【後編】富士箱根の4峠・山を乗り越え210km
前半の超山場(山伏峠)が終わっているので,後半は小さなアップダウンに見えますが,意外と大変です。
富士箱根210km前編では,藤沢から山中湖,御殿場までの110kmの道のりを紹介しました。
に続き,後編では御殿場から箱根,大観山を上って湯河原に下り,藤沢まで帰る残りの100km分を紹介します。
例によって上り坂画像のオンパレードですが・・・(笑)
【注意】
番組制作の都合上,全編にわたってゲンナリな上り坂画像が頻出します。坂嫌いの方は気分が悪くなるかもしれませんのでご注意ください♪(^^)
【13:15,120km】御殿場から乙女峠を越えて仙石原へ下る
昼食休憩(15分)後は,まず,乙女峠(標高810m)を越えて箱根に向かいます。
乙女峠を越えるには距離7.5kmで標高差380mを上らなければならず,上る前から「大丈夫かいな>自分」と思ったのですが,予想通り結構きつかった・・・。
勾配は5%前後なのですが,車の通行量が多く,疲労してきてうっかり蛇行しないよう,気を抜けない上り坂になりました。
ただ,峠から見る富士山は,雲に隠れつつもすばらしい絶景でした(^^)
結構きつかったけど,根性で乙女峠に到着~
SONY DSC-RX100峠からの眺めは最高でした(^^)
SONY DSC-RX100全長800mの乙女トンネルを全力疾走で抜けて(歩道が無いのよ)箱根側に入ると,あとは例によって重力にで下るだけなので,特筆することはなく,15分ほどで仙石原に向かう交差点に到着です。
歩道がなく,1km弱もある乙女峠。全力疾走で通過!
SONY DSC-RX100
【14:40,135km】仙石原~元箱根
仙石原はススキが有名ですが,まだ8月ということで,さすがに見ごろには早すぎでした。
でも,台ヶ岳の裾野に広がる草原は雄大で,「自転車で来て良かったな~♪」を味わうことができます。
この日はミニミニ三脚を持ってきていたので,道路を挟んだ反対側の柵の上にカメラを据えて記念撮影です。
わざわざ三脚使ってまでこの写真。撮る意味あったのか・・・?
SONY DSC-RX100こんな小さな三脚を持ってきてました。あまり意味なかったけどさ・・・。
au Infobar A01ここから先,元箱根までの道のりは,実に無駄にアップダウンを繰り返します。
100~200mくらいの標高差を上ったり,下ったりしながら走るので,15kmの道のりでちょうど1時間も要してしまいました。
まぁ,途中で記念写真なんかやっていたせいもありますが(しかも,また失敗してるし)。
桃源台でも同様にセルフショット。同様にミスしてますが・・・。
SONY DSC-RX100まったく無駄にアップダウン・・・。
SONY DSC-RX100元箱根。定番のフォトスポットでパチリ。さて最後の上り,いきますか!
SONY DSC-RX100
【15:30,142km】元箱根~大観山
芦ノ湖湖畔でまた補給(羊羹+あんぱん+ポテチ・・・)し,本日最後の上りとなる(と思っていた)大観山を目指します。
元箱根からは距離6kmで標高差300mほどを上るのですが,ここまで来ると,精神的に坂の辛さをまったく気にしなくなっていました。
もともと坂は嫌いではないのですが,それでもキツイ坂はキツイと感じながら走っています(Mですし)。しかし,大観山の上りでは「キツイ」と感じることなく,淡々と走り続けました。
今思えば,ランナーズ・ハイ,クライマーズ・ハイのような状態だったのかもです(^^)
勾配決してゆるくはないのだけど,気温が低いのも味方してくれました。
SONY DSC-RX100この日は曇りがちな天気だったのですが,大観山へのアプローチのときだけ,雲がススス~っとよけてくれて,富士山と芦ノ湖の大パノラマを楽しむことができました。
名残惜しいけど,先を急ぎましょう!
