ロード乗りとして，恥ずかしい事件を起こしてしまいました・・・。

富士山５合目にて

富士ヒルクライムの試走のために，５月末にスバルラインを走りました。

本当は，Noguさんや，しらかっぱさんのような，ドＭ仲間（笑）の方々と走りたかったのですが，なかなか休暇や天気の都合が合わず，結局，一人で上ることになりました。（この「一人」というのがキーなのですが・・・）

試走の様子は当時の記事を参照していただくとして，恥ずかしい事件を起こしてしまったのは，スバルラインを上りきった富士山５合目でです。

写真を撮ってもらう

無事に自己ベストを更新できてご満悦のおいらは，５合目にある記念碑にLOOK号を立てかけて記念写真を撮ろうとしました。

すると，そこに，若い外国人の女性が声をかけてきました。

どうも，英語圏の人ではないようで，片言の英語で“May I take your picture?”みたいなことを話しかけてきます。

どうも，おいらの写真を撮ってくれるようなのです。

一人旅だと，どうしても自分自身の写真はほとんど撮る機会がないので，喜んでお言葉に甘えることにしました（もちろん，おいらも片言です。笑）

で，おいらの，普通のデジカメ（SONY DSC-TX10）で撮ってもらったのが，この写真です。

恥ずかしい事件は，この直後に発生します。

日本人ロード乗りがお趣味？

せっかく写真を撮ってもらったので，こちらも撮ってあげるのが礼儀ですので，（片言の英語で）“May I, too?”と聞くと，その女の子は“Thank you! Just wait.”と言って，バックパックをしばらくゴソゴソ。

で，出てきたのが，AppleのiPhone 4。これで撮って欲しいとのこと。

ところが，おいらに渡されたiPhone 4はカメラ撮影モードになっていたのですが，液晶画面にはおいら（日本人，４２歳おっさん，ロード乗り，ローン＆妻子持ち）が写っているのです。

この時点でおいらは混乱してしまいました。

「写真を撮って♪」とカメラ（携帯）を渡されたけど，写っているのはおいら。

変なロード乗りの格好をした日本人おっさんが趣味の女の子には見えなかったので，“How can I?”と操作方法を聞いてみたところ，“Just do it!”（これはウソ，NIKEじゃん）と言うので，そのままシャッターボタンを押してみました。

ボタンを押すと画面が切り替わったりするかも，なんて思ったりもしたのですが，そんな不思議な機能はなく，撮影が終わったiPhoneのRetinaディスプレーには，日本人ロード乗り42歳の顔がバカでかく表示されていました（当たり前）。

明らかに彼女のお望みとは違うと思うんだけど，「どうぞ・・・」と女の子に渡したところ，彼女は一瞬目が点になり，その後，大爆笑に。

確かに，「写真を撮ってください♪」とカメラを渡したら，そのおじさん，自分を撮った上に「どうぞ・・・」と出してきたら，そりゃ，目が点ですよね（笑）

あぁ，恥ずかしい。

なぞは解決（＾＾）

残念ながら（？），彼女は日本人ロード乗りおじさんマニアではないようで，間違って，フロントカメラで撮影する「自分撮りモード」で渡してしまっただけでした。

彼女も一人旅なので，いつも「自分撮り」ばかりしているのでしょう。

しば～らく笑い続けていましたが，収まった頃に，ちゃんと，「他人撮りモード（？）」で彼女を撮ってあげることができました。

いやはや，恥ずかしかった～！

おいらも，スマホに！

というわけで，最新のスマートフォン（スマホ）を知らないばかりに，ロード乗り，いや，日本人のおっさんすべてに泥を塗ってしまいました。

それもこれも，おいらがスマホを持っていないのがいけないのです（かなり強引な論理展開が・・・）。

そこで，FHCが終わって一息付いた（というか燃え尽きた）７月に，スマホデビューをしてみました。

幸か不幸か，おいらが愛するInfobarにはフロントカメラはないので，こんな恥ずかしい事件を起こす心配はありません。

が，カメラをちょっとやりとりしただけで，あんなに楽しい（恥ずかしい）思いを共有できるのも，カメラの楽しさカモ。

日本人相手にやると「バカじゃないの？」になるかもしれないけど，外国人さん相手だと，意外と楽しいコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。

・・・，なんてキレイに（？）まとめてみましたが，やっぱり，恥ずかしかったよぉ～ぅ。周りの日本人も笑っていたし。

ま，いきなり，フロントカメラで「二人撮り」に持ち込まなかっただけマシか（笑）

みなさんも，お気をつけて～（＾＾）

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