[第8回]冬のウェア選び

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おいらイチオシのネックゲーター。かなり暖かいです♪

おいらイチオシのネックゲーター。かなり暖かいです♪

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

いよいよ冬本番。早朝に走るロードバイクの数もめっきり減ってきました。いくら湘南とはいえ,冬の早朝は氷点下にもなります。

猛烈に寒がりなおいらが,どうやって冬を越えるのか(スポーツバイクを始めて3回目の越冬です),「自転車入門!!」の第8回は,自転車に乗るときのウェア(冬編)をお届けします。

実は,真冬にスポーツバイクに乗っても,そんなに「死ぬほど寒い」ということはありません。もしそうだとしたら,体脂肪率9%,超寒がりのおいらでは冬を越えることができません。

なんと言っても,ず~っと全身運動で走り続けるわけですから,身体の内部から熱がホカホカでてくるので,止まるか,下り坂にならない限り,なんとかなります。

それでも,あまり動きの少ない手足や首周りなどは冷たくなってしまいますので,しっかりと防寒してあげる必要があります。では,順番に見ていきましょう。

首周り

真冬にスポーツバイクで走ると首筋がものすごく寒くなります。特にロードバイクの場合,前傾姿勢がきついですから,顔を持ち上げ,のど仏を寒風にさらして走ることになるので,寒さもひとしおです。

日常生活であればマフラーをするところですが(実は1年目は子供のマフラーを借りていました),30km/hを超えるスピードで走るのにマフラーはちょっと危険ですし,やぱり,かさばってしまいます。

そこで,去年買ったのが,Montbellの『シャミース アジャスタブル ネックゲーター』(外部サイトへ楽天で最安値検索)。

写真の通り,フリース素材でできた首輪(?)です。サイズを調整するコードがついているので,きつめにして首だけを保温することもできますし,ゆるめれば鼻までカバーすることができます。

で,気になる保温効果の方ですが,絶大です!

たったこれだけのもので,こんなに暖まるのか?と不思議になるくらい,効果があります。マフラーもそうですが,頸動脈を暖めるということは,非常に保温効果が高いようです。

非常に細かい起毛加工がされた,「シャミース」という機能性フリースで作られているため,肌触りがとてもよく,カサカサではなく,しっとりとした感触です。

冬の間中,付けっぱなしです♪

冬の間中,付けっぱなしです♪

Nikon D70 + Nikkor 35mm F2D

また,デザイン的にもプレーンなので,普段着の時もよく使っています(去年は会社でもしていました・・・)。朝つけてしまうと,もう,一日離せなくなってしまいます。もちろん,今も付けていますicon:h1icon:b1

欠点は特にありませんが,強いて言えば,鼻までカバーしたときに呼吸でサングラスが曇ることがあるくらいでしょうか。

お値段もリーズナブル(2000円弱)ですし,普段の生活やスキーなんかにも使えるので,超おすすめアイテムです♪


会社の同僚と話をしていたら,12月なのにハーフフィンガーでロードバイク(Cannondale)に乗っているとのこと。真冬の小学生の半ズボンも見かけなくなってきましたが,大人の半グローブには驚きました

おいらは超寒がりですが,特に手足の冷え性が激しく,パソコンをやるにも手袋をしているくらいなので,ハーフはありえません・・・。

で,そんなおいらが使っているのは,Montbellの『インシュレーテッド サイクルグローブ』(外部サイトへ楽天で最安値検索)です。

名前がすごいです。インシュレーテッド,絶縁ですから,寒さとはきっぱり縁を切る覚悟のグローブです。

使っている材質や構造はMontbellのサイトをご覧ください(おいおい)。いろんな材質をいろいろ工夫しているようですが,要するに「とっても暖かい♪」のです。

湘南地方で使うには保温性が高すぎたのでは?と心配になるほど暖かく,あんまり激しく運動すると,汗をかいてしまうほどです。

ちょっとパッドが分厚すぎるんだな~

ちょっとパッドが分厚すぎるんだな~

RICOH Caplio GX100

難点は,ごつすぎるところです。手のひら側にはかなり厚いパッドが入っていて,振動を吸収してくれるのですが,ちょっと大きすぎる気がします。ロードバイクに慣れてくると,あんまりパッドの必要性を感じなくなってくるので,できれば,もう少し薄く作ってもらえるとうれしいです。(1年目はスキー用グローブを使っていたので,それに比べれば,握りやすさは雲泥の差ですが)

この点では,外部サイトへGOLDWINのGWB882なんかも試してみたいな~とは思っているのですが,おいらの場合,保温能力最優先なので,今年もこのグローブで越冬かな・・・?


