初めての実家ポタ(その2 阿武隈川CR編)

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のどかだな~♪ どこまでも平らな阿武隈川サイクリングロード。
のどかだな~♪ どこまでも平らな阿武隈川サイクリングロード。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

LGS RHC号を持ち帰っての実家ポタは,早朝4時のカブトムシ取りやユウキチ君との釣り,一族全員でのコテージ宿泊などのイベントにより,1週間も滞在した割には3回しかできませんでした。

1回目は昨日紹介した「本ブログ内の紹介記事へ摺上ダム編」,2回目は福島市西部のフルーツラインを走ってみたのですが,あいにくの濃霧と向かい風でさんざんな目に遭い,命からがら(おーばー)家に辿り着きました。写真もほとんど無いので省略です(涙)

3回目は,阿武隈川サイクリングロード(CR)をのんびりポタしてみました。のどかな川原のCRをのんびり走って帰るはずだったのですが……。

福島市内を流れる阿武隈川には全長22kmに渡るへ阿武隈川CRが整備されています。阿武隈川はかなりデカイ川(1級河川)で,その脇の大きな堤防の上が舗装され,ロードバイクでも走ることができるようになっています。藤沢の家の近所の境川CRと比べると,堤の上を走るので視界も良好,その上,フェンスも車止めも無いので,とっても開放的なCRです(多少,路面が荒れていますが,問題なし)

家の近所の阿武隈川CRの入り口。ちょっと路面は荒れています。
家の近所の阿武隈川CRの入り口。ちょっと路面は荒れています。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

ところが,ふくすま全般に言えることですが,都内や湘南地方に比べてスポーツバイクに乗る人口が極端に少ないのか,どこを走ってもロードバイクにもMTBにも出会うことがほとんどありません。そのため,せっかくのCRではあるのですが,実はガラガラであり,境川CRや渋滞で有名(?)な多摩川CRなんかに比べると,とっても走りやすいCRです。

どこまでも続く一人旅。走りやすいCRなのになぁ……。
どこまでも続く一人旅。走りやすいCRなのになぁ……。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

今回は,昼の10時頃に急に思い立って阿武隈CRを走ってみたのですが,あまりに走りやすく,また,例によって地図も持たずにあてどもなく走っていたため,気が付いたら福島市の中心近くまで来てしまいました。

家族には「ちょっと出かけてくるよん♪」と言って飛び出てきた手前,そろそろ戻らないといかんな,と思いUターンをしようとしたその刹那(おーばー),眼前に「信夫山」の勇姿が現れたのです。

なんて,ちょっとオーバーに書いていますが,信夫山は「しのぶやま」と読み(のぶおやま,ではない),福島市中心部にポヨンと置いてある小さな山です。標高は250mほどですし,てっぺんにテレビ塔が立っていることからも,「福島の湘南平」と言っていい感じです。

あ,湘南平だ!(笑) いや,信夫山です。
あ,湘南平だ!(笑) いや,信夫山です。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

信夫山は小さな山ですが,中腹には羽黒神社や月山神社などの神社もあるし,展望台からは福島市内が一望できることから,福島市近郊に住んでいてこの山を登ったことがない人はいないのではないかと思われる,愛すべき山なのです。

それほどまでの名峰(?)であれば,やはり,自称ヒルクライマーとしては登らざるを得ず,「そろそろ戻らないといかんな」という思いとは裏腹に,ハンドルは信夫山方面を目指して大きく右に曲がっていったのでした。

帰ろうと思ってるんだけど,山を見るとつい……。
帰ろうと思ってるんだけど,山を見るとつい……。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

信夫山の入口は,いきなり8%くらいの急坂からスタートします。しかも,路面は妙に凸凹しており,おかげでタイヤの固いロードバイクはガタガタ,ガタガタ揺れまくります。この非ケツフレンドリーな路面ではとても座ってはいられないのでダンシングに切り替えると,今度はガタガタ攻撃のせいでリアタイヤのグリップが失われ,力を掛けるたびにスリップしてしまいます。

信夫山への入り口。意外と激坂&路面凸凹。
信夫山への入り口。意外と激坂&路面凸凹。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

同じような,「リアタイヤつるつる現象」は本ブログ内の紹介記事へ昨年末の亀ヶ谷坂でも経験しましたが,あのときは濡れた路面でのスリップでした。今回はガタガタでのスリップだけに,余計に力をロスしました。なんだか,ペダルにかけた力の20%くらいは無駄に大気に放出した気もしますが,なんとか根性で最初の激坂を上りきることができました。

そこから先は,普通の山(?)と同じように,平らな舗装でしたので,いつものように超低速ギア×高ケイデンス×シッティングというスタイルでゆっくりゆっくり登っていきました。

激坂の次はやたらと細い上り坂。ここで話しかけられても余裕が…(涙)
激坂の次はやたらと細い上り坂。ここで話しかけられても余裕が…(涙)
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

途中,あまりのゆっくり登りのせいか,徒歩で登っているご家族のお父さんから,「元気ですねぇ」「どちらから?」「いい自転車ですねぇ」「お一人で?」などと話しかけられたのですが,なんせこちらは,心拍数160bpmを越えていますので,「へぇ」「ふぅ」「ほぃ」「んが」くらいしか返せませんでした。

「なんだあいつ,話しかけてやったのに『ひぃ~』や『むはぇ~』しか返してこなかった。けしからん!」と思われたかもしれませんが,おいらのトレーニングが不足しているからでありまして,ゴメンなさいです(笑) 次回,このようなエセクライマーを見つけたときは,背中やお尻を押してあげてください(^^)

さて,スリップしたり息が切れたりしましたが,所詮はたったの250mの小山ですので,30分ほどでてっぺんに到着。展望台からの眺めに感動しつつ,麦茶を飲んで一休みです。

ついに展望台到着~♪ ここを登ったサイクリストは全員撮っているであろう一枚。
ついに展望台到着~♪ ここを登ったサイクリストは全員撮っているであろう一枚。
RICOH Caplio GX100 + 5.1-15.3mm

帰り道は,「そろそろ戻らないといかんな(またかよ…)」との思いから,実家まで一直線の幹線道路を走ろうかと思ったのですが,やっぱり阿武隈川CRののんびりコースに気が惹かれてしまい,結局は往路と同じく,阿武隈川の堤防の上を,ずっと下ハンドルを握って,ケイデンス90rpmで気持ちよ~く実家までクルージングして帰りました。(どこのCRもこんな感じだったら利用するんだけどなぁ~)

というわけで,2回に渡ってお届けしてきた,初実家ポタは今回でオシマイです。明日からは,いつもの湘南・鎌倉ポタに戻ります~。(暑いだろうな・・・)

【本日の走行データ】
 コース :実家→阿武隈川CR→信夫山
 所要時間:10時00分~12時30分
 走行距離:27.5km
 走行時間:1時間6分46秒
 平均速度:25.4km/h
 最高速度:55.6km/h
 最大斜度:18% (驚!)
 最大心拍:177bpm (たぶん,話しかけられてた時)
 平均心拍:132bpm
 平均ケイデンス:70rpm
 消費カロリー:766kcal


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2008年07月25日 | カテゴリ:  その他 | ID: 957
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