[ヒヤリハット] ダウンヒル・ブラインドコーナーでヒヤリ!
まさに宝の持ち腐れ。ちゃんと使わなきゃ!
Nikon D90 + TAMRON 17-50mm F2.8前回の裏ヤビツ紅葉ツーリングでは,「ボトルのキャップを落とす」という,ちょっとしたヒヤリハットをやってしまいました。
そして,今回の裏ヤビツツーリングv2では,前回とは比較にならない,本当に危ないヒヤリハットをやってしまいました。
やっぱり,下りは苦手だなぁ。全部上りならいいのに・・・。
ダウンヒルでのヒヤリハット
このブログで何度も書いていますが,おいらは,ダウンヒルが超苦手です。
「惰性で下っても楽しくない」と言う意味でも苦手ですし,コーナリング・ブレーキングなどの技術的にも下りは苦手です。
自動二輪のときも苦手でしたが,最後に乗っていたホーネット250に比べて1/10くらいしかない,細~いタイヤで,スリップしないでコーナリングできる自信がぜんぜんありません。
ロードバイクの前に乗っていた自動二輪Hornet250。太いリアタイヤ!!
PowerShot A50
なので,出しても30~40km/hくらいですし,コーナーのたびに超減速して入っていくので,握力が疲れるだけで,イマイチ楽しさを感じられません(しかも,握力弱いし・・・)
一見,すごいスピードだけど,実は10km/hくらい。そもそも上りだし・・・(^^;)
SONY DSC-RX100 + Carl Zeiss Vario Sonnar T* 10-37mm F1.8-4.9
今回は,表ヤビツ(秦野側)を下っていたのですが,先行する自動車数台が,おいらよりもさらに遅~く走っていて,頻繁にブレーキをかけないとすぐに車間が妻って詰まって(←ATOK壊れたか?)しまう状況にありました。
ある程度勾配がゆるくなった区間で,十分過ぎるくらい車間を取って走り,その後,比較的道幅が広い区間の左カーブを曲がったのですが,思わぬ出来事が!
左カーブの直後は,道幅が狭い区間で交互通行になっていました。
前方を走っていた車は対向車を待つために停まってしまい,おいらのブレーキ技術ではとても停まりきれない感じだったので,やむを得ず,右側に避けて抜きました。
この時点でヒヤリ1なのですが,今度は対向車が,譲ってもらったので堂々と道の真ん中を走ってきて,またもヒヤリ2となりました。
このときの心境としては,
「おぉぉ,停まれん! 右側に避けるしかねぇ」
「ホッ,避けれたよ・・・」
「げっ,対向車がど真ん中を来やがる! 今度は左に避けなきゃ」
「ホッ,避けれたよ・・・」
と,右に左に揺れる秋心でした。
なんとか無事に通り抜けましたが,特に対向車にはいきなりバカ自転車が登場してさぞ驚かれたと思います。ごめんなさいです m(_ _)m
猛反省と再発防止に向けて
Shiro家自転車事故等特別調査委員会による関係者(=おいら)への聞き取りでは,今回のインシデントの原因は主に2点あることが判明しました。
- 【原因1】左カーブの先に何があるか,の想像力が足りない
- 山道ですから,ほとんどの左カーブはブラインドです。一人で下っている時は,曲がった先に何があるか分からないので気をつけて減速しています。が,今回は先導する車が普通に曲がっていったのを見て安心してしまい,そのままついていってしまいました。自動車でも追突してしまうバカパターンですね・・・
- 【原因2】フルブレーキングの技術が無い
- このときの速度は,動画のとおりなのですが,せいぜい20km/h程度です。おそらく,うまくブレーキをかければ,ちゃんと先行車の後ろで停まれたと思われます。しかし,普段からほとんど急ブレーキを使わないで,惰性で停まるような腑抜けな運転をしているので,このような場面でフルブレーキ,パニックブレーキをする技術が備わっていませんでした。
どちらの原因も問題ですが,普段は念のために減速して走っているので,原因1の方は「うっかり」型のミスとも言えます。
原因2の方は,基本的なブレーキ技術が足りないので,これは練習しないと身につかなさそうです。
過去を振り返ると,ちょっとしたブレーキでリアをロックさせてしまったりしているくらいですから,そのレベルはかなり低そうです。
関係ないですが,BR-7900って,無駄に美しい仕上げです・・・。
Nikon D90 + SIGMA 50mm MACRO F2.8というわけで,委員会としては,同種事故の再発防止対策に向け,以下の2点を関係各所に徹底するよう強く勧告するものであります。
- 【対策1】ブラインドコーナーの先を予想しながら走る
- 世の中一般で言われる「かもしれない運転」。左コーナーの先には,先行車が停まっているかもしれないし,いのししが突進してくるかもしれない。常に気を抜かず,ダラダラついていかないよう,注意すべし。
- 【対策2】日ごろから急ブレーキの練習をしておく
- 普段から,遠くの赤信号に合わせて惰性で停まるのではなく,ちゃんとブレーキで停まる練習をしておくべし。さらに,安全な場所では,フルブレーキの練習もちゃんとやっておくべし。
危ない状況になったら,さっと銃身重心(ATOK・・・)を下ろして,前後ブレーキの絶妙なバランスで,スリップすることなく最短距離で停まる。
こんな,ブレーキの達人になれるよう,普段からブレーキを使い,たまにはフルブレーキの練習をしてみることも大事そうです。
最後にいつもの,ヒヤリ・ハット記事のように一句。
(いつでもフルブレーキというのはまずいか・・・)
それでは,また次回のヒヤリハットでお会いしましょう!(←それもまずいよ)
- 【2013.11.20追記】
- 動画の画質がずいぶん悪かったので改善しました。なんだったんだろ・・・?
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