富士ヒルクライム予行演習のまとめ(その2)
富士吉田の町から見た富士山。この山の5合目まで登るとは・・・。好きですなぁ(^^)
RICOH Caplio GX100前回は,富士ヒルクライム予行演習の「上り方のコツ」のようなものをまとめてみました。
まぁ,週末のみライダーのたった1回の経験なので,当たるも八卦,外れるも八卦,という感じではありますが・・・。
で,懲りずに第2回目は,ハードウェア面でのまとめをしてみました。
使用ギア(リアスプロケ)
先月にDURA-ACEの12-27Tに交換していますが,超大正解です(^^)
スバルラインの多くの区間は5%前後の斜面であり,ほぼ24Tか21Tで登っていきました。この2つのギアで,70~80rpmを維持できました。
そして,いよいよ脚が疲れてきた時に登場するのが,The 27Tさま。
おいらには最適だった,DURA-ACEの12-27Tスプロケット(^^)
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8クルクル~っと脚を回せるので,筋肉がほぐれるというか,乳酸が除去できるというか,とにかく脚が楽になります。ほんの数秒~10秒やるだけで,だいぶ脚が楽になりました。
というわけで,「激坂を登る」ためではなく,「脚を回復させる」ために,27Tさまは大活躍でした。交換してよかった~♪
低重心化の効果
先月から今月にかけて,シートポストをカーボン化したり,サドルバッグを外したりしていましたが,図らずとも自転車の重心を低くできていました。
シートチューブに付いている青いボトルにパンク修理キットが入っています。シートポストはスッキリ♪
RICOH Caplio GX100おかげで,緩斜面区間でのダンシングが非常に楽になりました。ひょいひょいと自転車を左右に揺らせます♪
もともとは,「見栄え」のためにやった改造ではありましたが,思わぬ実利を得られて嬉しい限り。
特にサドルバッグ→ツールボトル化の方はほとんどお金もかからないし(1000円くらい),オススメです~
(^^)
ウェア(上り)
どんなウェアを着て登るか,これは結構悩むところです(そんなに選択肢持ってませんが・・・)。
今回は,こんなウェアで登ってみました。
- 半袖ジャージ(zerorh+の半袖)
- 半袖アンダーシャツ(adidasの機能性アンダー)
- UVアームカバー(CW-Xの夏用アームカバー)
- ビブニッカー(adidasのアディスター)
- ソックス(SKINSのパワーソックス)
- 指ありグローブ(Specialized RIDGE II)
今回はとても暑い日だったのですが,このセットで暑くも寒くもない,ちょうどイイ感じでした。アームカバーをしていても暑くはありませんでしたし,指ありグローブで大丈夫でした。
当日はこんなに暑い日になるとは思えないのですが,それでも,上りに限って言えば,雨でもない限りこんなウェアで大丈夫かな?と思っています。
なんせ,天候以前に自分本体の発熱量が圧倒的に多いですから・・・。
ウェア(下り)
今回は,自分一人で登るので,下り用のウェアも背負っていく必要がありました。
なので,あんまり重たいウェアを背負っていくのは面倒だったので,下り用にはこれだけ追加です。
- 冬用ジャケット(Montbellのジャケット)
- 冬用アームウォーマ(zerorh+)
- バンダナ(zerorh+)
これだけを,上りウェアのプラスして下ってみたのですが,寒かったです・・・。ある程度下界(?)まで下れば暖かくなるのですが,3合目くらいまでは結構肌寒くなりました。
富士ヒルクライム当日は,バスで荷物を上まで運んでもらえるので,手持ちの防寒着を片っ端から持っていこうと思っています(笑)
今考えているのは,
- 冬用アンダー(Montbellのジオライン3Dの一番分厚いヤツ)
- 撥水アンダー(finetrackのフラッドラッシュスキンメッシュ)
- ゴアテックスジャケット(スキー用)
- 冬用グローブ(Montbellのインシュレーテッドグローブ)
- 冬用タイツ(PerlIzumiのタイツ)
さらに,雨が降った場合には,Montbellのウィンドブレーカーの出番もアルかもしれません。
正直言って,晴れていても,イヤになるくらい長いダウンヒルです。これで,寒かったり,雨が降っていたら,地獄のような下りになることは間違いありません。
用意するに越したことはないかと思います。晴れて欲しいナ・・・。
目標ラップタイムの掲示
目標の掲示といっても,床の間に「必勝!」とか「1時間半を切る!」とか貼り紙するわけではありません(^^)
多くの参加者の方々がやられているようですが,ステムやハンドルバーの目立つ位置に,目標ラップタイムを書いた紙を貼り付けておくのです。
目標タイムから平均速度は求められますが,先にも書いたように,スバルラインは緩急がありますので,斜度が急なところでは「このペースで大丈夫か?」と心配になってきます。
なので,ある程度のラップ(おいらは5km)ごとのタイムを紙に書いて貼っておくのです。
左の列が2時間,右の列が1時間半の目標ラップ。本番は1時間半と1時間45分にしようかな?
RICOH Caplio GX100これは,なかなか良かったです(^^)
POLARのラップ機能を使えば,5km毎のラップタイムも表示できるし,合計タイムも表示できるので,どちらで管理しても良いかと思います。(今回のおいらは前者)
目標に向かってちゃんと走っていることがはっきり分かるため,精神的に安心できます。
また,なんせ2時間近くもノロノロと坂を登るので,飽きてきてしまうのも確か(笑)です。そこで,標高やら気温なんかも見ているのですが,さらにラップタイムもみたりしながら,修行のようにキツイ上り坂を少しでも楽しみながら登れそうです(^^)
まとめ
今回,試してみた機材の中で一番助かったのは,12-27Tのリアスプロケです。また,高ケイデンス時のふくらはぎのポタポタブリを締め付けるSKINSも良かったです。
もう,本番まで2週間。
新たな機材を導入する予定はありません(お金もね)。後は,過度のトレーニングにならない程度に,気が向いたらローラー台に乗るだけです。
(^^)
2週間後,生きてこの地に戻ってくるゼ!!
RICOH Caplio GX100
【おまけ】
今回,もっともクタクタになったのは,帰りの自走での町田~藤沢間。
夕暮れ時なのに,ライトを持ってくるのを忘れた(テールライトだけある・・・)ので,35km/h平均で家までダッシュし続けました。
普通,激しい運動の最後はクールダウンをしなければならないのに,家に近づくに連れてヒートアップするという,もっとも悪い運動の仕方になりました(涙)
境川CRを飛ばす。人が全くいないのが幸い。
RICOH Caplio GX100むひょ~,日が落ちる~!
RICOH Caplio GX100おっ いい感じの高架。もっと近くで撮りたいけど・・・,そんな場合じゃない!
RICOH Caplio GX100飯田牧場付近。あと少しだ~
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