富士ヒルクライム2011参戦記(下山・まとめ編)
五号目に着いたぞ~! 今日は雲の上だ(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar2011富士ヒルクライム参戦記,最終回は下山の様子と今後の課題についてまとめたいと思います。
楽しかった富士ヒルクライム&振り返りも今日でおしまいです(^^)/~
五合目にて
五合目に着いたヒルクライマー達(なんか,カッコいい響き♪)が,最初にすべきことは,自分の下山荷物を探すことです。
例年のことですが、大量に並べられた枕のような下山用品群の中から自分の荷物を探すのは大変な作業です。
なんせ,まったく同じ袋が無数に転がっているのですから,5000頭の柴犬の群の中で自分の柴犬を探すような感じです(違うか・・・)
これは2年前のときの写真ですが,今年もこんな感じでした。
RICOH GX100それに・・・、本当に疲れていました。
Noguさんご一行や、Shiroさんご一行(MATSUさん、SHIGEさん)を探さなければいけないのですが、ロクに歩くこともできず、地面にへたっていました。
そこに、しらかっぱさんが現れ、お互いの健闘をたたえ,写真を撮ったりしているうちに元気が出てきました。そして,下山に向けて一緒に歩いていたところ、Noguさん夫妻&panpanさんと無事に合流できました(しらかっぱさんの視力にびっくり)。
2年前と同じようにソフトクリームを食べ、2年前と同じように草餅を食べてお茶を飲み、そして、2年前と同じように草餅を買って下山の列に並びました。
やっぱり,これが無いとね!(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarやっぱり,これも無いとね!(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
長~い下山
本当にありがたいことに、この日は雨もなく、また、寒くもない、絶好の下山日和(笑)。
それでも寒がりのおいらは、下記装備を追加装着し、24kmもの長いダウンヒルに臨みました。
- 冬用ネックゲーター
- モンベル ジオライン3Dシャツ
- ルコック 山岳賞(笑)ウィンドブレーカー
- パール 冬用タイツ
- モンベル 冬用グローブ+手術手袋
下山の列は長く,だらだらと平坦区間を進み,本格的なダウンヒルが始まるのは平坦区間の先からです。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarで、長い渋滞の後、ダウンヒルが始まると、やはりみなさん速い!
おいらは、ダウンヒルが非常に苦手なこともあり、だいたい40km/h以内に押さえて下りましたが、すぐ横を60km/hくらいでどんどん抜かれていきます。
下山渋滞で「フォトポタ見てますよ」と声をかけていただいた方と,いろんな自転車話をしながら,のんび~り下り続けました。
結局、料金所までの間、上りで抜いたのと同じくらいの人数(100人くらい?)に抜かれてしまいました(笑)
カーボンホイールということで、若干、気にはなりましたが、この程度のへなちょこブレーキングでおかしくなるようでは、ツールで戦えるわけがありません。
下山後にチェックしてみましたが、ホイールもシューもなんの変化もありませんでした(^^)
いや~,長かったな~! ジャスト1時間でゴール!
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarそして、最後はやっぱり吉田うどんを食べて、おいらの2011年富士ヒルクライムは終わりを告げました。
無事に帰ってきたよ~(^^) ありがとう,富士山!
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarいや、家に無事帰るまでが富士ヒルです(笑)
途中、あまりの眠さに東名のPAで1時間も仮眠してしまいました。ダウンヒルも苦手ですが、車の運転はもっと苦手です(笑)
ようやく、反省してみる
とりあえずは、1時間25分切りの目標は達成できた今年の富士ヒルクライム。
が,このタイムでは2年前と同じ「ブロンズ」です。
上のクラスである「シルバー」は,脅威の1時間15分未満となっています。無謀にもここを狙うために,今年の走りを反省してみました。
実力よりもちょい上のクラスでスタートを!
