FHCはがき到着! & 予想タイム計算(^^)

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ついに参加ハガキ登場。初年度は8組スタートだったのに,今年は無謀にも3組だ。

ついに参加ハガキ登場。初年度は8組スタートだったのに,今年は無謀にも3組だ。

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日曜日,富士ヒルクライム(FHC)の案内ハガキが到着しました。

例年,ぎりぎりに到着するのですが,今年も残り2週間を切っての到着です。

このハガキが届くと,いよいよ「やばいな。もうすぐじゃん・・・」とケツ(脚?)に火がつきます。

今年の出走枠&駐車場は?

今年の自己申告タイムは,図々しくも「1時間15分」。

過去2回も含めた自己申告タイムはこんな風になっています。

参加年自己申告タイム結果感想
2009年2時間00分1時間29分いくらなんでも2時間は後ろ過ぎ。団子状態の集団からなかなか抜け出せませんでした。
20111時間30分1時間22分ちょうどいい感じでした。ミクに数秒負けましたが・・・。
20121時間15分初のサバ読み申告。大丈夫か?

去年の「1時間30分」申告は自分のタイムとほぼ同じだったおかげ(←いや,もともとそうあるベキなんだが・・・)で,とても走りやすかったです。

極端に固まった集団にはならなかったし,僅かに自分のペースの方が上なので,一人また一人と抜いていくことでモチベーションが維持できました。

今年の「1時間15分」は,もはや「夢」のレベルであり,周囲はかなり早いことが予想されますので,諦めないで付いていこうと頑張れるか,早々に千切れてしまうか,諸刃の剣です。

ただ,1時間30分で申告しているo-donくんには,ほぼ間違いなく抜かれるだろうなぁ。引いていってくれ~。


また,今年の駐車場は富士急ハイランド。これも,過去2回と比較してみますとこんな風。

参加年指定駐車場使用駐車場感想
2009年ドギーパークドギーパーク家族と一緒だったので,歩いていける距離で助かりました。ただ,砂利だったのが難点・・・。
2011年霊園富士急ハイランド前日の雨で霊園はぬかるみ。富士急は余裕があるのでそちらに停めさせてもらいました。会場まで4kmほどあり,ちょうどいいUPになりました。
2012年富士急ハイランド富士急ハイランド今年も富士急でGO。

去年は富士急ハイランドでした。

会場から緩い上りが4kmほどあるのですが,これがまたちょうどいいUPになり(足りないか?)ますし,駐車場は全面舗装だし,なかなかいい感じでした。

今年も富士急を使いますが,驚いたのはNoguさん。

なんと,会場(北麓公園)内の駐車場とのこと。

ローラー台とかできそうですねぇ。いいな~




「1時間15分」はどれくらい大変なことなのか・・・?

今回,恐れ多くも1時間15分なんていうタイムで申告してしまいましたが,そのタイム,速さがどの程度なのか,イマイチ実感できていません。

幸い,暇もありますので,いろんな数字で考えてみます。(その暇があるなら,練習しろよという意見もありますが・・・)



何%スピードアップすればいいの?

去年のタイム(1時間22分)から,どれだけスピードアップすればいいのかを単純に計算してみると,約9%(=82分÷75分)となります。

2011年実績①2012年目標②倍率(①÷②)
1時間22分33秒1時間15分00秒1.09倍 (9%)


すごいですよね,9%増量ですって。スナック菓子の期間限定増量みたい。

ちなみに,2009年(1時間29分)→2011年(1時間22分)でも,約9%のスピードアップでした。

もう1回,同じ分だけ成長すればいいんだな。わはは・・・。



ヤビツとの比較(単純に距離で)

毎回,ヤビツでは蛇行したり,直線的に走ったり,最短距離で走ってみたり,微妙に走行距離が違っていますが,およそ11.8kmと見てよいでしょう。

これに対してFHCは,公式で24kmとなっていますので,約2.12倍の距離があります。

ヤビツ①FHC②倍率(②÷①)
11.8km24.0km2.12倍


勾配差を全く無視して,単純にこの倍率で今年のヤビツ自己ベストタイム(40分12秒)を掛け算すると,1時間25分10秒となりました。

ありゃ? これでは昨年のタイムより遅くなってしまいます・・・



「本番効果」を考慮してみる

イベント本番では普段以上に頑張って好記録が出ることがあります。

事実,前回も前々回も,直前にやった試走よりかなりいい結果となっていました。

昨年のFHC試走と本番でどのくらい向上したのかを比較してみると,本番効果は7%もあることが判明しました。

FHC試走①FHC本番②本番効果(①÷②)
1時間28分42秒1時間22分33秒1.07 (7%)


