自転車ガタガタ動画改善策実施完了
先日の初の自転車動画撮影は,ガタガタ動画になってしまい,残念ながら失敗でありました。しかし,失敗は発明の母,鉄は熱いうちに打て! 失敗の原因を色々分析し,早くも対策を打ち出してみました。
(この,趣味の自転車やカメラにかける情熱の一部でも仕事に振り向けろ,という意見もありますが......)
第1回自転車動画ガタガタ調査委員会の報告によると,ガタガタ動画となっている原因は,下記の3点であることが明らかになりました。
- デジカメとして,やたらと可動部の多いRICOH Caplio GX100を使っている。
- 格安三脚の雲台を使っているため,振動で緩んだり回転したりしている。
- デジカメと雲台の連結は,普通のネジ止めのため,付けるのが面倒&外すのが面倒である。手がかじかんでいると,やる気すら起きない......
以上3点の,調査委員会指摘を真摯に受け止め,関係各所と調整の結果(ウソ。全部おいらがこっそりやっている),下記の対策を施すこととしました。
- デジカメは,棚の奥底に眠っていたCanon IXY Digital320に変更する。
- 雲台を新規購入する。レバー式ではなく,自由雲台に変更する。
- クイックシュー方式の雲台に変更する。
1.のIXY Digital320は,5年ほど前に買ったコンデジ。300万画素,35mmくらいからの広角(望遠は分からん),ほとんど可動部無し,の自転車動画撮影には理想的(?)な機材です
2.と3.については,色々調べて悩んだ結果,Velbonの「QHD-41Q」という自由雲台に決定しました。自由雲台は,三脚メーカー各社から無数に出ていますが,ほどほどの強度があって,かつ,クイックシュータイプとなると急に選択肢が絞られます。同じVelbonでも上位タイプもあったのですが,頑丈すぎて重量増になる(取付はハンドルなので,あんまり重いとちょいと困る...)ので,QHD-41Qで落ち着きました。
QHD-41Qは小型ではありますが,積載重量は2kgまでOKですので,コンデジを載せるには十分すぎるくらい頑丈です。また,D70で使っている三脚とクイックシューが同一ということもあり,なにかと便利そうです。肝心の固定力は,格安三脚(の雲台)とは比較になりません。目一杯力を掛けてもびくともしません。
クイックシュータイプとしたことで,着脱がレバー一つで簡単にできるようになります。また,カメラの固定力で言うと,普通のネジタイプは手できつく締めるしか方法がないのですが,クイックシューの場合,シューの固定ネジをドライバーやコインで死ぬほどきつく締めることができます。
さっそく,改善策の実施も完了しました(って,付けただけですが......)。
とりあえず,ご近所ののんびり朝ポタで使ってみた結果では大丈夫そうではあります。あとは,来週あたり,湘南国際村の長~いダウンヒルで動画を撮ってみよう~!
(繰り返しますが,この無駄な情熱の一部でも仕事に活かせたら......)
【2008.06.12】
今回の対策でガタガタ動画は完璧になおりました。湘南国際村だけでなく,大観山なんかでも高速ダウンヒルしてみましたが全く問題なしです。いずれ,まとめた動画を紹介します。
【2008.07.08 追記】
ようやく,撮影した動画をまとめてみました。こちらです~
【2008.07.26 追記】
きんちゃんさんのご要望にお応えし,雲台とU字金具の取付具合を,もう少し詳しく載っけてみました。
こんな感じですが,いかがでしょう?
結局,雲台のネジ穴と同径のU字金具を用意してねじ込んでいるだけです。ただ,ステムとサイズを合わせなければならないので,適当な平金具も必要です。
全部合わせても100円くらいかと思いますので,雲台をホームセンターに持っていき(できればステムも...),色々現物あわせしてみましょう~
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