富士ヒルクライム参戦記(その2:スタート直前編)
どわ~,スゴイ人数!! 早めに行かないと場所が分かりません・・・。
RICOH Caplio GX100富士ヒルクライムの詳細レポート第2回は,当日朝のスタートまでをまとめてみました。
はじめてのレース体験ということで,前日受け付けもドキドキ,当日スタート前準備も新しいことだらけと,ネタには事欠きません(笑)
いつになったらレース編になるんだよ!という感じもしないではないですが・・・。
起床~荷物預かりまで
富士ヒルクライムの朝は早い。
朝4時には会場がオープンし,6時からクラス毎の整列が始まります。いったい何時に起きていったらいいのか悩み,大会本部に確認してみたところ,「7時くらいでも大丈夫ですよ」とののんきな回答。
安心してゆっくり行こうかと思ったのですが,,,待てぇ~ぃ! 防寒具などを入れた「下山用荷物」の預かりは,6時15分で終了するじゃないですか!
危うく,巨大リュックを背負って上ることになるところでした。さては,この大会本部の回答は,ルイガノバイクになんらかの恨みを持つ者の差し金に違いない・・・。
というわけで(?)危うく遅刻してしまうところでしたが,ちゃんとホテルを朝5時に出発し,5時半にはドギーパークに着きました。
当日朝は,信号も見えないほどの濃霧。道を走るほとんどの車がヒルクライマーです(^^)
RICOH Caplio GX100ちなみに,朝ご飯は,どうせ何を食べても当日のエネルギーにはなれそうもないので,バナナ+ジェル×2だけにしておきました。
ドギーパークにて。当日朝はみなさん色々と準備に忙しいのです(^^)
Nikon D90結構余裕を持ってホテルを出たと思ったのですが,まだまだ甘かったです!
駐車場から会場までは徒歩15分なのですが,駐車場はすでに満車に近く,一番奥の方の砂利の駐車場になってしまいました。ここから,歩きにくいロードシューズで,ドギーパークの入口正門まで5分もかかりました。
駐車場に朝遅く着くと,ダート道を延々と歩かされます。クリートに土が詰まる~(涙)
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8で,ここから会場まで徒歩で15分,さらに体育館に自転車を取りにいったり,トイレに行ったりしているうちに,時刻は6時10分。荷物の締め切りまで5分しかありません!!
走りにくいロードシューズでがんばって会場まで走って行きましたが,今度は,「どこが荷物預かり場所かわからん!」状態。
この人混みをかき分けて,下山用荷物置き場にたどり着かねば!
RICOH Caplio GX100そうこうしていると,「あと3分です」「あと2分です。場所が分からない人は近くの人にお聞き下さい」などと,焦燥感を煽る放送が連発されます。なんとか,荷物置き場を見つけるも,今度はRHC号の置き場がない。しょうがないので,RHC号はそこらに転がして置いて,全速力で荷物置き場へGO!!
