富士ヒルクライム2012参戦記(前日~レース直前)

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前日の会場付近。FHCじゃない日ものんびりポタしてみたい,いいところです(^^)

前日の会場付近。FHCじゃない日ものんびりポタしてみたい,いいところです(^^)

SONY NEX-5N + E18-55mm

すでに速報で,無事に生還できたことを報告していた富士ヒルクライム2012(FHC)。

例年だと,前日エントリー・当日朝・レース・下り・反省,リング到着などなど,小出しにしてネタを稼いでいた(笑)ところですが,FHC参加も3回目となってルーチン化されてきているところもあり,もう少しまとめてサラリと紹介していきたいと思います。

まず,第1回目は,前日エントリーからレース直前までの様子です。

前日エントリーは「ドギーパーク」から

昨年のFHCでは,直接,車でエントリーに行ったために大渋滞に巻き込まれるという失敗をしました。

5000人もの参加者(代理エントリーもできますが)が会場である北麓公園に集合するのですから,道路も駐車場も混雑して当たり前です。

あまり大々的にPRされていませんが,大会前日は北麓公園のほかに,近所の「ドギーパーク」の駐車場も無料開放されているので,今年はこちらに車を置いて自転車で会場に向かうことにしました。

会場までは5分で行けますし,さすがに自転車イベントだけあって,会場内を自転車を押しながら歩いていてもなんの問題も無いので,盗難の心配もありません。

また,もしどうしても手ぶらでいたいのであれば,会場内の体育館で預かってもらえるので,こちらを利用するのも良いでしょう。

ブース周りのまえに,まずはエントリーを済ませてしまいましょう。<br />といっても,当選ハガキ(?)を見せるだけで,1分で終わります。

ブース周りのまえに,まずはエントリーを済ませてしまいましょう。
といっても,当選ハガキ(?)を見せるだけで,1分で終わります。

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会場では何人もの方に「フォトポタ日記見ていますよ!」とか握手を求められたり(!)してしまいました。

これだけたくさんの自転車が集まる中では,決して目を引くような自転車ではないし(白黒カラーだし),運転手も普通のおじさんなのですが,どこで気づいていただけるのか,驚くやら嬉しいやら(^^)

よせばいいのにLOOKのブースに立ち寄って物欲と戦ったりしながら,30分ほどで会場を後にし,近所を足慣らしで走り回りました。

レース本番では気が付きにくいですが,北麓公園の周辺は,丸一日ポタリングしてもいいくらい,緑深い爽やかな風景と,手ごろな勾配の坂に囲まれています。

おぉ,ほんのちょっとだけど,富士山が見えてきた!(^^) あそこまで登るのか~

おぉ,ほんのちょっとだけど,富士山が見えてきた!(^^) あそこまで登るのか~

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明日はココから男たちの(女たちも)の戦いが始まるのダ。

明日はココから男たちの(女たちも)の戦いが始まるのダ。

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結局,時間にして約1時間,10kmほどあちこち走り回って,ドギーパークに戻ったのでありました(そう,ここでも「見てますよ!」とお声をかけていただきました♪)


前泊 in 山中湖半

昨年に続き,今年もNoguさんのおはからいで,山中湖半に格安(だけど豪華)なホテルを用意していただけました。

今年も,Noguさんのおかげで,立派なホテルでのんびりと過ごすことができました。

今年も,Noguさんのおかげで,立派なホテルでのんびりと過ごすことができました。

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今回は,Noguさんと友人の皆さん(panpanさんや部長,ucchannさん,キューマルさんたち)に,例の「ヤビツ36分男」のo-donくんも入れて,合計9人での宿泊です。

昨年同様,ucchannさん達3人は「レースはもう始まっているんだ」と笑いながら夜9時過ぎにご就寝。

おいらも入れて,残る6人は隣の部屋で23時ごろまで自転車談義。

6人中3人がBHに乗っているという,異常なほど高いBH率に盛り上がり(3人ともヤビツ40分切り),おいらとNoguさんは,せこくサプリメントでタイムを稼ぐ技なんかを話していました(笑)


何を着ていくかで大いに悩むおじさんたち

前夜の話題で一番盛り上がった(?)のは,「本番で何を着ていくか?」でした。

夜9時の段階での天気予報は,「深夜3時ごろから正午まで雨」という,レース開催を妨害しているとしか思えない予報。

大会に参加した全員が悩んだと思うのですが,ウェアの選択が難しかったのは,3つの場面を想定しなければいけなかったためです。

【場面1】会場到着~スタートまで
公式には,選手整列は朝6時。各自のスタート時刻までは1時間ほどの待ち時間があります。もし,土砂降りの天気だとしたら,適切な雨対策ウェアを着込んでなければカラダはコチコチに冷え固まってしまうでしょう。最低でもカッパが必要ですし,可能であれば,シューズカバーも欲しいところです。
【場面2】レース本番
レースがスタートしてしまえば,すぐにカラダは猛烈に熱くなりますので,たとえ雨が降っていたとしても,【場面1】で着込んだ雨対策ウェアは絶対に脱がなければなりません。カッパ着込んでヒルクライムなんて,サウナで1時間半の運動をするようなものですから・・・
【場面3】地獄の雨中下山
言うまでもないですが,いつもバカ寒いです(泣) 普段でも十分寒いのに,雨中の24kmダウンヒルなんて想像しただけで凍り付いてしまいそうです。なので,この場面では,手持ちのウェアを総動員して,最高度の防寒体制を作る必要があります。

