スバルライン試走結果(前編)
おいら史上,最高に天気のいいスバルラインでした(^^)
SONY DSC-TX105月18日(土),事前の予告どおり,富士ヒルクライム(FHC)のための富士スバルライン試走に出かけてきました。
去年の雨本番とは正反対の,暑いくらいの超快晴のもと,昨年タイムを上回るべく一生懸命がんばってきてみました(^^)
今年はみんなで
例年,平日に休みを取って一人or二人で試走に出かけていたのですが,今年は土曜日に行くことにしたおかげで,Noguさん夫妻,panpanさん,o-donくんと合計5人で走ることになりました。
今回の試走スペック(?)は以下のとおり。
項目 | 仕様(?) | 備考 |
---|---|---|
出走時刻 | 10時30ごろ | 久しぶりのNoguさん,o-donくんと話し込んで遅くなってしまった |
目標タイム | 1時間32分 | 一応,昨年の試走タイムは超えたい! |
天気 | かつてないほどの快晴。ふもとは暑いくらい | アームカバーをしないで走り,大変な日焼けになる・・・ |
荷物 | 厚手ウィンドブレーカー,冬タイツ,ネックウォーマー,冬グローブなどを軽量リュックに。 | 冬グローブは暑くて不要でした。 |
駐車場 | 北麓公園駐車場。富士吉田ICのすぐ横。 | ものすごい数のロード乗りたちが参集していました(もちろん,みんな試走) |
試走とはいえ,昨年の試走タイム,1時間32分を切れるように全力で頑張ってみる所存であります。
出発直前の595号。リアタイヤは先週交換したばっかりのRecordだ!・・・
SONY NEX-5N + E18-55mm
試走の様子
全員一緒でスタートすると,先にゴールした人が延々と待つことになってしまうので,いつものように,去年までの持ちタイム,試走での本気度合い(?)などを考慮して出発順を決めます。
Noguツマさんとpanpanさんは「試走」というより「観光」に近いので1時間以上前に出発。
以後,Noguさん→30分→おいら→10分→o-donくんの順でスタートしてみました。
休日ということもあって,過去の試走では見たことがないくらい,たくさんのヒルクライマーが走っていて,スタート直後の料金所ではプチ渋滞してしまうくらいでした。
毎回だまされる,この看板。1合目ではなく,1合目下の駐車場です。くそ~
SONY DSC-TX10さすがに走り始めると集団はバラけますので,いつものように孤独な己との戦いです(かっこいい!?)
走りの細かい部分については,正直言って,去年の試走と変わりません(笑)
一言で言って,「とにかく長い。以上!」
とにかく長い。でも長い。やっぱり長い。
SONY DSC-TX10スバルラインの長さについては毎年思うところなので,今年はスタート前から「どうせ,長いんでしょ・・・?」と冷静を装っていたのですが,やっぱり長いです。
一応,GWには3回もヤビツ峠(全長12km)を走っていますから,3合目まではそんなに長さは感じませんが,4合目から先が本当に長い。
これは,完走したみなさんに共通の感想みたいですが,4合目から先は勾配が8%前後の(スバルラインとしては)急坂が現れますし,疲労も限界に達しつつあるので,実際の距離より2倍くらいも長く感じてしまいます。
ま~た今年もo-donくんに抜き去られたよ。さすが,シルバーリング!
