはすごく疲れる行為であろう。

まずは,背負っていた荷物を崖下に置き,大きなため息をついてから再度崖を徒歩で登ります。がけの上で心細そうに待っていたLGS SIXを,前輪+フレーム+後輪に分割。それから,3回に分けてえっほえっほとシェルパのように崖上~崖下を往復。

崖下で再度,LGS SIXを組み立てて,なんとか1時間半もかけて源氏山を下りきりました。

下り終えての感想は,冒頭で言ったとおり,死ぬほど疲れた」「もう,二度とやらん」です。

なんせ,全行程の半分くらいはLGS SIXを担いでいましたから・・・。

来週は素直に,海岸線を走ってのんびりしようかな。いや,のんびりさせて下さい。
m(_ _)m


源氏山 死の行軍(おーばー)のフォトアルバムはこちら!


■「鎌倉」カテゴリー内の前後記事
2006年10月16日 | カテゴリ:  鎌倉 | ID: 337
トラックバック: 0
http://garneau.sakura.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/318