ほぼ6時15分ジャストで,下山用荷物を預けることが出来ました。おしまい。
じゃない,これじゃ荷物預けレース参戦記になってしまいます(笑)
荷物を預け終わって一安心したので,今度は近所を走ってUPすることにしました。
アップのために周囲を走行(^^)
会場や駐車場,体育館の中では随所でローラー台を見かけました。
おいらも,さんざん悩んで車には積んでいきましたが,結局は,実際に会場近辺を走ってアップすることにしました。
どのレースもというわけではないのでしょうが,富士ヒルクライムの場合は,6時に整列開始するものの,特に点呼や何かがあるわけではないので,自由に外を走ることができます。おいらも,多くの方がと一緒に実際のコース(!)を走ってアップしました。
計測開始ポイントまで走り,目的地の富士山を見上げる。嫌でも気分は高まります(^^)
RICOH Caplio GX100さて,アップも終わり,いよいよ招待選手やアスリートクラスのスタートが迫ります。
すると,「やっと見つけた~!」との声が背中の方から聞こえてきました。
なんと,同じ8000番台スタートのTOMMYさんが笑顔でおいらの前に現れたのです! もう,見た瞬間に,なぜかTOMMYさんと直感しました(^^)
おいらもずっと探していたのですが,なかなか見つけられず,諦めかけていたのですが,スタート直前に劇的な(?)出会いです。
しばし歓談した後,お互いの健闘を祈りつつ,それぞれのポジションに戻りました。また,TAKUさんをはじめ,何人かの方々に「ブログ見てますよ!」と声をかけていただき,ちょいと照れつつも,やる気が徐々に増していきました。
スタート前,ゆっくりと横たわり決戦に備えるRHC号。
RICOH Caplio GX100しか~し,富士ヒルクライムのスタートは時間がかかります。
選手が5400人もいるのだからしょうがないのですが,7:00のアスリートクラスのスタートから,おいら達8000番台がスタートするまでは40分もかかりました。
おかげで,「上る途中に腹へったら食べようっと」と思っていたジェル(アミノバイタル)は,口寂しさを紛らわして食べているうちに,完食してしまいました(笑)
しかも,アップしたはずなんですが,どんどんカラダは落ち着いてきて,スタート直前というのに,「安静時心拍か?」と疑うほどの,70~80bpmになっていました。
歳のせいか,あまり緊張しないおいら。安静時心拍か? (スタートまであと5分!)
RICOH Caplio GX100そんなこんなしているうちに,ようやくスタートです。
といっても,時速5km/hくらいでのんびり進むだけ。みんな片足だけクリートをはめ,ゆっくりと会場を出ていくのでした。
ようやくスタート!! といっても大渋滞。実はこの場所で停まってしまっています・・・。
RICOH Caplio GX100
レース本番前までのまとめは,これにておしまいです。次回は,いよいよレースです(^^)
スタートまでの教訓(?)
- 朝は何時に?
- 「可能な限り早く行く」。コレに尽きます。遅く行くと,駐車場は外れになっちゃうし,下山用荷物は預け損ねちゃうかもしれないし,う○こも漏らしてしまうかもしれません。早め,早めの行動が大事そうです。
- タイヤの空気圧調整
- 今回は会場に自転車を預けておいたので,当日は下山用品だけを持って会場入りしました。となると,気になるのはタイヤの空気圧。前日にぴったり合わせておけばいいのですが,1日放置すると減ってしまうのが心配です。
そこで,前日に預けたときに最高空気圧(PRO3 RACEでは8bar)まで入れておきました。こうしておけば,当日はエアーゲージ(いつものパナ)だけを持っていき,目標の値まで徐々に下げてやればいいだけです♪
(富士ヒルクライムの場合,会場にフロアポンプもありましたが)
ちなみに,今回は前後とも7.4barで望んでみました。富士山5合目だと10%以上空気が薄くなりますから,ちょいと低めに設定です。やっぱり,エアーゲージ,とっても便利です~!
- トイレ問題
- 富士ヒルクライムの参加者は5400人以上。こうなってくると,朝のトイレは大渋滞。会場のまわりにかなりの数があるのですが,どこも長蛇の列です。ですが,自転車の預かり場所である体育館のトイレはガラガラです。外の仮設トイレとは異なり,ちゃんとした鏡もあるのでコンタクトレンズを付け直す人もいたり,とてものんびりしていました。オススメです~
- 会場預かり荷物
- あまりパンフレット等で紹介されていないのですが,当日,大会本部に手荷物を預けることができます。おいらも,ウェストバッグに食料やパナゲージなんかを入れていたのですが,スタート直前になってから本部に預けました。意外と便利であります(^^)
- 【2009.6.15追記】
- 駐車場関連の話を少しだけ追記しました。やっぱり,朝はなるべく早く出向いた方がいいです!
- ■「2009年」カテゴリー内の前後記事
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