足先

「首」「手」とくれば,次は「足」です。真冬に寒いのは,やっぱり首や手足の末端です。

で,スポーツバイクの場合,受ける風速が半端じゃないので,足先の冷えもかなり堪えます。シューズの方も夏の通気性確保をメインに設計されているようなので,冬場には「風が通りすぎる」という状態になりがちです。

おいらの場合,MTB用にはシマノ,ロード用にはアディダスを使っていますが,特にロード用は通気性がすばらしく,冬に乗ると「裸足なんでは・・・?」というくらい足が冷えまくります(多少誇張あり)。

で,足冷え対策としては,各社からシューズカバーがでているのでこれで解決です。

おいらの場合,我慢できないほど寒いのはつま先だけなので,つま先だけをカバーする「トゥーカバー」を使っています。つま先部分だけをネオプレーン素材でカバーするだけですが,たったこれだけでもだいぶ改善されます。

本当つま先だけのカバーですが,結構効果あります。

本当つま先だけのカバーですが,結構効果あります。

RICOH Caplio GX100

去年買ったのは,Montbellの「サイクル トゥウォーマー」(楽天で最安値検索)ですが,お値段もおやすいし,ロードもMTBもどちらでも使えるので重宝しています。

本当はシューズ全体をカバーする奴が欲しかったのですが,意外とお値段が張るのです。メーカーによって差はありますが,1万円以上する奴までしたりします。1万3000円のシューズに1万円のカバーをつけるのは,ちょっとためらってしまいます・・・。

でも,やっぱり全体をくるんだ方がより暖かいだろうし,探せば,ルイガノやパールで5~6千円のがありますから,1月になったら,そちらも購入してみようかな?と密かにたくらんでいたりします(^^)


おなじ「あし」でも,こちらは,くるぶし~太股までの「脚」です。

1年目は,冬用のジョギングジャージで走っていたのですが,非常にかさばってしまい,下手するとチェーンリングに絡まりかねない状態でした。

ロードバイクに乗るようになったのを機会に,去年買ったのが,パールイズミの『ブライトタイツ』(楽天で最安値検索)。脚にピタッとフィットしますが,保温力は十分あります。早朝にブライトタイツをはいてロードバイクで走った後,日中をGパンで過ごすと,Gパンの寒さに驚きます。

また,最近流行の筋力アップのための「加圧」機能は無いはずなのですが,それでもバネのような感じで脚が跳ね返り,ちょっとだけパワーアップできるような気がします。パッドも3Dタイプで快適ですし,お値段も控えめだし,とにかく気に入っています。

見た目が「もじもじくん」のようになるという欠点もありますが,冬場は自転車専用タイツに限ります。で,できれば,おなかまでカバーできるビブタイプが最高だと思います。

去年は「あんな変な格好できるかい!」「おれはフレディマーキュリーか!」と買うのをためらってしまったのですが,今年の夏にビブニッカーをはいてみて,その快適さに驚きました。同じタイツを買うなら,絶対にビブタイプがいいと思います。この点だけが,残念であります。

ジャージ

相変わらずですが,持っていません。

モンベルよりパクリました。おいらのはオレンジ。

モンベルよりパクリました。おいらのはオレンジ。

夏用も持っていないくらいですから,「適当に厚着すれば何とかなる」という発想で,特に自転車専用のジャージは持っていません。

とはいえ,通勤用コートやダウンジャケットでロードバイクに乗るわけにもいかないので,一応は,すっきりしたジャンパーを着るようにしています。

1年目はずばりスキーウェアでしたが,2年目となる去年,Montbellの『クラッグジャケット』(外部サイトへ楽天で最安値検索)を購入しました。こいつは,自転車専用バージョンの『サイクルトレーナージャケット』と全く同じ素材,製法で作られていて,違いは背中のポケット,前傾姿勢用の裁断くらいです。

でも,『クラッグジャケット』で乗ってみても全然困ることはないですし,お値段も安いし,普段着としても使えるし,おいら的にはコレで十分です。

特徴としては,保温性がある割には通気性があり汗がすぐ乾きます。また,軽量コンパクトなので,折り畳めば500ccサイズの袋にきゅっと詰めて,ボトルケージに納めることができます。

難点は,ポケットがふつうのジャンパーと同じ位置(前の左右)にあり,携帯電話とかを入れると,太股でどつく(リフティングみたいに)状態になるのが困ります。なので,あんまりポケットに重いものを入れられません。

それ以外では,特に困ったことはなく,保温性能も通気性も十分ですので,11月~4月頃まで,ず~~~~っとこれ一枚で過ごしています。

まとめ

以上,参考になったかどうかわからないのですが,冬のウェア紹介でした。

遠目で分かりにくいけど,紹介したモノを全部着ています(笑)

遠目で分かりにくいけど,紹介したモノを全部着ています(笑)

RICOH Caplio GX100

個人的な意見として,夏はどんな格好をしていても,とりあえず走ることはできますが,冬場については,要所(寒い部位)を押さえた防寒をしないと,寒くて死ぬ目にあったり,家に引き返すことになるかもしれません。

1年目は本当にぼろぼろで,出陣してから家に引き戻ってスキーウェアを着込んで再出陣なんかしていました。2年目の去年で,手・足・首・脚の防寒はほぼOKになりました。

意外と耳は平気なので,あとは,シューズのフルカバーくらいかな・・・?

【2008.12.21追記】
本ブログにしては珍しく写真がとても少ない記事構成になっているのは,「ウェア関係の写真を撮るのが苦手だから」,というトホホな理由だったりします・・・

■「自転車入門シリーズ」カテゴリー内の前後記事
2008年12月20日 | カテゴリ:  自転車入門シリーズ | ID: 1879
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»シューズカバー«

今日は、家のために働きました。(腕が筋肉痛になりそう;笑) 夕方から時間が空いた

  • 豆屋
  • 2008年12月21日 08:09