FC-7950 debut!! (初乗り感想)
辻堂海浜公園でお休み中の595号とFC-7950。もうひと漕ぎして帰りましょう~
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar我が家に到着してから早3週間,ようやく,DURAクランク(FC-7950)を試してみることができました。
週末になると子供の運動会があったり,天気が悪かったり,ツマにこき使われたりとさまざまな障害(?)がありましたが,無事に乗り越えての初試乗です。
本日のコース
本当はヤビツでのデビューを果たしたかったのですが,残念ながら先週末は土日ともに天候が優れませんでした。
日曜日の朝になって,ようやく晴れ間が見えてきましたが時すでに遅し。こんな時刻からでは,起床→ヤビツ→家で朝食という,「家族に気づかれずにヤビツ」は無理そう。
というわけで,日曜日の朝食を終えてからの2時間だけ,鎌倉界隈を一周してきたのでした。
で,試乗(自分の自転車だけど)結果は?
今回のクランク交換は,下記の3点が目玉です。
- 【目玉1】105→DURA-ACEへの換装
- まぁ,当たり前ですが・・・。DURAクランクになることによって,剛性が上がる,変速フィールが向上する,軽量化する,などのメリットが考えられます。
- 【目玉2】クランク長が170mm→172.5mmに変更
- これが一番心配なのですが,クランク長を(一応)股下サイズに合わせて172.5mmに2.5mmほど伸ばしてみました。普通に考えればトルクが上がると思われますが,長くなったクランクを回す技術がなければ,より回らなくなってしまうこともあるそうです。大丈夫かな・・・。
- 【目玉3】BBをTOKENのセラミックベアリングBBに換装
- 交換前はUltegra BBだったのですが,びっくりするくらい回転が重たかったのです。乗車してトルクをかけて回し始めれば関係ないらしいのですが,やっぱり,軽く空回りしてくれるBBの方が精神的にうれしい。走りの効果があるかどうかは不明ですが・・・。
こんな感じで,さまざまな期待(と不安)が寄せられているDURAクランク交換。
いまいち気に入らないデザイン(なんか,重苦しい)も,まぁ,許せる範囲・・・か?
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar日曜日の昼間に30kmほど走っただけなので,これだけで判断するのは早計ですが,とりあえず第一印象としては以下のとおりでした。
クランク長は特に問題なし(^^)
前述のとおり,2.5mmほどクランクを長くしていますが,これによって回しにくくなったりすることはありませんでした。
というか,正直に言ってしまうと,170mmの時と違いを体感することはできませんでした。
「より良くしよう(重いギアを踏みたい)」を思って換装したのですが,とりあえずは,「悪くなってないぞ」というレベルです。
微妙にクランクが長くなっていますが,もちろん,ぜんぜん分かりません。190mmくらいあれば見た目も変わるかと思いますが(笑)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarこの部分を見ない限り,自分でも気が付かない・・・(笑)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2D下手すると,一生分からないのかもしれませんが,まずは,ヤビツに行って試してみることにしましょう。ずっと,高トルクの11kmですから(^^)
変速性能はすばらしく向上!
書き忘れていました(一番興味のないパーツのせいかも)が,フロントディレイラ(FD)もDURA化しています。
組み立て直後は調整が不十分なせいか,「たまにスパッと切り替わるけど,半分くらいはモタモタ」みたいな感じでした。
平日夜にローラー台で微調整を繰り返したおかげで,だいぶ軽く切り替わるようになっていたのですが,実走すると,その性能にびっくりしてしまいます。
ほとんどの場合で,インナーからアウターに「スパッ」と切り替わってくれます。これだけ快適にアウターに切り替えられるなら,電動なんて特に必要性はないような気がします(強がり?笑)
ちなみに,アウターからインナーは,従来(Ultegra FD+105クランク)と大差ありません。
セラミックベアリングは軽い~
といっても,走りで体感できたわけではありません。
30kmとはいえ,ぐるぐると走り回ることで,クランク・BBになじみが出たのかもしれません。手で空転させると,びっくりすくらい良く回ってくれるようになりました。
本当は「赤」が良かったのですが,「ゴールド」になってしまったBB。目立つなぁ・・・。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-TessarUltegra BBの時は1回転がやっとでしたが,軽く4回転はしてくれます(来週には,また動画撮ってみます)
素直にうれしいナリ(^^)
ミニタイムアタックの結果
実は10月はまったく595に乗っていません。
なんと,この「試乗」で2回目なのです。いくらなんでも乗らなさ過ぎです・・・。
当然ながら,べらぼうな運動不足状態なのですが,無謀にも源氏山ミニTTに挑戦してみました。
本当はヤビツでタイムを計るのがいいのですが,ご近所でタイムデータを蓄積していて調子を見やすいということで源氏山に行ってみたのです。
結果は,下記のとおり,予想に反してベストタイムに迫る2分45秒でした。
ホイール | SHAMAL Ultra 2way-fit |
---|---|
タイヤ | FUSION3 TL |
コース | 梶原バス停前→源氏山頂上 |
タイム | 2分45秒 |
走行距離 | 1.05km |
最高速度 | 44.8km/h |
平均心拍 | 178bpm |
最大心拍 | 182bpm |
平均ケイデンス | 72rpm |
最大ケイデンス | 118rpm |
残念ながら自己ベストタイム(FHC直前,2分40秒)にはわずかに及びませんでしたが,最近の運動不足を考えれば上出来ですし,過去の記録に比べれば(おいらとしては)結構早いタイムです。(この夏は,ずっと3分近いタイムでした)
今回はSHAMAL+FUSION3の組み合わせ。次回はMV32T UL+Recordで再挑戦じゃ!
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarまた,この日は超軽量ホイールのMV32T ULではなく,重たい(ってわけでもないのだけど)SHAMAL Ultraに,重たい(これは本当)FUSION3 TLを装着していたというハンデがありましたので,この点も考慮すると,クランク交換効果は大きそうです(^^)
序盤の平坦部分では45km/hまで出していますが,特に高いケイデンスで回しにくいということはありませんでした。
また,坂セクションでは勾配5~8%が続きますが,ファイナルロー(25T)を使うことはなく,21Tまでで我慢して登りきることができました。
おいらみたいに,超軽量ライダー(175cm,55kg)の場合は,少しくらいクランクを長くして重たいギアを踏めるようにしたほうがいいのかもしれません。
ケイデンスが低いところはダンシング部分。ずいぶん,こまめに立ち上がっています(^^)
まとめ
というわけで,たった30kmでしたが,FC-7950の初乗りは大満足のうちに終了です。
気になっていた172.5mmクランク長も問題なさそうですし,試しに挑戦した源氏山TTでも,まずまずのタイムを出すことができました。
この要因はおそらく下のようなものかと思われます。
- 車体が200gほど軽くなった
- クランクの剛性が上がった
- クランク長が体に合っている
- Newパーツのおかげでモチベーションが高まっている
この中でも,実は4.が最大の要因であることは間違いがありませんが(笑),理由はどうあれ,少しでも早く走れるようになったことはうれしい限りです。
さて,次はいよいよ実戦(ヤビツ)で試してみるのだ~!
(11月下旬になると,左足が痛んでシーズン終わり。時間が無い~)
ギアをインナーにして,どんどん上ろう!(^^)
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