こんな風に,「レースの前後だけ防寒・防水が必要で,レース本番は薄着じゃなきゃ駄目」というのが悩みを深めてしまうのです。

場面1と3用に,二組の防寒・防水ウェアを用意すればいいのですが,普通,そんなに持っていないですよね・・・。

というわけで,ふと話題が途切れると
「ねぇ~,あした何着ていく?♪」
という,結婚式や合コン前の女子トークに戻ってしまうおじさん達なのでありました。

う~,何時になっても,着ていく服がきまらない~。

う~,何時になっても,着ていく服がきまらない~。

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結局,答えは「明日の朝,下山用荷物を預けるまでに考えよう」ということになりました。

もうひとつの案としては,最初から場面1用に使い捨てのカッパを用意しておけばよかったんだなぁ~。来年といわず,来週にでも100均で買っておくことにします。


当日:下山用荷物預けは一番最初に

去年同様,下山用品は自転車で会場に行く前に預けてしまいました。

指定駐車場は富士急ハイランドだったので,宿から向かう途中,会場によってひょいっと預けて完了です(このお手軽ブリは昨年記事をご参照ください)。

肝心の本番ウェアですが,なんと奇跡的に雨がやみ薄日さえ差し始めていたのです。

おぉぉぉ~,富士山がちょっと顔だしているよ! 神は我を見捨てなかった(おーばー)

おぉぉぉ~,富士山がちょっと顔だしているよ! 神は我を見捨てなかった(おーばー)

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こうなると,場面1用に防寒・防水ウェアを残しておく必要がありませんから,持ってきたすべてのウェアを下山用のドイターにつめ,専用袋に入れて預けてしまいました。

前夜の悩みはいったい・・・(笑)

下山用荷物は,通りからゲートを通ってすぐ横にあります。さ,あとはのんびりウォームアップだ!

下山用荷物は,通りからゲートを通ってすぐ横にあります。さ,あとはのんびりウォームアップだ!

SONY NEX-5N + E18-55mm

荷物を預けたあとは,もう急ぐことは何も無いので,指定駐車場で自転車を組み立て,近所を走ってアップしたりすることができます。

ただ,今年はいくらなんでも,ゆっくりしすぎてしまいました。

3本ローラーで猛練習するo-donくん。あの~,もうそろそろ会場に行った方が・・・?

3本ローラーで猛練習するo-donくん。あの~,もうそろそろ会場に行った方が・・・?

SONY NEX-5N + E18-55mm

荷物を預けたのが5時,指定駐車場(富士急ハイランド)に着いたのが5時45分ごろだったのですが,そこから,ず~っとローラー台(o-donくん),近所周回(おいら)をしていたおかげで,会場に到着したのは,6時45分。

いつになく,キリッとした感じの595。 今日は頼むぜよ!

いつになく,キリッとした感じの595。 今日は頼むぜよ!

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すっかり,おくつろぎの本人。 教えてあげたい,「急いだ方がいいぞ」って。

すっかり,おくつろぎの本人。 教えてあげたい,「急いだ方がいいぞ」って。

SONY DSC-TX10

げっ,スタートまで30分切っているジャン!!

いろんな人に会いたいところなのに,探す暇も無い~。Noguさんどこ~? tacoさん~,panpanさん~,ayumiさん~,うめさん~,Popuさん~,りょうさん~,SHIGEさんも~・・・。


超ギリギリでスタートラインに

前述のとおり,あまりにもゆっくりしすぎたため,会場に到着したのはスタート前30分。

いくら,荷物を先に預けてあるとはいえ,この段階でやるべきことは意外とたくさんあります。

  1. 自分のスタート枠のエリア内に自転車を横たわらせる
  2. ジェル飲料などの最後の補給をする
  3. 可能なら最後の軽量化をする(笑)
  4. サイコンのコースデータを読み込み,バーチャルトレーナーを起動する
  5. ウェア類の最終チェック(シューズベルクロ,レギンスたるみ,メットなど)
  6. デジカメのチェック(今年は車載なんです♪)

さらに,この,スタート前の1時間くらいが,多くの方と話したり知り合ったりする絶好のチャンスなのに,あまりに忙しくて誰も探せません(涙)

どひ~,誰も見つけられない~! その前に,バイクはどこに置けば・・・。

どひ~,誰も見つけられない~! その前に,バイクはどこに置けば・・・。

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特に大変だったのが,1.の自転車置き。

会場には5000台以上の自転車が並びますので,自分のスタート枠を見つけ,さらにその枠内に自転車を横たわらせるのは結構大変。

多くの方の自転車をまたいで移動することになり,本当にヒヤヒヤものでした(転んだらアウトですもんね・・・)。

これは,本当に深く反省しています。もっと余裕を持って,行かないと駄目ですね・・・。

わ~,みんな準備万端じゃん! まだサイコンの準備もできてないよ~。

わ~,みんな準備万端じゃん! まだサイコンの準備もできてないよ~。

SONY DSC-TX10

そして,会場内荷物預かりサービスに手荷物を預けたところで,「第3ウェーブスタートまであと2分です」とのアナウンスが。

そう,今年は超サバ読んで第3ウェーブスタートしていたのでした。 げは~,走れ~

自分の自転車に辿り着いたら,すぐに「スタート!」とのこと。

ひぇ~,Edgeのバーチャルトレーナーすらセットアップしてないよぅ。あぅ~,シューズのバックルも~。レギンスがずり落ちてる~(涙)

超余裕のはずが,超バタバタ,波乱万丈のスタートになってしまいました。

大丈夫かいな・・・。

(今年は車載固定なので,動画が撮れるのです♪)

■「2012年」カテゴリー内の前後記事
2012年06月06日 | カテゴリ:  2012年 | ID: 10370
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