自転車へのデジカメ取付方法(工作編)
「自転車で走っているときの爽快な動画を撮ってみたい」。LGS SIX号の頃からやってみたくて,色々試してみたのですが,なかなかうまくカメラを車載(?)することができませんでした。
しかし,長年の研究開発の末(おーばー?),ついにほぼ完璧と思われる固定方法,「D2U字形固定法」(PAD.PEND。うそ)を発明することに成功しました!
自転車に車載カメラを付けてみたいと考える人は結構多いようで,ネットで調べると,色んな商品がありました。あさひで紹介されている「カメラホルダー」とか,加茂屋さんで紹介されている「ベロムービー」,また,楽天では「マルチクランプポッド」なるものも見つけてみました。
しかし,これらに共通の難点は,ちょっとお値段が張るところ。
そこで,家にある物+αでなんとかできないかとチャレンジしてみました。用意した物は,これだけ。
- 物置に転がっていたコンパクト三脚。KINGというメーカーでした。
- 近所のケーヨーD2で買った,U字形と平たい金具。90円なり。U字金具のビスの直径が,三脚のビス穴と合うことが必須です。んが,あまりに巨大でない三脚の場合,ビス穴はUNCの1/4インチサイズのはずですので,そんなに悩むことは無いかと思います。
- やる気と情熱(^^)
まず,物置に転がっていたコンパクト三脚をばらします。この手のコンパクト三脚は,雲台のハンドルを思いっきり締めてから雲台を左に回せば,台座ごと外れます。
すると,ビスさえあれば,どこかにでも取り付けられる状態になります。手元にコンパクト三脚が無いのであれば,自由雲台を買ってきた方がいいかもしれません。
次に(というほど手順は無いのですが...),U字形と平板の金具をハンドルバーなり,ステムなり,好きなところに取り付けます。そのまま付けるとキズを付けてしまいそうなので,自転車乗りなら誰でも何個か持っているはずの,ゴムの板を挟んで取り付けます。
で,U字金具のネジ山が飛び出ていると思いますので,ここに雲台を取り付けて完了。なんだか,ビックリするくらい簡単ですが,取付は全てビス止め。がっちりと締め付ければ,外れることはマズ無いと思います。
さんざん悩んできた割には,妙にあっさりと解決してしまった感じがありますが,まぁ,こんなもんなんでしょう。雨降りだった土曜日に,チビ達とD2にフラリと寄ったのが幸いしました。
さぁ,これで,いよいよ長~いダウンヒルや海辺の巡航運転とか,爽快な動画を撮ってみるぞ~。(どうやってブログ上に載せるのかが課題ですが......)
とりあえずは,明日,近所では一番長いダウンヒルができる,湘南国際村に出かけてみよう~
(^^)
【追伸】
金具はステムやハンドルバーの色と合わせた方がよさそう。意外と目立ちます。黒い金具売ってないかな・・・?
あと,やっぱり雲台はコンパクトな自由雲台の方がよさそうです。レバー式はちょいと邪魔かも。
【2008.2.12補足】
さっそくGX100を搭載して試しましたが,自転車の振動がレンズ鏡筒を揺らしてしまい,GX100は自転車動画撮影に向かないことが分かりました。可動部がとても多いGX100ですので,直づけはやらない方が無難のようです。現在,IXY Digital320での試行を模索中です~
【2008.2.17補足】
やわな三脚はダメそうです。ロードバイクの振動は意外とデカイので,だんだんとカメラが下を向いてしまいます。右下にもありますが,Velbonの中くらいの自由雲台(しかもクイックシュー)がかなりオススメです。(こちらの改善記事を参照)
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