最終回,まとめ編

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苦しかった4合目から先も,今となっては楽しい思い出です(^^)

苦しかった4合目から先も,今となっては楽しい思い出です(^^)

SONY アクションカム

生還速報,前日編,レース本番編,下山編(事故編?)と4回に分けてお届けしてきた富士ヒルクライム2013(FHC2013)。

最終回は,例年通り,今大会の反省をやって終わりになります。

まぁ,今年も色々あったなぁ・・・(笑)

レース結果の分析・反省

すでに何回か書いていますが,FHC2013でのおいらのタイムは「1時間23分」。

FHC2012が「1時間21分」でしたから,単純計算で2.4%ほど走りが遅かったことになります。

また,いつもの簡易パワー計算シートでFHC2013とFHC2012を比較すると以下のようになります。

青い線がFHC2013,緑の線がFHC2012。

10kmまでの序盤ではずっと今年の方がパワーで上回っていることが分かりますが,後半に向けて急速にパワーダウンしていく様子(涙)が分かります。

以下に,序盤,中盤,終盤の各場面での走りっぷりをまとめてみました。

場面評価内容
序盤
0~10km
昨年よりペースを抑えようと心に決めていたのですが,去年は相当抑えていたみたいで,今年はそれを少し上回るペースでの走りになりました。
それでも「致命的」と言うほど飛ばしすぎているわけではなく,緩斜面だけではなく,急勾配もサボらずに地道に走った結果と思っています。(ギアは駄目駄目だったけど)足取り軽くスイスイと走っていた感があります。
中盤
11~19km
×好調だった序盤から一転,中盤は大ブレーキ。例年,試走→本番で10分ほど短縮していたのですが,その違いは「中盤にヘタれずに走れるか否か」でした。今年は12kmを過ぎたころから左脚のガングリオン痛が酷くなって右脚頼みの走りになってしまい,ずるずるとタイムを失っていました。
しかし,この区間は序盤に比べて比較的勾配が緩いため,パワーダウンしていてもそれなりに速度が出せてしまい,ヘタれ度合いに気がつきにくくなっています。
本当は緩い勾配区間は速度を上げて「パワーを一定にする」必要があるのですが,ついつい,遅い速度で自分を許してしまっていたようです。
終盤
20~24km
パワーグラフでは出力が大暴落しているように見えますが,おいらの簡易パワー計算の欠点で,ほとんど重力抵抗しか考慮していない(=風向を考慮していない)ので,高速走行時のパワー計算はいい加減です。今年は,あまりうまく列車に乗れたとはいえませんが,去年の一人旅よりはずっとマシでした。ただ,最後の急坂は本当に堪えました。スバルラインを走るのは,試走・本番を含めて8回目ですが,初めて軽く蛇行してしまいました・・・(笑)

一番の敗因は11~19kmの中盤8kmで,この区間だけでFHC2012に比べて2分9秒ものタイムを失ってしまっていました。

まぁ,こんだけ脚が痛いと,しょうがないんだけどねぇ・・・。

いい感じの写真ですが,ずるずる後退していった中盤のです・・・。

いい感じの写真ですが,ずるずる後退していった中盤のです・・・。

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大小ポカのオンパレード大会

これまでの記事で,FHC2013ではさまざまなポカをしでかしていることはご存知かと思います(^^;)

いつもの年も決してパーフェクトではないのですが,それにしても今年は多いような気がしますので,ここに改めて表形式でまとめ,来年に同じミスをしないように記録と記憶にとどめておくことにしましょう。

たぶん,いくつかは再発するでしょうけど・・・(笑)

