ヒルクラ挑戦計画第2弾,27TのDURA-ACEスプロケ登場!
おぉぉ! おいら3番目のDURA-ACEパーツ,CS-7700デス。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8「計画的に富士ヒルクライム計画」の第1弾として固定トレーナーを導入(って,貰っただけですが)しましたが,難点が一つ。
リアタイヤだけをぐるぐる回し続けるので,どうも摩耗が気になります。
そこで,EASTON VISTA SL(現行モデルはEASTON EA50)に履き替えたときから,ずっと倉庫で眠っていた標準のホイール(A-CLASS AKX2.0)に練習用タイヤを付けて再登場して貰うことにしました♪
そこで,カセットスプロケットをもう1個用意したのですが,な,なんとDURA-ACE(CS-7700)になりました(^^)
購入編
LGS RHC号標準のスプロケットは,TIAGRAの11-25T。せっかく,もう1個スプロケットを買うのですから,同じじゃないモノが欲しいですが,現状で感じていることは,,
- せっかくなら,もうちょっと上のグレードが欲しい・・・
- 現状で11Tはまったく使っていない
- 逆に25Tでも足りないときがある(へたれだなぁ・・・)
という感じです。
シマノの古いカタログなんかを見てみると,ULTEGRA(CS-6500),DURA-ACE(CS-7700)の2グレードに12-27Tがあることが分かりました。
しかし,いずれもだいぶ古い機種であることから,売っているのかどうかが不安。そこで,いつものご近所プロショップ MARSHさんに出かけてみました。
「TIAGRAより上のグレードで,12-27Tが欲しいの♪」と伝えると,なんと,耳を疑うようなお答えが。
「ほんのちょっとだけ装着しただけのDURA-ACEの12-27Tがあるアルヨ。5,000円でいいアルヨ」とのこと!!
EASTONホイールを買ったときとおんなじような展開でして,2つ返事で速購入です。定価は13,400円ですから,6割引以上です(^^)
おいらにとって,チェーン(CN-7700),デュラエースグリス(違う気が・・・)に続き,3番目のDURA-ACEパーツになりました。
使用編
さっそく,CS-7700をEASTONホイールに装着してみました。で,今まで使っていたTIAGRAのスプロケはA-CLASSにお下がりで装着。
CS-7700は,ロー側の3枚(21,24,27T)がチタンでできています。また,裏から見るとスパイダーアーム構造になっていて,いかにも軽量そうな感じです。
ロー側の3枚はチタンでできています。これで,(ごく一部)チタンバイクだぜ!!
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8さっそく,いつものように重量を測ってみると驚きの180g。交換前のTIAGRAが230gですが,それより大きなギアなのに50gも軽量化しています。
TIAGRAよりデカイ(25T→27T)のに,50gも軽い!!
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8また,見た目で言うと,全体的に白っぽい上品な仕上げになっていて,キラキラ感はありません。が,ロックリングが超カッコイイです。
金属でできている上,「DURA-ACE」のロゴが刻印されているのです! ・・・が,装着してしまうと実はほとんど見えなかったりします。見えないところにこそ凝る,江戸っ子気質なのかな?(いや,SHIMANOは大阪だ)
ロックリングには「DURA-ACE」のロゴが・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8装着しちゃうと見えないんだけど・・・,それでもいいのだ!
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8しかし,27Tでかいなぁ(笑) あ,クイックのボルトも劣化がひどい。なんとかせねば・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8で,木曜日,試乗を兼ねて,藤沢~宮ヶ瀬~ヤビツ~藤沢,と100kmほど走ってみました。グレード差を直感できるようなパーツではないので,「おぉ,さすがDURA-ACE!」ということは特にありません。
が,27Tは超便利! ヘタレ脚には本当にありがたい存在です。
裏ヤビツなのでそんなに急坂はありませんが,それでも頂上付近では6~7%くらいの坂がしばらく続きます。それでも,27Tに落とせば70rpmくらいは回せますから,脚の筋肉への負担は激減です。まぁ,回しまくるので心肺負担は増加気味ですが・・・。
勾配6%でも76rpm(^^)。速度がべらぼうに遅いですが・・・(涙)
RICOH Caplio GX10024T→27Tに変速すると,がくっと軽くなります。落差が大きい気がしますが,まぁ,このギアを使うときには相当ヘタレているとき。このくらい一気に軽くなった方がありがたいです(^^)
一方,トップは12Tで十分です。90rpmで回せば約50km/hですから,11Tなんて最初からオーバースペックです。山を登る方が好きなおいらからすれば,13Tでも良いのかもしれません。
この時期,山を登るのは本当に楽しい。27Tならもっと楽ちん!
RICOH Caplio GX100
また,倉庫から久しぶりに引っ張り出してきたA-CLASSの方は,TIAGRAのスプロケを装着し,平日はLGS RHC号につけてローラー台で使っています。
タイヤは頑丈そうなMAXXIS Re-fuse。すり減ったら前タイヤと交換すればいいし,気兼ねなくぐるぐる回せます。
蘇ったA-CLASSホイール。タイヤはMAXXIS。働いておくれ~
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8というわけで,「50gの軽量化」と「27T」と「カッコイイロックリング」を手に入れた,「計画的に富士ヒルクライム計画」の第2弾,DURA-ACEスプロケットの導入は大成功でした。
(^^)
コンパクトクランク+27T,もう登れない坂はなかろう・・・。
おしまい。
- 【2009.05.30追記】
- 富士ヒルクライムの予行演習として,スバルラインを走ってきました。もちろん,12-27Tで登ってみたのですが,ものすご~~~く役に立ちました!! 実際に27Tじゃなきゃ登れないような斜面ではない(平均5%)のですが,疲労がたまったときに,一時的に27Tにして高速ケイデンスで回すと,脚の疲れがかなり回復できます。また,どんなに疲れても「最後の最後には27Tが助けてくれる♪」と思っていれば,精神的にかなり楽で,どんどんがんばれます! というわけで,対激坂だけでなく,なが~い緩斜面にも役に立つということが分かりました。
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