SONY DSC-TX103合目を過ぎた地点で,先にスタートしていたNoguさんと遭遇したのですが,まったく同じタイミングで,10分後にスタートしたはずのo-donくんに捕まってしまいました。
やけくそダンシング30km/hバージョンで逃げ切りを図るものの,わずか数秒でATPを使い果たし(笑),去年同様,すいすい走るo-donくんに抜き去られるのでした。その後,4合目以降はどんどん差がつくばかりで,さようなら状態です・・・。
最後の平坦区間(極楽浄土)は,あまり風が吹いていなく,30km/hくらいで巡航したのですが,途中でわりと大きめの人に前に出られたおかげでスリップストリームになり,最後の激坂は比較的楽に登ることができました。
まぁ,ゴール地点では新品クリートを外す気力が残ってなく,よろよろと倒れそうになり,Noguツマさんやpanpanさんには心配をおかけしました(^^)
結果&簡単な分析
一応,昨年の試走タイム(1時間32分)を目標に走ったのですが,結果は,
1時間31分でした。
まぁ,一応は更新しましたが,毎年1分ずつしか進化できないタイムが,なんだか,上村愛子(モーグル)のような感じです(違)。
過去の記録を振り返ると,試走→本番ではだいたい10分程度の短縮が見られますので,この調子で行けば,本番は1時間20分くらいでのゴールになりそうです。大目標(シルバーリング,1時間15分)にはまだまだ遠いですなぁ・・・。
毎回,本番は試走より10分ほど短縮できています。今年は・・・?(^^)
また,いつもヤビツで使っている,簡易パワー計算エクセルシートを使って各区間での出力を計算してみた結果は以下のとおりです。
太い青線が今回。後半のヘタレぶりが顕著です・・・。
自前エクセルシートで作成一目で分かるのは,「試走2013」は後半のヘタれ度合いが顕著です。最後の最後でちょっと持ち上がっていますが,これは前述のスリップストリーム効果によるものと思われます(^^)
一方,心拍数の方はほぼ一定で180bpmを保ったままゴールしています(4km付近のサボリが気になりますが)。
心拍は,ず~っと180bpmで安定しています。
Garmin Training Centerおいらの走りは,ヤビツでもたいていこんな感じで,心拍は安定しているのですが,終盤になって脚が乳酸に耐えられなくなって終わっていく(悲)というパターンです。
それにしても,44歳にして(しかも試走で)200bpmまで出ているというのは評価できるのでは?(笑)
試走の成果
今回の試走での成果は以下の3つ。やっぱり,一度は走っておかないと安心できないんです(^^)
【成果1】完走できる見通しが立った
これは,毎年,何回参加しても不安でしょうがないです。
常識的に考えて,24kmもの長~い上り坂を走るなんてありえないですから,一度は走っておかないと,精神的に安心できません。なんせ,東京日本橋をスタートして川崎あたりまで,ずっと上り坂というコースですから(しかも1200mも上る)。
2合目で苦戦中のおいら。まだ1/3くらいだぞ!(^^)
SONY DSC-TX10今年も,とりあえず完走できるめどは立ったので一安心。
【成果2】意外と衰えていないことが判明
今年は過去数年で一番乗れていない年(4月なんて2回だし・・・)です。
それでも,日ごろのローラー台のおかげか,寄る年波にも負けず,昨年タイムと同等以上の走りができたことがうれしい限りです(^^)
【成果3】本番向けの機材テスト
今年はSONYのアクションカムを付けて走ってみたのですが,懸案だったバッテリーの持ちで問題発覚。ゴール手前2~3分のところでバッテリー切れを起こして録画が終了してしまいました・・・。
最高画質モードだと,1時間30分が限界の模様です。
本番だともっと速く走れるはず(?)なのですが,保険のためにも,もう少し画質を落とすか悩みどころです・・・。
また,これは別記事で紹介予定ですが,試走終了後のダウンヒルで,過去最高級のリッチなトラブルに見舞われました。本番だったら大変なことになっていたので,試走の段階で判明して何よりです・・・。
【成果4】水不足危機に気が付く
この日は,とにかく天気がべらぼうによく(めちゃくちゃ日焼けしました),気温もかなり高めでした。
ドリンク(この日はポカリスエット,本番はCCD)は500cc積んで走ったのですが,4合目付近で残量がわずかになってしまい,空っぽにしないように気を使って走ることになってしまいました。
本番もこのような快晴の場合は,念のために750ccに格上げしておいたほうが良さそうです。トップ選手はドリンク量も減量するそうですが・・・。
【成果5】下り路面の凸凹に気が付く
去年までと比べ,下り側路線の路面の悪さが気になりました。
わりと大きな穴や溝が補修されないままになっていました。
今回は少人数でのDHなので自由に走ることができましたが,当日は大勢の選手がDHするので動きの自由度は減ってしまいます。
例年以上に,路面に注意を払って下ったほうがよさそうな感じです。
試走後の様子
5合目のゴールでは,いつものようにソフトクリームを食べました。
今年は試走自己ベスト更新祝いも兼ねて(うそ。食べたいだけ)2個食べることができ,本当に幸せでした。FB上でpanpanさんに笑われてしまいましたが(^^;
また,これまた恒例の富士山メロンパンを箱買いして,家で待つ家族へのお土産としました。
The first soft-cream。うまいなり!
SONY DSC-TX102個目(笑)
SONY DSC-TX10いつもの,罪滅ぼし土産(^^)
SONY DSC-TX10下山中。すばらしい,雲海でした。これだけでも幸せ(^^)
SONY DSC-TX10この後の下山では色々色々色々ありましたので,記事を新たに起こして紹介予定です。え~ん・・・。
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