馬鹿力で失ってしまったモノと得られた知識
日曜日の朝練で,シートクランプのボルトをぶっ壊してしまいました(涙) なぜ,そんなことになってしまったのかと言うと......。
やっちゃったこと/span>
- シートクランプのボルトを締めすぎて破断
学んだこと
- ボルトは締めすぎると破断する
- 目いっぱい下がったサドルで走るのはものすごくツライ
- スピード出ない,ケツが痛い,格好悪い
来月の会社の人達とのツーリングに備え,少しだけ,「走り込み」をしてみようかとR134を走っていました。
5kmほど走ったところで,ちょっとだけシート位置が低い気がしてきました。いつもは,BB~シートてっぺんで81cm71cm(全部,10cm多めに書いていました。修正です)なのですが,72cmくらいに上げてみました。
すると,今度は高すぎる気がするので,今度は中を取って71.5cmくらいにしてみたときです。ボルトに力を掛けすぎ,あっさりとポキンしてしまいました。
たった一本のネジなのですが,これがダメだと,シートの固定は一切できず,71.5cmどころか,70cmくらいになってしまいます。
ちょっと乗ってみたのですが,あまりのシートの低さに,どうにもまともに走ることができないため,朝練を諦めて家に帰ることにしました。
しかし,家までのたった5kmほどの距離はとてつもなく困難な道のりでした(おーばー?)
- ケツが痛い!!!
- ママチャリに乗るおばちゃまのように,どっかりとシートに腰掛けることになるので,全体重がケツに集中します。しかも,あまりに低い姿勢のため,ケツへの荷重を一時的にも減らすことができず,段差の衝撃もモロに受けます。家に着いたときには,まるで100km走ったかのようにケツが痛くなっていました(涙)
- スピードが出ない
- 普段よりも10cm以上も低いシートですから,こち亀の両さんのように超ガニマタで漕ぐことになります。普段は,30~35km/hが巡航速度のはずなのに,どんなにがんばっても25km/hがいいところでした。
- 超格好悪い!
- ロードバイクに乗っていると,シート位置が高いことから視点も高く,とても気分良く走ることができます。ところが,ここまでシート位置が低いと,感覚的には子どもの三輪車に乗っているような屈辱的な気分。やたらとキメたウェアやヘルメットの割には中高生にジャンジャン抜かれるし......。
一番よく分かったのは,ロードバイクが速いのは,重量が軽かったり,剛性がどうのこうの言う前に,とにかく「乗車姿勢が高速走行に適しているから」ということが分かりました。
プリンスに乗ろうが,SUPER SIXに乗ろうが,シートポストのボルトが無ければ,たぶん,LGS RHC号でも勝てます(笑)
で,壊れたシートクランプの方ですが,折れたボルトが中で詰まっていてどうにもならないので,ちょうど1ヶ月ほど前に購入してあったシートクランプに交換です。
いつかはカーボンシートポストにしてみたいな,と思って買っておいた,KCNCの「ROAD LITE」(楽天最安値検索)という,軽量クランプです。
7075アルミで14g,応力集中を防止するため,スリットが斜めに切ってあります。
はっきり言って,もともとのルイガノ純正品はかなりアヤシイ作りをしていて,いつ壊れてもおかしくない感じでした。なので,KCNCのを買っておいたのですが,まさかボルトがポキンしてしまうとは思いませんでした。
馬鹿力は気を付けなきゃいけないな,と思いつつ,ツーリング先でならなくて良かった(!)と,ほっと胸をなで下ろしつつ,71.5cmに再調整するのでありました。
最後に,今日のタイトルに戻ると,失ったモノはシートクランプ,得た知識はロードバイクの高速性能のヒミツでした。いやぁ,勉強になったなぁ。
(^^)
- 【2009.01.25修正】
- シート高さが全部10cm高めに書いてありました。おいらの股下は80cmしかないのに,BB~シートが81cmもあったら漕げませんって。見栄ではないですヨ,ちょっとした手違いです♪ そう,手違いです!
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