ヒルクラ挑戦計画第3弾,ミシュランPRO3 RACE!
おぉ~,初のミシュラン! ところで,「service course」ってなんのことなんだろ・・・?
RICOH Caplio GX100先日の第2弾のときのコメントで,SIGさんから「ところでコレが第2弾とすると、次は何でしょうか?」,さらにはTTさんからは「そういえば、最後の写真でタイヤが変わっているような・・・?」とのご指摘がありました。
そうです,2度あることは3度あるのです! 「計画的に富士ヒルクライム計画」の第3弾は,ミシュランPRO3 RACEへのタイヤ交換です。
購入編
交換前のタイヤは,PanaraceのExtreme EVO3 Protex。ものすごくとんがった形状をしているので,転がり抵抗がとても小さく,購入直後は本当に驚きました(おいらみたいなド素人でも体感できました)
んが,とんがっているということは,摩耗も早いわけでありまして,購入から1年,走行距離1,600kmになった今では,普通の扁平タイヤになってきていました。
今まで,だいたい1年でタイヤ交換をしてきているので,今年もそろそろ交換の時期です(この辺は,「タイヤの摩耗」というより本人の「新し物好き性格」の影響大)。新しいタイヤの候補としては,下記の3つを考えていました。
- シュワルベ,『ULTREMO R』
- かっこいいし,いろんな雑誌・ネットで絶賛されています。軽量なため,ヒルクライムにも良さそうだし,一番候補です。ただ,お値段が高いのが難点・・・
- ミシュラン,『PRO3 Light』
- 軽量です。PRO3シリーズの中で軽量化を追求したモデルになります。これも,ヒルクライムには良さそうなんですが,やっぱりお値段と耐パンク性能が気になります。
- ミシュラン,『PRO3 Race』
- PRO3シリーズの中で標準的な製品(?)。Gripほど重くないし,Lightほど軽くない。ヒルクライムだけでなく,普段は鎌倉界隈をポタポタしているおいらにとってはちょうどいいかも? でも,お値段が高いであります・・・。
と,どれも良さそうなんですが,どれもお高いのが難点です。
だいたい,200gくらいの小さなタイヤが,1本で8,000円もするのですから,ものすごい世界です。前後タイヤで安いママチャリが買えてしまいます。
で,欲しい,高い,でも欲しい,でも高い,,,という自問自答(つい最近もやっていたな)を繰り返しながらネットの海をさまよっていたところ,大阪方面で信じられないようなセール品を発見しまた。
大阪の「ウエムラサイクル」というお店で,「PRO3 Raceが2本で8,980円でセール中」との情報を発見したのです!!
(セール情報はこちらです)
安すぎです! 選べるカラーに若干制約(グレー,イエロー,オレンジ,ライトブルー,イエローフラッシュ。いずれも在庫限り)がありますが,それでも,半額に近いお値段にはオドロキです!
一瞬,「PROろ RACEとか,インチキ商品じゃないだろうな?」とも疑ってしまいましたが,どうやらちゃんとした人気ショップのようですので,思い切って購入してしまいました。
1本8,000円くらいするのに,2本で8,980円とは!!
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dカラーは「オレンジ」です。LGS RHC号は白い車体に赤い文字がいろいろ書かれたカラーリング。これ以上色数を増やすのもよろしくないし,もともとオレンジ系が好きなこともあり,オレンジに決定です。
装着編
ネットでポチッとしてから3日後に我が家に到着したPRO3 RACEさま。さっそく,タイヤの入れ替えを行います。
Panaracerの時は,一番最初のタイヤを嵌める作業に死ぬほど苦労しました(1個1時間)が,PRO3 RACEは特に苦労することなく,30分ほどで前後ともに交換完了です。
PRO3 RACEは,センター部分は丸い形状をしていて,とんがっていたPanaracerとは対照的です。また,その前に使っていたVittoria OPEN CORSA EVOはパターンが掘ってありましたが,PRO3は完全にスリックです。
見た目にも丸っこく太い感じなので,なんとなく信頼感が持てます(^^)
RICOH Caplio GX100さわった感じは少し柔らかく,グリップ力がありそうな感じがします。
推奨空気圧については,体重との関連性を示したチャートがついており,おいらの体重(55kg)では,6.5気圧前後ということになります。6.5気圧というとかなり低い気がするので,ちょっと高めに,お気に入りのゲージを使って7.0気圧に調整します。
使用編
購入から2週間で200kmほど走ってみましたが,まず,とても柔らかい感じがします。
7気圧しかないわけですから,当然といえば当然ですが,Vittoriaで10気圧で走っていた頃と比べると雲泥の差です。とてもしなやかでおしりと体に優しいタイヤです。
また,まだ新品なのに,妙にグリップ力があります。
ヤビツ峠の下り坂で,ちょっときつめのブレーキを何回かかけていますが,滑ってしまうようなことはなく,かなり安心感があります。
軽さについては,特に感じることができませんでした。Panaracerは,そのとんがった形状のせいで,転がり抵抗の低さを感じることができましたが,PRO3 RACEはそういった,際だった性能はありません。
が,特に「粘っこい」というわけでもなく,可もなく,不可もなく,普通の感じでした。
まぁ,このレベルのライダー(週末だけ乗るおじさん)では,5000円以上のタイヤのブランドごとの善し悪しを語るのはムリなのでは?という気がします(涙)
重量が500gくらいあるヤツとかだと,さすがに分かるかもしれませんが,重量差10gとかじゃぁ,全然分かりませぬ。ミズノの水着と,スピード社の水着の差を体感できるかというと,やっぱり無理であります・・・。
初のカラータイヤ。どんなもんでしょう?
RICOH Caplio GX100と,最後はなぜか悲しい論調になってきました(?)が,なんだかとても安心感がもてるPRO3 RACE。見た目的にも,初めてのカラータイヤですが,そんなに違和感なくLGS RHC号になじんでいる感じです。
あと,気になるのは耐パンク性能ですが,まぁ,こちらはタイヤに求めるより,自分の視力・ライディングテクニックに求めるべきことですので,ますます精進していく所存であります。
さて,これで富士ヒルクライムへの準備もあと少しだ!(第4弾はまた次回~)
おしまい。
さぁ,PRO3 RACEでどんな坂でも登るぜ!!
RICOH Caplio GX100
【追伸】
Vittoriaでのパンクは3回。Panaracerでは1回。やはり,Protex技術はすごいのか!? 引退したPanaracerの表面は擦り傷だらけでボロボロだったし・・・。やっぱり,タイヤに期待しよう。頼みますよ,PRO3 RACE!
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