自転車動画撮影のまとめ
2月頃,急に自転車で動画を撮ってみたくなり,デジカメを自転車に取り付ける方法を試行錯誤しました。「自転車ムービー」なんていうカテゴリまで作っていたのですが,いつの間にか姿を消し,「いずれムービーを紹介します」なんて書きつつも,自転車での動画撮影に関する記事はずっと忘れ去られていました......。
ここのところの天候不良でろくに自転車に乗っていなかったので,ネタ切れ対策として(?),自転車動画撮影について,今更ながらまとめてみました。
自転車へのカメラの固定は,色々試行錯誤しましたが,基本は変わっていません。カメラは雲台に固定します。そして,雲台をハンドルバーなどにU字金具を使って固定します。これだけで,雲台はガッチリとハンドルバーに固定することができます。
一番最初に動画撮影にチャレンジしたときは,非常に華奢(っていうかチープ)な三脚の雲台を使ったため,走行中にすぐ傾いてしまいました。また,カメラが雲台から外れてしまうという,恐ろしい事態も経験しました。
そこで,雲台をより頑丈なタイプに変更しました。また,雲台・カメラ間の固定も重要なため,事前にドライバーや10円玉で限界まで強く固定できる,クイックシュータイプに変更です。これだけの改善で,見違えるように頑丈に固定できるようになりました。
固定方法についてまとめると,
- 雲台はある程度頑丈(一眼レフを支えられるくらい)なタイプが必須
- 雲台はクイックシュータイプがオススメ
- ハンドルバーへの取付は,U字金具(UNC 1/4サイズ)で十分
- トピークの「トライバッグ」をトップチューブに付けておくと,撮影が終わったらすぐに収納できて安心です。
といったところです。
また,カメラについても最初はCaplio GX100を使っていましたが,光学手ぶれ補正やズーム機構のせいか振動に非常に弱く,動画もボロボロでしたが,それ以上にカメラの耐久性に影響を与えてしまいそうでした。
そこで,大昔の300万画素IXYを持ち出してきたところ,非常にいい感じに安定した動画が撮れるようになりました。
カメラについてまとめると,こんな感じです。
- 光学手ぶれ補正は不要。かえってガタガタになる。
- できればズームもない方が良い。ズームするわけないし。
- 操作スイッチ,特に動画・静止画の切替が明確なのがいい。麓までダウンヒルしたら,実は静止画モードだったことも多々あり。
- 壊れても惜しくないカメラの方が良い。落車はもちろん,平地を走っていても,ロードバイクのキツイ振動を受け続けるため,なるべく壊れてもあきらめがつくカメラにしておいた方が無難です。
「自転車ムービー」カテゴリはやめましたが,別にやる気がなくなったわけではなく,ツーリングの時には必ず車載して動画を撮っています(先日のヤビツで忘れたのはイタイ)。
後から見て楽しいのは,やっぱりダウンヒル。下り坂が非常に苦手なだけに,右に左にラインが逸れるので,迫力満点です(?) また,桜が咲く小道や海沿いの道などの動画も,後で振り返ってみると楽しいものです(たぶん,本人だけですが...)
家に古いデジカメ,壊れても惜しくないデジカメをお持ちの方。または,最高級デジカメが壊れてもイタくない財力をお持ちの方,自転車動画も意外と楽しいのでオススメですよ~。
- 【2008.12.5追記】
- 動画撮影で使っていた,IXY Digital320がお亡くなりになりました・・・。画面がガビガビになり,まったく撮影できません。やはり,ロードバイクの振動は,デジカメには相当こたえるようです。ですので,上にも書いたように,壊れても惜しくない昔のデジカメでお試しになることをオススメ致します。また,そのうち,なんらかの振動対策を考えてみたいと思います。ゴメンよ,IXY Digital m(_ _)m
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