SONY DSC-RX100
大観山にはRHC号で1回だけ来たことがありますが,595号になってからは初めて。ここに来るまで140km,残り70kmもありますが,最高のご褒美でした(^^)
典型的な,「あと少しで頂上」の図。
SONY DSC-RX100595号では初めてです。記念写真を一枚(^^)
SONY DSC-RX100
【18:30,210km】湯河原DH~小田原~藤沢
大観山まで上ってしまうと,大好きな「上り坂」は本日終了。
後は湯河原まで20km弱の苦手ダウンヒルと,藤沢までの退屈な平地走行が待っています。
大観山にはレーダーサイトがあります。ここから,20km弱の長いダウンヒルが始まります。
SONY DSC-RX100幸いだったのは,平日ということで大観山~湯河原間のダウンヒルではまったく車が走ってなく,自分のペースでガンガンブレーキを掛けながら,のんびり下ることができました。
でも,やっぱり,下りはイヤだなぁ・・・。
湯河原から小田原は,うっかり忘れていたのですが,ちょっとしたアップダウンが何回かあります。
本日初の海辺走行。
SONY DSC-RX100湯河原で海抜0mまで下ってきたのに,また100mくらいまで上ったり下ったりになります。
が,大観山でさえ苦痛をまったく感じなくなっていたので,100mくらいの小山なんて,ほとんど「丘」,いや,「段差」くらいの感覚でどんどこ走り抜けます。
あれ,結構,上り坂あるんじゃん・・・。
SONY DSC-RX100
小田原から藤沢は国道1号を主体に35kmほどあるのですが,ほぼフラットな道のり。
夕方でだんだん暗くなってきたこともあり,家路を急ぎます。
びっくりしたことに,この区間では最高45.9km/hを記録し,平均でも28.5km/hというハイペースで,ひたすら東へ東へと急ぎました。いったい,どこにこんなパワーが残っていた!?
【18:30】ついに200km/日達成! & まとめ
小田原からハイペースでかっ飛ばし,我が家に着いたのは18:30。
初の200km/日超えですが,他にも色々自己新記録を打ち立てています。
- 「200km/日」達成!
- 「3000m上昇/日」達成!
- 「7000kcal消費/日」達成!
- 「2.5kg体重減/日」達成!(笑)
210km,3000m,7300kcal。どれも自分ランキング1位です(^^)
SONY DSC-RX100
予想では足腰立たないくらい疲弊しまくると思っていたのですが,意外にカラダは元気で,時間の制約の方が厳しかったです。
以下,順不同で,色々振り返ってみました。
【早起きが大事】
今回は5時に家を出ましたが,予定していた4時に出ていれば,もっと明るいうちに帰れたと思います。
朝も夜も「暗い道を走る」のは同じなのですが,夕方・夜の方は「急がないと暗くなる~」というプレッシャーがあって精神的によろしくないです。(車両通行量も違いますしね)
暗くなってきた~,いそげ~!!
SONY DSC-RX100
【荷物は軽めに!】
今回は,いつものカメラ用品のほかに,念のための輪行用品も携行しました。
真夏でダブルボトル体制なので,ケージへの装着は諦め,輪行セットはドイターに詰めました。
また,食料品を多く持ちすぎたため,出発前のドイターは2.8kgもあり,このせいで中盤から珍しくケツが痛くなってしまいました。
輪行セットはやむをえないとして,食料品はコンビニで買うようにして,なるべく最小限度の荷物でいけるよう工夫が必要です。
どう見ても,食糧多すぎ。途中でコンビに寄るんだから,そこで調達しましょう。
SONY DSC-RX100【楕円リング(ROTAR)好調!】
今回は新調したばかりのROTARのテストランも兼ねていたのですが,想像以上に快調でした。
心配していたフロント変速性能ですが,数十回もアウター・インナーを切り替えましたが,一度もミスることなく,むしろ純正よりいい感じでインナーからアウターに上ってくれていました。
また,肝心の楕円による効率向上の方は,比較対象が無いので,なんとも分からんのですが,少なくとも「純正より悪くは無い」ということだけは確かです。
【Edge705やばし!】
いつものように,事前にルートデータをRouteLabで作成してEdge705に格納し,当日はEdge705のナビに従って走りました。
曲がり角で適切に指示してくれるのでコースで悩まないし,おおよその到着時刻(ETA; Estimated Time of Arrival)を常に出してくれるのが助かります。
しかし,使い始めて3年になるEdge705ですが,バッテリーの持ちが非常に悪くなってきてます。
だいたい4時間くらいしか持たない感じなので,スマホ用の充電バッテリーが手放せません。
そろそろ,810Jあたりへ更新しろという合図なのでしょうか・・・(笑
なんか表示もアヤシイ・・・。
現在時刻14:05で,残り90.7kmもあるのに,到着時刻は14:28。300kmくらいで走れってこと!?
こんなところです。
次回は,早起きして,食料品を控えめにして,Edge810Jを手配して臨みたいと思います。
おしまい。(^^)
- ■「富士箱根」カテゴリー内の前後記事
-
- 1件古い記事 :【前編】富士箱根の4峠・山を乗り越え210km