そこで,先ほどの,ヤビツ自己ベストから計算した1時間25分10秒を-7%してみると,1時間19分03秒となりました。

だめだ,去年より3分しか縮まらない・・・

ま,ヤビツ自己ベストで8秒しかカイゼンされていないのだから,しょうがないですよね・・・。



半ば強引に目標達成!

今までの超精密検討(笑)では,「9%スピード上げろ」とか「頑張っても1時間19分03秒だよ」とか悲しいデータばかり。

そこで,半ば強引に目標達成して,モチベーションを上げることにしました(笑)


今までの検討では,単順に距離だけを扱っていて,勾配を無視していました。

ヤビツは区間によっては10%を超える激坂区間があったりしますが,FHCのスバルラインはきつくても8くらい%と,比較的なだらかな上り坂です。

そこで,「今年ヤビツで出せたパワーで,FHCでどれだけのタイムが出せるか」を計算してみます。

計算は,もちろん,例の簡易パワー計算手法です。

ヤビツ検証用ですが,もちろん,FHCでも使えます(^^)

ヤビツ検証用ですが,もちろん,FHCでも使えます(^^)



まず,ヤビツ自己ベスト時の平均パワーですが,コース距離や標高差(11.8km,682m),おいらの体重,身長,バイクの重さ,家族構成,ローン残高などのデータをぐるぐる計算すると,ヤビツ全区間の平均パワーは215Wとなります。

今度は,この215WでFHCの距離・標高差(25km,1255m)を走った場合のタイムを出してみると,1時間16分00秒となりました。


お~,あと1分だけ縮めればいいんじゃん! なんか,現実的な気がする!(^^)


さらに,例の「本番効果様(-7%)」に期待すると,1時間16分÷1.07=1時間11分1秒!!

いやぁ~,大量の時間を使いましたが(繰り返しですが,練習しなさい),ついに目標である1時間15分を余裕で切ることができました!!


ばんざ~い!! わっはっはは・・・,はは。




最後に,ちょっとマジメに簡易パワー計算

2011年のFHCでは,Edge705を使って1kmごとのラップデータを取っておきました。

そこで,例の簡易パワー計算をやってみました。

去年のFHC試走&本番のパワー計算結果。

去年のFHC試走&本番のパワー計算結果。


青い折れ線が本番,赤いのが試走時のパワーです。

本番のときのラップ23が飛びぬけて高い値(272W)になっていますが,これは集団走行(ドラフティング)となったおかげであり(46.1km/hも出ていました),実際にはこんな段階でこんなパワーを出せる余裕はありませんでした。

で,グラフ全体を見れば一目瞭然ですが,スタートからゴールに向けて,パワーが単調減少関数になっていることがわかります(涙) 出生率かなんかのグラフみたいですね。


スタート時は210Wくらいで走っているのですが,後半は185Wくらいまで下がってきています。

本番効果のおかげで,ほぼ全区間で試走時を上回っていますが,傾向(徐々に低下していく)はまったく同じです。

また,その傾向は試走時の方が顕著であり,スタートダッシュで飛ばしすぎると,後半,徐々に力を失っていくことがハッキリとわかります。

去年のEdgeデータ。前半飛ばしすぎで,心拍も落ちてきている・・・。

去年のEdgeデータ。前半飛ばしすぎで,心拍も落ちてきている・・・。

やっぱり,funride誌などで言われている「序盤は抑えてネ」は本当なのかな~。我慢できないんだなぁ,これが(笑)

明日の試走では,ちょっとだけ,序盤でセーブした走りをしてみます。

一緒に走るo-donくん,あとをついてくるがよい!


■「2012年」カテゴリー内の前後記事
2012年05月20日 | カテゴリ:  2012年 | ID: 10350
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