ヤビツで自己ベスト(40分20秒)を出したときもそうですが、おいらは、周囲に速い人がいた方が好タイムになるタイプです(みんなそうか・・・)
前回は2時間申告で結果は1時間29分。
追い抜きがすごく大変だった反省から,今年は1時間30分で申告したのですが,それでも,「ずっと抜き続けている」走りになってしまいました。
5000番台スタート! 動き出すのはいつやねん? (計測はスバルラインに入ってからなので大丈夫です)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessarいっそのこと,1時間15分くらいで申請し,周りに引っ張っていってもらったほうがいいと感じました。
負けず嫌いなので,1合目までにオーバーペースでへたれてしまうリスクもありますが・・・。(^^;)
10速ギアは全然使いこなせていない
2年前の時は9速のTIAGRAでした。
今回は10速のDURA-ACEで,直前まで12-27Tにするか12-25Tにするかで悩んでいたりしました。
25Tに比べて27Tはワイドになるので,一段あたりの差が少し広がってしまうのですが,正直言って,そんなにデリケートな走りじゃありませんでした・・・。
勾配がきつい区間は21Tや24T(たまに27Tも)を使っていましたが,緩斜面区間に入る手前から,一気に3~4枚ほど重くしてダンシングしていました。
で,勾配がきつくなると3~4枚も重くする,の繰り返し。
あまりに雑なシフティングです(笑)
17Tや19Tの出番はほとんど無かったのではないかと思われます。
我が家の家宝,DURA-ACEの10速スプロケット(12-27T)
Nikon D90 + Nikkor 35mm F2Dまた,軽くするとき(引っ張り側)はまだいいのですが,重くするとき(リリース側)は,2~3段もまとめてシフトすると,「ガコッ」といきますから,膝に衝撃がきます。
これじゃぁ,「9速」よりも細かいギア選択ができる「10速」なんて,完全に宝の持ち腐れです。
もうちょっと,こまめなシフティングで脚への負担を減らしてあげる必要がありそうです。ヤビツでトレーニングだなぁ(^^)
やっぱり,練習だなぁ
今年は(も),なぜか5月になってからガングリオンが再発し,走行距離はがた落ちしていました。
大会直前になって,ガングリオン治療の秘孔を発見したおかげで,痛みはまったく無い状態で大会に臨むことができましたが,そもそも筋トレが足りなさすぎです。
今回は,機材更新(2kgも軽いし)やペース配分などの工夫でなんとかタイムは伸びてきましたが,ここから先は,本当に地力がないと駄目な気がします。
「ここで踏ん張らねば!」というときに,脚力が着いてこなくて置いていかれるのは,本当に寂しい限り。
当たり前のことですが,3~6月までの地道な走り込みが必要と痛感しています。
アナタハカミヲシンジマスカ? もう少し,この人の言うことを聞いて,練習にはげもう!(^^)
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar
(補足)
レース後,温めるのをサボっていたら,木曜日に激痛が復活してしまいました(歩けません)。ちょっと気を抜くとすぐに爆発するガングリオン爆弾。で,温めたら,また痛みが引きつつあります。油断禁物です。
朝食&ドリンクはちょうどいい感じ(^^)
おいらは,食べてから運動をすると,ほぼ間違いなく腹を壊したり,戻したりしてしまいます。
なので,日ごろの朝ポタも,朝5時に起きたら何も食べないで走り,鎌倉一周30kmを走り終わった頃に,ご褒美のドラ焼きを食べています(あ~,シアワセ)。
今回の富士ヒルクライムの朝食&ドリンクはこんな感じでした。
- 【朝食:5時ごろ】
- ホテルから会場に向かうまでの車中で,ジェル系食料を二つ食べました。アミノバイタルとウィダーイン。さらに,富士急の駐車場でおにぎりを1個。合計で600kcalくらいでしょうか。おにぎりは,ちょっと食べづらかったので,バナナでも良かったかもしれません。
- 【ドリンク】
- 前回大会と同様,750ccのボトルにCCDを2袋(1リットル分)。ちょっと濃いですが,全部飲み干せば160×2=320kcal分のエネルギー補給にもなります。実際には,200ccほど残りましたので,500ccで十分のようです。でも,今年は曇り空でしたから,晴れることも考えれば,保険で750cc入れていくのが,おいらの場合はベストかな?
ドリンクは,せこい軽量化を考えて,500ccボトルも用意しておいたのですが,やっぱり,途中での燃料切れを恐れて,750ccボトルで望みました。
まぁ,車体が250gほどみみっちく軽量化しても,飲み物の残量にビクビクしながら走っているようでは,本末転倒なので,来年も750ccで行きましょう。
終わりに
直前に悪化した左脚ガングリオンや,雨の天気予報により,やる気はほぼゼロになってしまっていた,今年の富士ヒルクライム。
しかし,直前になって脚は復活し,天気は回復。最高のコンディションで楽しむことができました。
Noguさんを始めとした皆さんと前夜を過ごすことで,緊張も和らぎましたし,SHIGEさんのテルテル坊主のおかげで天候も回復しました(^^)
また来年くるからね~!!
RICOH GX100 + Carl Zeiss Vario-Tessarそして,今年もフォトポタ日記上で多くの皆さんの応援をいただき,また,実際に会場では多くの方に声をかけていただきました。本当にありがとうございました!!m(_ _)m
最後に,塾や仕事のために家に残り,「パパだけずるい!」とブーたれながらも,無事に帰ってくることを祈っていてくれた家族に感謝して,2011年富士ヒルクライム参戦記はおしまいです。
来年も,また,Climb Japan!!
来年も山岳王を目指そう!(笑) む? すぐ後ろにも山岳賞ジャージが・・・。
Sony DSC-TX10 + Carl Zeiss Vario-Tessar(2011.6.18 梅雨の図書館にて)
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