ポカタイトル中身反省
黄金スプロケット絶不調前日に会場で衝動買い&衝動取り付けしたのですが,取り付け方法を誤り7~10速が使えない「6速DURA-ACE」になってしまい,大いに苦しめられました。帰宅してから,ギア間に入れるスペーサーのうち1枚が微妙に厚みが違い,それを入れる場所が決まっていることが分かりました。この違いに気が付かず,6~7速ギア間に入れて組み上げ7速以上が使えなかった模様・・・衝動買いはいいけど,衝動取り付けはやらないこと!
計測タグをスポークにまで巻き付けこれはご愛嬌でしょう?(笑)でも,実際に走り始めてしまったら,フロントがロックして転倒し,去年のこれと同じ状況になった可能性も十分あります(怖)横着して立ったまま作業しないで,ちゃんと腰をかがめて作業すべきですね。それ以前に,当日朝じゃなくて前日に装着しておくべきです!
スタート直後に緊急ピットインウォームアップのころからおなかの調子がよくなかったのですが,北麓駐車場トイレ,大会会場トイレはいずれも激混みで我慢したため,スタート直後にピットインするはめになりました。過去と同じく,大会会場を少し離れた体育館トイレはかなり空いているので,こちらを利用すべし!
車載カメラ大破5合目からのダウンヒルを始めた直後に,車載カメラ(SONY アクションカム)が脱落して転がっていきました。カメラは修理すればいい(面白い映像も撮れたし?)のですが,下手をすれば他人を巻き込んで事故にもなりかねませんでした。純正マウントだからといって安心は禁物のようです。ダウンヒルなんて撮ったって面白くもないので,来年は上りだけにしようかな。
会場預かり荷物の受け取り忘れ早朝に会場で預けた荷物は,半日たった後にはすっかり忘れてしまっていました。幸運にも(?)車の鍵を入れていたおかげで気が付いた(ドアが開かないから)けど,そうじゃなかったら,そのまま帰ってしまっていたかもしれない・・・。どんなに注意してもおいらは忘れる自信があります。今年と同じく,車の鍵を入れておくのがポカよけでは最善か・・・?



最後に

その他の,荷物の預け方や前日エントリーの方法などは,FHC2012FHC2011の方に詳しく書いてあるので,そちらをご参照ください(手抜きだ・・・)

今年は4回目の参加にして初めて,前年記録を上回ることができませんでした。

というか,ここ3回の記録が,82分→81分→83分ですから,この辺が現在のおいらの限界と思われます。いきなり,75分なんていう突然変異が起こるとは思えません。

一緒に行ったo-donくん(73分)と,何気なく普段の練習の話をしたら驚きました。二人とも似たような体型,年代なのですが,日々の練習があまりに違います。

項目おいらo-don
練習方法固定ローラー主体3本ローラーのみ
1回あたりの時間30分1時間
練習強度60% HR程度90% HR程度

なんだ,この練習強度・長さの差は?

おいらは,超低負荷(120bpmくらい)でちんたらと30分走って終わっているのに,o-donくんは170bpmや180bpmで60分もぶん回しているとのこと。

やっぱり,「75分切り」を目標にするには,相当頑張らないといけないなぁ。

と,心を新たにするものの,FHC以降,まだ1度もローラー台をやっていないおいらだったりします。

ま,7月になったら・・・ね?

来年への挑戦はスタートしたのだ!(^^)

来年への挑戦はスタートしたのだ!(^^)

SONY DSC-TX10



それにしても,毎回のことながら,5000任意上のヒルクライマーたちが自分の脚だけで5合目まで上ってしまうのって,本当にすごいですよね。

また,来年の6月に健脚を自慢しあいに集まりましょう!(^^)

みんな,自分の脚だけで雲の上まで上ってきたんだ。すごいよなぁ(^^)

みんな,自分の脚だけで雲の上まで上ってきたんだ。すごいよなぁ(^^)

SONY DSC-TX10

次回は,いよいよ,皆さんお待ちかねの(?)「黄金スプロケット(RECON)」の紹介記事です~



【おまけ】
すっかり掲載を忘れていましたが,FHC本番ではアクションカムのバッテリーをうまく使って,ちゃんと全線で録画完了できていたのでした。とはいえ,80分も見るのしんどいので,8倍速10分バージョンでどーぞー。


■「2013年」カテゴリー内の前後記事
2013年06月14日 | カテゴリ:  2013年 | ID: 10683
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