フレームの傷は名誉の傷(?) OSTRICHの輪行袋「L-100」
前回の洗車記事の中で,「LGS RHC号には磨き傷なんて無いよ~」と威張っていましたが,実は「こすった傷」はあちこちにあります。
洗車もしていないし,立ちゴケしたこともないのに,なぜに傷が......?
気に入った点
- なんといっても軽い!(200gちょい)
- 小さいのでボトルケージに入る
イマイチな点
- 内部に仕切りがないので,ホイールとフレームが接触しやすい
- 別途,「フロントフォーク保護具」と「リアエンド保護具」を用意する必要がある
それは,「輪行」したときの傷です。
去年の7月に富士山一周したときに初めて輪行デビューしたのですが,その便利さと,いつダメになっても電車で帰れる安心感に惹かれてしまい,ちょっと遠出するときには,輪行することを前提に計画するようにしてしまいます。
おいらが愛用している輪行袋はOSTRICHの『軽量輪行袋L100』というもの。とても薄い生地(ナイロン)で作られているため,畳むと500ccのペットボトルとほぼ同じ大きさになり,ボトルケージに入れて簡単に運ぶことができます。重量も200g少ししかありません。
もともとは,室内保管する際にチビ達からの攻撃から守るために買ったのですが,このコンパクトさがすっかり気に入って,あちこち出かけるときには必ず持っていっています。
しかし,L100にはコンパクトゆえの欠点もあります。ホイールを入れる中仕切りが無いのです。
輪行するときは,フレームの左右にホイールを置いて挟むようにして組み上げるのですが,当然,リムやスポークがフレームと干渉することになります。
そのままでは本当に傷だらけになってしまうので,タオルや軍手,フレームカバーをあてて傷が付かないようにしてあげる必要があります。しかし,毎回,そうやって傷が付かないように気を配っているのですが,なかなか完璧に防ぐことができません。
今まで,「あぁ,また傷が増えた...」「下手だなぁ」「輪行やめようかなぁ」とか思ったこともあったのですが,今月号の,なんかの雑誌に載っていた輪行特集(この時期はどの雑誌もやりますね)に,「どうやってもある程度の傷は覚悟。傷の数は思い出の数と思おう!」というようなセリフがありました。
おぉ,神よ!(超おーばー) あなたのおっしゃるとおりです。
こんな小さな傷が付いたからって,走れなくなるわけではないし,見た目も誰も気が付きません。
むしろ,「あぁ,コレは伊東で付けた傷だ」「こっちは,超やる気無しの三浦ポタだ」という具合に,色んな傷に思い出を重ねた方が楽しそう。
もともと,LGS RHC号はフレームが白なので,適当なタッチペンですぐに修復することができますし,でっかい傷だって,そのままだっていいし,knogでも付けておけば気が付きません(笑)
てなわけで,今年の夏も,新たな傷を付けるべく(いや,やっぱり少ない方がいいんだけど),電車に乗って,遠くまで輪行してきましょう!!
(追伸)
あ,いけね。会社の人に「輪行袋どれがいいか記事載せてよ」と言われてたんだっけ。
おいらとしては,上記のように,「思い出傷」におおらかになったので,L100で十分と思っています。だけどやっぱり傷が気になる場合には,同じOSTRICHの『ロード220』のように,中仕切りがあった方が安心です(それでも完璧ではないようですが)
また,L100だと,最低でも「リアエンド保護金具」と「フロントフォーク保護具」を別に用意する必要があります。それ以外にもフレームカバーまで入れると,意外とお高い買い物だったりするので悩みどころです......。お役に立てなくて,ごめんなさい~
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