新年恒例（じゃ困るんだけど）ヒヤリ・ハット紹介

ん？ なんか落ちたぞ・・・

我が家から表通りに出るには，少し坂道を下ります。

比較的視界もいいので，いつも，20km/hくらいの勢いで車道に合流するのですが，その瞬間，「カラン，カラン，カラ～ン」という耳慣れないロードノイズが聞こえてきました。

文字にしてしまうと，喫茶店のドアを開けたときのベルの音と区別がつきませんが（笑），実際は，なんか小さいパーツが路上を転がっていくときに奏でる音でした。

すぐに路肩に停車して595号を見てみると，なんか，へんてこな物体がサイコンホルダーにくっ付いていることを発見！

なんと，ヘッドライト（TOPEAK 『ホワイトライトII』）が分解してしまい，台座だけが残っていたのです。

ホワイトライトIIは前照灯としては使える光量ではありませんが，自身をクルマに見せるためのマーカーとして便利なので，いつも，595号のサイコンホルダーに付けっぱなしにしていました。

これが，何らかの原因で分解してしまい，路上にライト部分とバッテリーが落下したようです。

幸い，よ～く路上を探したら，ライト部分もバッテリー（CR2032×2）も発見することができました。

ヒヤリ・ハットの原因と教訓

前述のとおり，普段からホワイトライトIIは595号に付けっぱなしですから，今日に限って急に落下するのも変な話です。

が，よく考えたら，１ヶ月くらい前にバッテリー交換をしていたことを思い出しました。

ホワイトライトIIのバッテリー交換は，ライト（LED）の部分を一眼レフのレンズのようにひねって取り外して行います。

この取替え方法自体，ごく普通だと思いますが，どうも，バッテリー交換後のライト装着時のひねりが足りなくて，固定が不十分な状態だったと推測されます。

この状態で走り出し，家の前の坂道を下って表通りに出たときの衝撃で逝ってしまったのではないかと，Shiro家自転車事故等調査委員会（座長：おいら）は結論付けました。

今回の教訓

ホワイトライトIIは，小さな，かつ，安価なパーツではありますが，路上にパーツをばら撒いてしまうことは，他の乗り物や歩行者にとって好ましい状況ではありません。

特にクルマなんかは，「な，なんだ！？」と急ハンドルで回避動作をし，バランスを崩して片輪走行になり，コントロールを失って踏み切りに突入し，小田急の快速にぶつかって大事故になる可能性も０ではないと思われます（そうなったら，たぶん，こっそり逃げますが・・・笑）。

本体が高価なEdge705やデジカメは落下防止用にストラップを付けていますが（役立ったこと数回），こんな小さなライトには大げさすぎる対策です。

やはり，自転車本体のパーツのみならず，アクセサリ類の取り付け・交換時にも，きちんと装着後チェックが必要ですね。

ここで一句（なぜ？）

アクセサリやウェア類はつい気が緩みがち。がっちり固定して，無事故・無ヒヤリ・無ハットの快適ロードバイクライフを送りましょう！

おしまい（＾＾）~

【冗談のようなおまけ】

学生の頃，友人からロハで譲ってもらった原付をもらった帰り道。

うれしくて飛ばし気味だったせいか赤信号に気が付くのが遅れました。

結構のハードブレーキングで，ギリギリ，横断歩道上で止まれたのですが，かなり大きな部品が前方に「ガラン，ゴロン，ガラ～ン」と転がっていきました。

信じられないことですが，ヘッドライトが内部のミラーごと転がっていったのです。

後に友人に聞いたところ，「何度も脱落してたんだけど，ついにケーブルも切れちゃったかぁ」とのこと。先に言ってくれ～！

このときも幸い事故にはなりませんでしたが，２０年のときを経て，今回は我が乗物人生２回目のヘッドライト落下体験でした（だいぶ，小ぶりになりましたが・・・）

■関連するエントリー （「ヒヤリハット」つながり）

[ヒヤリハット] ダウンヒル・ブラインドコーナーでヒヤリ！

[ヒヤリハット]過積載・緩みによる落下事件発生

スーパー・ヒヤリ・ハット，謎のエア漏れ事件発生！

「ウルトラライトツールボトル」にヒヤリ

[ヒヤリハット]サドルレス自転車事件

人生どんなところにもヒヤリ・ハット （HHAA / H²A²）

久しぶりのヒヤリハット

源氏山ミニＴＴ動画紹介 ＆ ヒヤリハット

[第９回]自転車のヒヤリ・ハット体験

■「ヒヤリ」カテゴリー内の前後記事

• １件新しい記事：「ウルトラライトツールボトル」にヒヤリ
• １件古い記事　：LGS SIX号災難２連発 （２回目：玄関前転倒負傷）